desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

「血界戦線 Back 2 Back -深夜大戦-」第1回、第2回感想 

超・超久しぶりに『血界戦線』雑誌掲載分の感想のようなもの更新です!!

最近のtwitterへのつぶやきの内容からもう『血界…』への興味は薄れたんだろうかと思われそうですが、実はそんな事はありません!

雑誌発売前はソワソワするし、今年はアニメの2期もあるし、静かにはしてますが実は内心ドキドキしています。
特に、2017年冬号のラストの見開きを観た時から…。


そんなわけで、いささか箇条書き気味ですが、今の感想をちょこっとだけ書いておこうと思います。


テーマ : 血界戦線 - ジャンル : アニメ・コミック



『鉄血のオルフェンズ』最終回 

・約2年。
ずっと見続けてきた『鉄血のオルフェンズ』が今日最終回を迎えました。

底辺から駆け上がっていった1期目と違い、2期目の展開はある意味登りつめた「鉄華団」の転落を描く物語でもあったので観ていて非常に辛く、特にこの1、2ヶ月ぐらいの展開は主要キャラクターが次々抜けていったこともあって、本当に観ていてしんどかった…。

だから昨日まではもう嫌だな~見るの怖いな~と思ってたんですが、今日、最終回を観終わった後、やけにスッキリした気分になっている私がいました。

勿論、ハッピーエンドとは言い難いです。
オルガどころか、三日月まで命を落とし、事件が終わった後、鉄華団の子供達の名前は殆どの人間に記憶されずに終わるという結末は、虚しさを感じさせるものではありました。
更に、マクギリスが目指したギャラルホルンの改革も宿敵だったラスタル・エリオンの手によってなされたというのもいかにも皮肉です。

しかし、結果論に過ぎないかもしれませんが、マクギリスや鉄華団がいなければ、最終回で描かれた世界は来なかったかもしれないし、きてもずっと遠い未来だったのかもしれません。

ラスタルがこの事件が無かったら果たして改革に手をつけたかというと、極めて怪しいと思います。
このマクギリスの事件を早期に解決に導いた事でギャラルホルンの汚名はを晴らしたものの、セブンスターズは多くの当主を失い七家は求心力を失った。
下手をすれば再び混乱が起こりそうな事態を収拾しなければいけなかったからこそ、天性のバランサーであるラスタルは安定をもたらすために改革に舵を切ったのでしょう。

だから、もしマクギリスが事件を起こさなければ、ここまで急スピードで改革は為されず、クーデリアの存在の大きさもクローズアップされなかったかもしれません(勿論、マクギリスが事件を起こさなければオルガや三日月たちがあのような運命を辿ることも無かったんでしょうが…)。

そして、三日月と昭弘のあの最後のあがきがあったからこそ鉄華団の多くの人間が生き残ることができた。
最終回で描かれた彼らの姿は(ライドの辿った運命が影を落とすものの)おおむね幸福そうで、亡くなった者たちに命を託された彼らは多くの事を学び、より良い世界を作る為に生きているようにみえました。

死んでいった者たちはただ、虚しく命を落としていったのでは無い。
最大限残せるものを残す事ができた。

そして多くの人は忘れても、鉄華団と命をかけて戦った者たちや、家族のように接してきた者たちは、彼らが単なる「大義の無い戦闘狂の傭兵集団」では無い事を知っている。
それを知る者たちが、世界をまわしていくのだとしたら、世界は良くなっていくのかもしれない。そう思わせる結末でした。


展開に迂遠な部分があったと思うし、少し感覚的に破綻を感じる部分も無きにしもあらずなんですが、これまでの彼らの戦いがこの幸福を内包した結末にたどり着くまでのものだったんだとしたら、私としては納得かな~なんて思ったりしています。

贅沢を言うならばできれば、三日月にもこの「未来」にたどり着いて欲しかったんですけどね…。
でも、ずっと気になっていた『三日月はオルガと目指した「場所」にたどり着く事ができるのか?」という事について、答えが示されたので(あの瞬間だったというのは辛い事だったんですが)、これはこれで救いだったかな、と今は思います。

うん、でも、三日月にもオルガにも当たり前の「幸福」を掴んで欲しかったという思いは変わらないのですが…。


・何はともあれ、孤児たちの物語は幕を下ろしました。

間休みを挟んだとはいえ、久しぶりに1年視聴し続けたアニメ。
今思えば話を深読みしすぎて今見ると恥ずかしくなるツイートいっぱいしたりしてたな~(笑)

