desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

『ウルトラマンジード』第11話「ジードアイデンティティ」 

ウルトラマンジード 第11話「ジードアイデンティティ」の感想のようなものです。


・伏井出ケイの不穏な動きを察知したAIBは決死の作戦を敢行。ケイとその背後にいる黒幕とのコンタクトが明らかになった。
ゼナとモアはレイト(ゼロ)に急遽接触し、黒幕のアジトらしき場所の調査を依頼。ゼロは承諾し、嫌がるレイトを押しきって宇宙へと飛び立つ。

一方、自分への包囲網が迫っていることに気づいたケイは一気に事態を収束する為にリクとの直接対決を選択。狙撃手を使い、ライハの動きを封じることで、無理やりリクと対話を始めた。

ケイが語るのはリクの出生の秘密と、それに伴うある計画について。それらはリクにとって、あまりにも衝撃的な告白だった。
動揺しながらもケイの要求するウルトラカプセルの引き渡しを拒み、戦う意気をみせるリクの前で、ケイはペダニウムゼットンに変身する…


・ついにリクの出生の秘密が明らかに。
しかし、それはあまりにも衝撃的な真実でした。

全てはケイの手のひらの上。
ジード=リクはケイの目的達成のために必要だったために作りだされた命だった。
今までの戦いも、ケイがウルトラカプセルを手に入れるために仕組んだ「ヒーローごっこ」に過ぎなかったという事実。

リクはそれでも自分の意志で戦ってきたと必死に否定しますが、ケイとの直接対決の末に訪れた結末は余りにも厳しいものでした…。


・かつてストルム星人=ケイは光の国からウルトラカプセル盗み出した。しかし、カプセルを起動するには特別なエネルギーが必要だった。
宇宙に拡散し、惑星や生命を循環するエネルギーである「幼年期放射」を集めるため、ケイはカレラン分子という物質を作りだす。
しかし、カレラン分子は生命体の中でしか安定して存在しない。

そこでケイはカレラン分子を散布。生物の身体の中に分子を定着させ、幼年期放射を集めて高密度エネルギーを養殖する事を思いつく。この高濃度エネルギーこそが「リトルスター」。ウルトラカプセルを起動する鍵となりうるエネルギー。

そして、リトルスターを使って機動したウルトラカプセルを収集し、その強大な力を使って失われたベリアルの肉体を復活させるここそが、ケイの目的だった。

しかし、ここでもう一つ問題が発生する。
カプセル機動に必要なリトルスターは「ウルトラマン」にしか譲渡されない、つまりウルトラマンでは無いケイではリトルスターを集める事は無理だった。

その為、ケイはベリアルに一つの提案をする。
「カプセル機動を促すための存在を造ってみては」と。

ケイはベリアルの遺伝子を預かり「ウルトラマンになりうる生命体」を造りだした。
ベリアルの“息子”とも言える存在を造ったケイは、今から19年前赤ん坊だったそれを現在星雲荘がある天文台に置いた。
捨てられた赤子は「朝倉リク」と名付けられ成長。やがてスカルゴモラの登場により「ウルトラマンジード」として戦うようになる…。

ケイは数々の怪獣事件を起こし、リトルスターを持つ者を襲い、ジードと戦いを演じた。
すべてはウルトラカプセルを起動させるために。

ジードはただその為だけに生み出された存在に過ぎなかった…。


・ベリアルの息子、とはいっても普通の父母の元で生まれた存在では無いんだろうな~ということは想像していましたがまさかここまで厳しい真実だったとは思ってもみませんでした。

単純にベリアルの遺伝子から生み出されたウルトラマンであるというだけなら、そこまでショックでは受けなかったと思います。
目的達成の為だけに生み出された「ウルトラマンの模造品」であるというのはあまりにもキツイ…。

