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desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

『探偵はバーにいる』

『探偵はバーにいる』(東直己/早川書房)

最近…といっても今年の3月ですが、早川書房でレイモンド・チャンドラーの「長いお別れ」の新訳(訳は村上春樹さん)が出たので、早川文庫でハードボイルド作品のフェアを組んでいました。

『探偵はバーにいる』はそんな中の一冊。
札幌にあるススキノを舞台にした便利屋の「俺」を主人公にしたシリーズ物です。

以前、同シリーズの「駆けてきた少女」を読んでたので手にとってみました。
「駆けてきた少女」では50に手が届きそうだった「俺」がまだ28歳の“若造”だったころの話。
でも、印象はあまり変わりません(50の頃の方は妙に説教臭くなってる?)

はっきりいって私に「ハードボイルド」が何たるかはよく解らないんですが、それにしても軽い読後感のハードボイルドです。
だからといって、これがハードボイルド作品じゃないかと言われればそうじゃないとはとてもいえない。

私の印象としてハードボイルドの主人公とは、決して口にすることは無いけど決して揺るがない信念の持ち主であるという認識があります。
それならば、脅されようと自分のスタイルを崩さず一種独特の人間観察眼を持つ「俺」は間違いなくハードボイルド作品の主人公だと思います。
でも、軽いんだけどね…。

面白くて一気に読んでしまいました。次の巻も読んでみたい。
ちなみに、「俺」をはじめとしたススキノの住人たちは作者のほかのシリーズにも少し顔を出したりしているそうなので、そちらも機会があれば読んでみたいです。
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[ 2007/05/25 21:49 ] 本のこと | TB(0) | CM(0)
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