正直物語の展開の仕方や、その結末、ガンダムというブランド的には賛否両論絶対出るアニメだと思います。
でも、私自身は『血界戦線』以外で久しぶりに毎週の放送が(苦しくも)楽しみだったアニメでした。

ドキドキしながら観てた番組は終わってしまうってやっぱり寂しい…。




[ 2017/04/02 20:43 ] 映画・TVのこと | TB(0) | CM(0)

2017年3月の読書メーターまとめ 

・2017年3月の読書メーターまとめです。

今月は7冊。
最近『ウルトラマンオーブ』にドはまりしてウルトラ関連の動画を見まくってるので割と読書に割く時間は減ってると思うんですが、漫画込みとはいえいつも忙しい3月にしては読めた方。このまま調子を取り戻していきたい…。ブログの方もそろそろ再開したい…。
今月は「ジャンプSQ.クラウン」の発売もありますしね~♪

・今月は『憂国のモリアーティ』や『ゴールデンカムイ』など予め読もうと思っていた本がほとんどなのですが、そんな中で衝動的に読み始めた『ウルトラマン超闘士激伝』が大当たりでした。

鎧を着たウルトラマンがバトルする児童誌連載の漫画…なんですが…王道の少年誌的な熱さが自分のツボにずっぽりはまってついつい、全巻一気買いを…(今回かけた感想は2巻までですが)
本の整理が追いついてないというのにアレですが後悔はしていません!!
現在WEB連載中の新章もいい(兎に角、主人公のメビウスがかっこいい&可愛いのですよ…)

・4月は3月より忙しくなりそうですが、取りあえず小説を何冊か読みたい。
そしてあったかくなったら本格的に本の整理にかかりたいですね。

3月の読書メーター
読んだ本の数:7
読んだページ数:1721
ナイス数:90

3月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:1721ナイス数:90憂国のモリアーティ 2 (ジャンプコミックス)憂国のモリアーティ 2 (ジャンプコミックス)感想自らの求める理想の世界を実現する為に、ロンドンを“劇場”とし、人々の目を覚まさせる「犯罪」を重ねるモリアーティ。その恐ろしい計画を看破できるかもしれない鋭い洞察力を持つ男、シャーロック・ホームズが登場する第2巻。人心を掌握し、街に「劇」を動かす「役者」を次々生み出していくモリアーティの行動はその動機が純粋故に恐ろしい。一方、ライバルとなるホームズはまだまだ駆け出しの様子。モリアーティは彼も自らの劇の「探偵」役として舞台に上げようとしているようですが、単純に彼の思い通りになるキャラクターではなさそう。読了日:03月14日 著者:三好 輝


ウルトラマン超闘士激伝完全版 1 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)ウルトラマン超闘士激伝完全版 1 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)感想WEB連載中の続編が面白いので読み始める。もともとはカードダス、ガシャポンを中心とした玩具企画から始まり、当時流行した「ドラゴンボール」や「聖闘士星矢」などのバトル要素を取り込んだウルトラマンが主役の児童誌連載の漫画なんですが、非常に熱く面白い!単に「有名キャラクターを借りてきてバトルをしている漫画」に留まっていないのが良い。SDデザインのキャラも可愛い(等身はだんだん延びていきますが…)この巻で武闘会を裏から操った黒幕がその目的を明らかにする所で終了。続きも是非読みます!読了日:03月19日 著者:栗原仁 瑳川竜


文庫版 書楼弔堂 破暁 (集英社文庫)文庫版 書楼弔堂 破暁 (集英社文庫)感想読書のペースがそんなに早いわけではないのに本を集める悪癖というべき癖がある。ただただ自身の興味を満足させるためというのが主な理由ですが、もしかしたら自分にも「自分のためだけの1冊」を捜している部分があるかもしれない…。書楼弔堂の主人は本という名の「墓」の守人であり、縁結び人。めまぐるしく変化する時代に迷う人々に探し求める「一冊」を提供する。彼のような人に逢って縁付けて欲しいような気もするし、自ら探しだしたような気もするし…。読了日:03月21日 著者:京極 夏彦


