FC2ブログ

desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

「相棒・劇場版」感想

5月3日に『相棒・劇場版』を観てまいりました。
本日はその感想を少し。

なお、映画の内容に触れますので、未見の方はご注意ください。





・見終わって感じたのはやはりドラマの映画化は難しいと言うこと。
ドラマになじみのある人間なら設定や人物紹介が詳しいとどうしても冗長に感じてしまうし、省いてしまうとドラマを知らない人間がついていけなくなってしまう。
今回の『相棒』もその点が気になってしまいました。

全く知らない人に片山議員や瀬戸内さんと特命係のかかわりの部分なんかは何か解ったんだろうか…。

ドラマ特有のお約束なんかはファンサービスとしてありだとは思いますが、あのレギュラーシーズンからの登場人物の多さはあまりにも乱れ撃ちだったような気もします。
私は嬉しかったんですけどね~。特に陣川君の大活躍(笑)

ただ、ドラマを映画化して誰が見に行くかと考えると、やはりかつてからのファンが中心になると思うので(私だって普段観てないドラマが映画になるならといって見に行くかといわれたらかなり微妙…)、これはこれで良かったのかも知れない。

願わくばこれで「相棒」というドラマの存在を知った人が、テレビではどんななんだろうと興味を持って観てくれるようになったら嬉しいですね。

・作品全体を通して観てみるとやっぱり面白かった。

ちょっとあれ?と思う部分もあるし、人間や社会全体に対して問いかけるようなあのエンディングは好みも分かれるとは思いますが、前半のエンターテイメント、スペクタクルに対して最後の最後に訴えかけてくるものがある「相棒」というドラマの一面を端的に現すシナリオだったように思います。


毎日どこかで何かしら事件が起きる。
私はそれに何かしらの感想を持つけど、次の日にまた違う何かが起これば前日のことは忘れがちになってしまう。そして簡単に忘れてしまう。
当然、人は全てをため込んで生きていけるわけではありません。
それは余りにも辛すぎるし、そればっかりで生きているわけではないからです。

でも、忘却自体がいいわけでもない。忘れ去ってしまえば事件がなくなってしまうわけではないし、事件に巻き込まれた当事者にとっては終わる日などあるかどうかも解らない。
私達にできるのは時々でいいからかつての出来事を思いだし、終わったと思ったことも本当にそうだったのかと疑問を持ち続けること。
そこに人が介在し、何かしらの思いを持っているということを忘れないことなのだと思います。

とはいえ、それは簡単なことではないんですが。

今回の犯人は日本全体に事件を思い出させるために、今回の件を実行しました。犯人と共犯者は忘却こそ罪だと感じたからこそ、あのような大それた犯行を思いついたのでしょう。確かに一部共感できないことはありません。

ただし、右京さんが最後に言ったように今回の犯人のやり方は明らかに間違っています。
そのために多くの人を恐怖に巻き込み、憎い人間を殺していいという法は無いのですから…。

・ここまでなんだかんだ書いてきましたが、私は節操のないファンなので結局のところ何が出てきても「相棒」の映画化というだけで喜んでたと思う…。
兎に角おっきなスクリーンで右京さんや、亀山くんや、美和子さんや、たまきさんや、捜一や、鑑識さんや、角田課長が動いているのが嬉しい!!(笑)

これが次の映画に繋がりませんかねぇ~(右京さん風)

もし、次があるとしたら何が良いだろう。
個人的にはバリバリの推理ドラマがいいんですけどね。
嵐の山荘、豪華客船、クローズド・サークル万歳!!!!
例の新聞型パンフレット1面の広告に書いてあった「巨大客船での密室殺人」というのを見たとき、こっちの題材を観たかったかも…と思ったのは内緒だ(誰に?)

ただ、これにしてしまうと捜一とか鑑識さんとか角田課長の出番が無くなってしまうんですよね~。
彼らが一カ所にいて殺人事件が起こるというのは考えにくい(^^;
もちろん外部からの捜査協力ということもできるとは思うんですが、それだとカシオペアの話と同じ感じになるからなぁ…。
「相棒」はあくまで刑事ドラマ。解決部分は杉下右京という人物による所が多いとしても、ある程度「警察」という組織も見えた方がいいようにも思います。


○最後の最後にツボった部分を羅列

・今回のシナリオは知性の右京、体力の薫というのが端的に現れていたと思う。最近テレビでは右京さんが結構なんでもできて薫ちゃんがなかなか目立てなかったから…。
でも右京さんが車に乗り込むときガードレールをひょいと飛び越えちゃったのがすげぇ!!と思った。

・右京さんが爆発に巻き込まれたときの薫ちゃんの叫びでぐっときてしまった。あと、倉庫で右京さんの手をぐっと握って助けるシーンと、ラスト付近で自分だって泣いてるのに泣いてるやよいさんの背中をさり気なくさすってたのが印象的でした。

・右京さんの見せ場は勿論多いですが、やはり最後の犯人との直接対話の部分ははずせない。
何故かあの部分では右京さんも感情が高ぶって涙がこぼれるんじゃないかと思ってしまった。

・今回薫が手柄を立てたので警備部からの引き抜きの話(?)がありましたが、右京さんはそれを良いことだという。それで薫ちゃんは軽く落ち込むわけですが(笑)
右京さんからすれば亀山君は今までの部下とは違うのでしょうが、彼の将来のことを考えるとあまり自分の下にいない方がいいと理性で考えていらっしゃるんでしょうね。ただ、本心はどうなんだろうと邪推してしまう

・今回(今回も?)トリオ・ザ・捜一、頑張りました!!(笑)
でもあの状態で犯人探せっていうのはかなり酷な話でしょう。マラソンランナーの中に混じってたスペシャルゲストで「オオッ!!今のって…」と声を上げそうになった。
そしてスタッフロールで確信。

・薫、伊丹のかつての相棒同士が拝めたのが嬉しかった…。
伊丹…いい奴(笑)
うちの母は伊丹刑事のファンなので(多分)、是非劇場に連れて行きたい。

・陣川くんは今回かなり重要な役割を話していました!!
彼は彼なりのできることをやったんですね。でも、それは君の仕事じゃないぞ!!

・米沢さん!!非常事態です!!そこでしみじみしないでください!(←これが思わぬひらめきのヒントになるけど)


他にも思い出したら増えていくかもしれませんが、本日のところここまで(笑)
とりえあえずチケットがもう一枚あるので少なくとも後1回は観にいきまーす!!



関連記事
スポンサーサイト



[ 2008/05/06 14:32 ] 相棒 | TB(0) | CM(0)
コメントの投稿












管理者にだけ表示を許可する
トラックバック
この記事のトラックバックURL

プロフィール

KURO

Author:KURO
漫画家・内藤泰弘さんファンのKUROがお送りする趣味に関することを色々書いているブログです。不定期更新。

主に「ジャンプSQ.」「ジャンプSQ.クラウン」掲載の『血界戦線』の感想で構成されています。

『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

※現在更新停滞ぎみです…。アニメ『血界戦線』第2期までには調子を戻したい…

コメント、ブログ拍手ありがとうございます。
返信はかなり遅いので、ご了承ください。

image2.jpg

twitterやってます。
http://twitter.com/kuro_no

月別アーカイブ