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desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

『血界戦線-拳客のエデン-』 

『血界戦線-拳客のエデン-』


1周年を迎えた「ジャンプSQ.19」掲載の『血界戦線-拳客のエデン-』の感想です。


今回の表紙を飾るのはセクシーなK・K。
K・Kは長身で大柄(ザップより少し身長が高い感じ?)な印象があったんですが、ハードなコートの中身のへそ出しホットパンツ姿は何となく可愛らしく感じられて、なんだかとっても意外です。

しかーし!!K・Kの出番は悲しいかなここまで…。
更にスティーブンとチェインの出番も冒頭の数コマに限られます。

今回の話は、完全にクラウスがメイン。
「ステゴロ最強」に取り憑かれた男たちの熱い熱い物語でした。






・引き金をひとつひけば致命傷を与え、ボタンひとつで何人もまとめて爆散させる事が出来る武器がある。
特にヘルサレムズ・ロットにはわざわざ血を見たいと集まらずとも毎日どこかで何かしら物騒な事が起こっている。

そんな世界においても、「素手」、「一対一」の戦いを渇望する人種が少なからず存在する。
地下闘技場「e-den(エデン)」に集まる男たちは闘士、観客に関わらず皆そういう人間たちばかり。
試合の参加者たちは自分こそが素手試合で最強であることを示すために戦ってい、観客たちは賭けを行いながら眼前で行われる純度の高い試合に熱狂する。

偽の救援要請で闘技場に呼び出されたクラウスは、ここで行われる種族・体格関係無しのデスマッチに無理やり参加させられる事になってしまいます。

この状況に戸惑うクラウスも、はじめこそ仲間を無事救出するための手段として試合を受けますが、次々と現れる対戦者と拳を交えるうちに目に見えるほどこの戦いそのものに血を滾らせていきます。

強固な意志の持ち主であるクラウスもまた、有史以来男たちがかかる「ステゴロ最強」という不治の病から逃れられなかったのです…。


・「拳客のエデン」は作中で行われる試合のルールと同じく非常に単純明快なストーリー!!

読者に対して「嫌なもんぶっ飛ばして兎にも角にもこの熱狂を楽しめ!!!」っていう感じが絵からバンバン伝わってきて、会場の熱気とクラウスの拳が読者のテンションを否応なくガンガン上げていく漫画になっていました。

それだけに、血界の眷族(ブラッドブリード)が突如として現れ、消えてしまうラストが効いている。
「彼」の登場で突然冷や水をぶっかけられてゾッとするような感覚を味わえます。

また、このブラッドブリードの「目的」がなんだかとても悲しいんです。
「彼」もまた、闘技場の面々と同じく不治の病に取り憑かれた男の一人なのですから…。



・と、ここまで色々と書いてはきましたが、クラウスが好きな私としては本当に見どころの多い回でした。

何といってもクラウスの実直さが素晴らしすぎます!
なんでそんなにいい人なんだクラウス!

誰が見ても嘘とわかるいい加減な救援要請だったにもかかわらず、ザップを救出に行き、救出後(?)はその無事を心底喜んでいる。
その様子を見たレオは余りの有り得無さに腹を立てるんですが、この時は流石に私もちょっと同調した(笑)

・また、今回何故か移動がレオの小さいスクーターでのタンデムで、小柄なレオの後ろに巨体のクラウスという絵は何となくかわいらしかったです。あと、闘技場の入り口の見張り役にわざわざ名刺出してたシーンもかわいい。
しかし、ライブラは秘密結社らしいのに構成員の名刺を渡していいのか?表の肩書でもあるんだろうか?それともアジトの場所と他のメンバーさえばれなければいいのか?

大の男の表現にかわいいというのも変な感じですが、そう感じちゃったものは仕方がない(笑)


・あと、今回は珍しくランニング姿のクラウスも見どころのひとつかもしれない(マジでか?)。


・かわいいばっかりでは何なんで戦闘の事も。

今回クラウスは、途中から非常に楽しげに戦っているんですが、ただただ戦いに酔いしれるわけではないところがクラウスらしいところ。
いつものように戦っているように見えて、実は“手加減”もしています。

クラウスの戦闘術といえば、「ブレングリード血闘術」。その構えは左腕の攻撃を主とする“槍”と、右腕の防御を主とする“盾”で構成されている。
(作中で闘技場のオーナーであり、元チャンピオンの拳豪オズマルドも、クラウスの構えを素手で戦う人間の構えではなく「盾と槍で武装した重装歩兵」と評している)
でも今回クラウスは最後の一発以外はすべて普段は“盾”である右腕で攻撃を仕掛けているのです。

勿論、右腕の攻撃でも甲殻類を思わせるでっかい異界人の関節を面白い方向に曲げるほどには強力(笑)ただし、利き腕の左腕で繰り出されたパンチの威力は、右腕の比ではありません。
ザップ曰く、クラウスは不器用なので集中している時の一発一発は調整できない。ただし、自分で「こう」と決めたルールで自分を縛るのは得意。
戦いの中で器用に威力を調整できないクラウスは、『右腕でしか攻撃を繰り出さない』というルールで自分を縛って戦い続けていたのでした…。

うーん。いかにもクラウスらしい。っていうか、実はわたし今回の話を読むまでクラウスの利き腕が左だとは気付いてませんでした。
コミックス読み返してみたら攻撃は確かに全部左腕を繰り出してますね…(1巻の表紙も左腕だし)
ちゃんと見てると思ってたけど見て無いもんですね~。


・今回は、お祭り騒ぎとその後の何とも言えない寂しさ、そしてクラウスのいい人っぷりが際立つお話でした。

凄く面白かったんですが、それにしてもザップは回を増すごとにアホさ加減が増しているような気がするんですが…。
今回クラウスを引っかけた真の目的(!)もおいおいってかんじだし。

それだけに一番最後のコマですっきりできるんですけどねー。ザップ…安らかに眠れ(笑)


そんなこんなで、終始レオに同調する回でもありました。


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Author:KURO
漫画家・内藤泰弘さんファンのKUROがお送りする趣味に関することを色々書いているブログです。不定期更新。

主に「ジャンプSQ.」「ジャンプSQ.クラウン」掲載の『血界戦線』の感想で構成されています。

『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

※現在更新停滞ぎみです…。アニメ『血界戦線』第2期までには調子を戻したい…

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