ゼロとまめのき: ジャックとまめのき より (ウルトラかいじゅう絵本 せかい名作童話編)ゼロとまめのき: ジャックとまめのき より (ウルトラかいじゅう絵本 せかい名作童話編)感想「ジャックとまめのき」を下敷きとしたウルトラかいじゅう絵本。巨大な豆の木を登って天のお城に行くという話の大きな筋は踏襲してますが、細部は本歌と違う部分も。ただ登場人物が登場人物だけに空へ登っていく話についてはどうしても「この人たち飛べるんじゃ…」という思いが付いて回る(笑)聞いてる子供らが突っ込んでくるまでは私も何も言わないようにしてますが…。あと、ウルトラマンに関する知識が増え始めてる現在、せっかくゼロがジャックなんだからお姫様はユリアンじゃなくてエメラナ姫がよかったな~と思ったり思わなかったり。読了日:03月25日 著者:ごとう まさる


ゴールデンカムイ 10 (ヤングジャンプコミックス)ゴールデンカムイ 10 (ヤングジャンプコミックス)感想第七師団に捕まった白石奪還作戦が決行される第10巻。巻を重ねても続くシリアスな場面の得も言われぬ緊張感と、絶妙なギャグシーン。そのバランスが良いからこそバイオレンスな場面があってもド変態が登場しても読んでいられる…ような気がする。表紙が再び杉元だった事もあってか、何となく一つの節目を感じさせる巻でした。生き残って帰っても戦争から抜け出せない鶴見とその部下達、そして杉元。アシリパに語った杉元の本心が切ない。そして、杉元の心を揺さぶるアシリパの言葉が胸を突く。果たしてアシリパとの干し柿の約束は守られるのか…。読了日:03月28日 著者:野田 サトル


ウルトラマン超闘士激伝完全版 2 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)ウルトラマン超闘士激伝完全版 2 (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)感想闘争の血は持つが流す涙を持たぬメフィラス大魔王に勇気と友情で立ち向かうウルトラ戦士たち。ウルトラの星を壊滅寸前まで追い込んだメフィラスとの戦いとまたもや陰謀渦巻く第2回銀河最強武闘会が開催されるまでが描かれる第2巻。メインは最強の名にふさわしいウルトラマン対メフィラスの戦いですが四天王と対峙するウルトラ戦士たちにも見せ場あり。クールに見えて実は熱い男のGがかっこいい!第2回武闘会では遂にマン、セブン以外も怪獣も闘士に。フェアな雰囲気の中、あのメフィラスも現れて波乱の予感…どころか主催者が既に怪しい(笑)読了日:03月28日 著者:栗原仁 瑳川竜


鬼平犯科帳〈2〉 (文春文庫)鬼平犯科帳〈2〉 (文春文庫)感想人にはその人の今を形作る過去がある。時に過去に抗い、時に負け、人生を大きく変える者たちがいる。善良な人間にも魔が差す瞬間があるし、悪人にも善行を為したくなる時がある…。『鬼平』は捕り物話としての面白さは勿論の事、様々な善人、悪人たちの人としてのありようが描かれている事に読みごたえを感じます。この巻は鬼平や女たちを散々苦しめた「妖盗葵小僧」が印象深いですが、同心・木村忠吾がメインの2編が良い。全然同心らしくない。女性方面の欲望に忠実。でも何となく憎めない忠吾のキャラクターには何となく癒されます読了日:03月31日 著者:池波 正太郎


読書メーター

テーマ : 最近読んだ本 - ジャンル : 本・雑誌



「劇場版 ウルトラマンオーブ 絆の力おかりします!」観てきました 

・『血界戦線』はどうしたとか、先月行った『相棒』の劇場版の事は書かないのかよ、と突っ込まれそうですが(誰に?)今、凄くハマってしまったんだから仕方がない。

突然ですが「劇場版ウルトラマンオーブ 絆の力おかりします!」観てきました!!

まさかこの齢で特撮映画を劇場で見る事になるとは…(^^;
自分でも正直どうかと思ったんですが、前作の劇場版「劇場版ウルトラマンX きたぞ!われらのウルトラマン」が物凄く面白くって、後々ソフトを買うにしても、見たら劇場で観なかった事を後悔しそうだったんでやっぱり行ってしまいました。

で、本当に行っておいて良かった!!と心底思った!!