しかもケイはリクがこれまで自分の意志で戦ってきた事さえも否定しにかかってくる。
全ては自分の仕組んだ事。「ヒーローごっこ」に過ぎなかったのだと。

それでもリクは自分の存在意義をかけて戦うんですよ!!始めの頃に比べたら、戦闘は上手くなっている。
でも、ケイは更に上手で最後はほぼ相討ち状態だったものの、最後に立っていたのはケイ。ケイはウルトラカプセルを奪い、去っていきました。

残されたのはゼロのカプセル1個と激しい破壊の痕。
リクに止めを刺そうとしたケイをライハが追い払った事で命は繋ぎましたが、ジード=ウルトラマンが存在するからこそ街が怪獣に襲われ破壊されるということや、リクの戦う決意こそが人を不幸にしているという一面的な事実(正直見てる方からすれば全てを仕掛けたと言っていたお前が言うのか!!と突っ込みたくなりますが)を突きつけられ、ペダニウムゼットンにも力負けし、カプセルを失った事で変身する事も出来なくなってしまったリクの心は折られてしまった。

今までの出来事は全て自分のせいなのかと涙を流すリク。
秘密基地に張られたドンシャインのポスターが半分はがれているのが、ヒーローを諦めかけている彼の心情を現しているようで本当に悲しかったです。


・前半はコミカルなシーン(掃除機を買いに行ってゲーム機を買ってきてライハに怒られるリクとか、会議と宇宙の調査をかけたレイトとゼロの攻防とか←レイトさんの無駄なあがき)が多かったのが一転。
ケイの登場以降のシリアスな展開との落差が凄かった…。

思わず声が出てしまう特撮シーンの大迫力!リクの心情とは裏腹に重ねられる大破壊は、絵的な面白さを感じると同時に、この破壊を止めることこそがリクの望みだったのに…と破壊されつくした街の遠景を見ると思わず胸が苦しくなる。

実験によって生み出された存在だっただけでも酷いのに、戦いに負けて“ウルトラマン”であることも否定される。更にウルトラマンに変身する手段まで奪われて…。リクがあまりにも可哀想すぎました。

ここからどうやってリクが立ちあがれるのか?

作品見る主な対象者や、次回予告をみれば絶対酷い事にはならないとわかっていても、思いわずらわずにはいられません。


・また、今回サディスティックなまでにリクを責めたケイの心情が少し描かれていた点も注目でした。

超然とし、ベリアル復活のための計画を冷静に遂行しているように見えていたケイでしたが、自ら計画してべリアルの遺伝子を受けた存在であるジードを作っておきながら、べリアルがジードを「息子」と呼ぶと嫉妬の感情を露わにしました。

戦いの中で感情を高ぶらせた彼は、優れた自分こそがベリアルの恩寵を受ける存在であり、ベリアルに似た顔を持つジードを自分に殴らせた事が不快だったとまで言いだします。
先のリクを追い詰める発言も全て嫉妬の感情から発されたもののように見えました。

また、最終的に全部のカプセルを回収する事に失敗し、更にゼロに拠点の場所まで知られる失態を犯したケイは、べリアルに命が危うくなり兼ねない献身(カプセルを自分の直接注入し、体内の位相反転器官を使い、カプセルの性質を邪悪なものに変質させる)を求められてしまいます。

いわば見捨てられたような状態。
それでもケイはその要求に応え、再びペダニウムゼットンと化し、街を破壊しつくしました。

ケイは視聴者が思っている以上に、ベリアルを敬愛し、崇拝している。
彼がなぜそこまでするのかは全くわかりませんが、いつか明かされるのでしょうか?
彼の心情の複雑さは非常に印象に残りました。


・次回、リクの元に手紙が届き、彼の名付け親が現れます。
ゼロもいない中、これまでの自分の全てを否定されたリクが果たしてどのような形で復活を遂げるのか?

次の放送が本当に街どう惜しいです(もう今日の放送ですが…)

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『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

※現在更新停滞ぎみです…。アニメ『血界戦線』第2期までには調子を戻したい…

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