ストーリーはテレビ「ウルトラマンオーブ」の後日譚。

TV最終回で日本を去ったクレナイ・ガイことウルトラマンオーブは、ウルトラマンゼロから地球に迫る危機を聞かされ再び日本に訪れる。
一方、SSPのナオミ、ジェッタ、シンの元にエクスデバイザーが届けられ、その中にデータとして存在するウルトラマンエックスから、行方不明になった大空大地の捜索を依頼される。

大地を捜索中、街中で宇宙人に襲われたナオミ達はガイと再会。
化物がいると噂される突如として現れた洋館に大地がいるのではないかと推測したガイは、同行を求めるSSPを振り切り、エックスと共に洋館へと向かう。
しかし、館には何故かここに「就職した」と軽口をたたくジャグラス・ジャグラーがいた…


今日から公開なのでネタバレは避けますが、「きたぞ!…」が正統派な怪獣映画だったとするなら、「絆の力…」はできる事を沢山盛り込んでみようとしたお祭り。

全体的にコミカルな印象で笑えるシーンが多いんですが、映画の後半、市街戦が始まって以降の展開はテレビ本編でも感じる事ができた「絆」がより強く意識されたものになってたし、映像的にも思わず「凄い!」と唸る絵が連続する。
絵も言われる感動と爽快感が味わえる映画になっていました。

そしてこちらは登場が予告されてたので書きますが…ウルトラセブンがある驚きのタイミングで登場するんですが、本当に本当にかっこ良かったです。
セブンの人間体であるモロボシ・ダンが登場した瞬間に近くの席にいた子供が「セブン!!」といいだしたのも印象的でした(彼らにとっても森次晃嗣さん演じるダンはちゃんとウルトラセブンなんだな~と)

内容についてアレとかアレとか、いっぱい書きたい事あるけど言えないのが何とももどかしい…

ほんと、観に行くの迷ってる人は絶対見て欲しい!
特にジャグラーの事が気になる人は絶対劇場へ観にって欲しいです。

最終話でのオーブとの共闘を経て、彼がどのように変わったのか…あるいは変わらなかったのか?ジャグラーがより好きになる事請け合いです

『X』の映画はとりあえず内容だけ見れればいいや~と通常版のDVDを買ったんですが、今作は特別版を絶対予約しようと思います。
あと、できればもう一回劇場で観ておきたい…。





[ 2017/03/11 21:12 ] 映画・TVのこと | TB(0) | CM(0)

2017年2月の読書メーター 

・大変ご無沙汰しております。
2017年2月の読書メーターまとめです。

先月はとうとう1回しかブログを更新できなかった…
今月は月の半分ほどを寝たり起きたりな風邪で過ごし、治った後も何となダラダラしてる間に2月が終わってしまいました。
我ながら怠惰すぎる~。
せっかく『相棒』の劇場版も観に行ったから感想ぐらい書こうかと思ってたけど、今やすっかり時期を失ったような感じです(いや、まだまだ上映中だけど)

3月は忙しくなりますが、twitterに居続けないでできれば何度か更新したいです

・今月読んだ本は6冊。
先ほど書いた通り、月の前半は風邪で読書どころでは無い日もありましたが、それなりに読めた方な気がします。
絵本なり、漫画あり、小説ありで割と色々読んだ月になりました漫画が多いのは相変わらずですが)。

実はもう何冊か漫画を読んでるんですが感想は書けず…。漫画はそういう本が多いのでこれまた自分的には宿題ですね。

なお、『鬼平犯科帳』は全24巻が1冊になったキンドルの合本版ですが、感想を書く便宜上紙の書籍の方に感想を書きました。
アニメの「鬼平」を見たのをきっかけに久々に読んでみましたが、やっぱり今読んでも面白いです。

2月は1巻しか読めなかったけどこれからどんどん読んでいきたい…。

・3月は『鬼平犯科帳』の続き、そして京極夏彦の『書楼弔堂』、2017年版のこのミス海外編1位をとった『熊と踊れ』か、積読してある柴田勝家の『クロニスタ』を読む予定。


2月の読書メーター
読んだ本の数:6
読んだページ数:1241
ナイス数:64


ONE PIECE 84 (ジャンプコミックス)ONE PIECE 84 (ジャンプコミックス)感想
仲間思いのサンジが血を吐くように吐き出す「下級海賊」という心にもない言葉。血は繋がってはいなくても“本物”といえるだろう家族を守る為にルフィを攻撃するサンジの姿が本当に切ない。サンジの過去が描かれ、血が繋がってるはずの親兄弟達の悪辣さ、冷酷さが描かれただけに、サンジの抱えた苦しみの大きさが際立ちます(レイジュは他の兄弟と違い憐憫の情も残ってるから苦しい立場ですね)。ルフィも他人の気持ちに斟酌しないようでいて実はいざという場面で真意を絶対に汲む所が主人公ですね。
読了日:02月05日 著者:尾田 栄一郎


ちいさなレオのだいぼうけん: いっすんぼうし より (ウルトラかいじゅう絵本 日本昔ばなし編)ちいさなレオのだいぼうけん: いっすんぼうし より (ウルトラかいじゅう絵本 日本昔ばなし編)感想
もう甥っ子関係無しに見かけたら買ってしまっているシリーズになってしまいました。「一寸法師」を下敷きとしたウルトラかいじゅう絵本。流石にお姫様は存在しませんが、おおまかなストーリーは比較的本歌に忠実。絵は絵本向けながら少し迫力のある感じ。でも小さなレオは結構可愛い。文章の平易さと裏腹に絵は(多分)イラストレーターの趣味が溢れてるのは相変わらずですがそこがこの絵本のいいところ。ウルトラマン好きの子供達にはたいそう受けがいい。
読了日:02月15日 著者:たけのうち だいすけ


銀河英雄伝説 5 (ヤングジャンプコミックス)銀河英雄伝説 5 (ヤングジャンプコミックス)感想
ライハルトが旗艦ブリュンヒルトと後の世に「帝国の双璧」と謳われる勇将、ロイエンタールとミッターマイヤーを得、大貴族社会との対立をより深める第5巻。ミッターマイヤー救出譚はライハルトの一つの転機。また、ロイエンタールのミッターマイヤーへの友情の深さを思わせ、彼自身がライハルトの器量を測る重要な場面でもあったと感じました。また、冷静と狂気を纏うフレーゲル男爵の描き方と、トリューニヒトの演説の場面が同じ巻に収録されているのは偶々なんでしょうが二つの社会が持つ病根を強く印象付けられます。
読了日:02月19日 著者:藤崎 竜


ゴーストケース 心霊科学捜査官 (講談社タイガ)ゴーストケース 心霊科学捜査官 (講談社タイガ)感想
霊子科学の発達により心霊現象が科学的に証明された世界を舞台に、陰陽師にして心霊捜査官である御陵と霊的な犯罪捜査を専門とする捜査零課の刑事・音名井は地下アイドルのCDが誘発する連続自殺事件を捜査する。と、改めて書き出してみると何だか凄くコテコテのような気もしますが…SF的な設定を土台としたミステリ小説です。キャラクター小説でもあるのですが、それだけに頼らない堅実な印象。霊子科学の設定が興味深く、物語自体も非常に面白かったです。今回でようやくバディは組みあがったばかり。シリーズ化したら続きも是非読んでみたい。
読了日:02月22日 著者:柴田 勝家


鬼平犯科帳〈1〉 (文春文庫)鬼平犯科帳〈1〉 (文春文庫)感想
苦労人で義理人情の人であり、盗賊からは「鬼」と恐れられた火付盗賊改方長官・長谷川平蔵の活躍と、浮世の様々な人間模様を描く短編集。再読ですがあまりに久しぶりすぎて記憶があいまいで、かなり新鮮な気分で読了。連作短編集であったことも忘れてたし…。それにしても平蔵が思っていた以上にやんちゃをしていた事に驚かされました。どの話も良いですが驚きのオチを迎える「暗剣白梅香」、引退した老盗の恋と皮肉な結末を描く「老盗の夢」、平蔵と左馬之助の青春と淡い恋、そしてその想い人が辿った末が悲しい「本所・桜屋敷」が印象に残る。
読了日:02月24日 著者:池波 正太郎


ULTRAMAN 3 (ヒーローズコミックス)ULTRAMAN 3 (ヒーローズコミックス)感想
ウルトラマンとして戦う事に迷いを抱える進次郎。しかし事態は彼の覚悟を待たず進行していく。もう一人の“ウルトラマン”も現れる第3巻。極悪宇宙人を殺した事で自分の持つ力の大きさを真に実感する事になった進次郎の苦悩が主に描かれます。現状を踏まえて力を持つ者がやらなければいけないという事は頭で判ってはいても早々納得できるものでも無い。ごく普通の日常を生きてきた進次郎が苦しむのは無理からぬ事だと思います。それでもウルトラマンという“呪い”(宿命と言い換えてもいいかも)は彼を逃がしてくれそうもない。本当に気の毒…。
読了日:02月28日 著者:清水 栄一,下口 智裕


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プロフィール

KURO

Author:KURO
漫画家・内藤泰弘さんファンのKUROがお送りする趣味に関することを色々書いているブログです。不定期更新。

主に「ジャンプSQ.」「ジャンプSQ.クラウン」掲載の『血界戦線』の感想で構成されています。

『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

※現在更新停滞ぎみです…。アニメ『血界戦線』第2期までには調子を戻したい…

コメント、ブログ拍手ありがとうございます。
返信はかなり遅いので、ご了承ください。

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