desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

『ウルトラマンジード』第8話「運命を越えて行け」 

・『ウルトラマンジード』第8話「運命を超えて行け」の感想のようなものです。

・レイトや人質の命を救うため、ゼロはギャラクトロンの熱線に身をさらし、消滅した。

伏井出ケイの謀略に完全に完敗を喫し悔しがるリク。
リクはゼロの復活を信じ、レイトにも再び共に戦うよう促すが、本物の戦いを実感してしまったレイトは恐怖し、ゼロアイを置いて星雲荘を去ってしまった。
レイトの心情を察したリクは、独りでギャラクトロンと戦い抜くことを決意。
そして、リクたちの元を去ったレイトもウルトラマンを信じる家族を目にして、ある決断を下す…。


・完全な絶望に包まれた7話から一転。
第8話では「ウルトラマンゼロの復活とゼロビヨンドへのパワーアップ」を描くと同時に、一人の家族思いの男が大切なものを守るために恐怖を振り払い、戦う決意を固めるまでが描かれる。


・初めてゼロに変身した時は、えもいわれぬ充実感を感じたことや、まだ戦う前だったから実感できていなかった。
でも、本物の戦いを目の当たりにし、ゼロが自分を守って消滅したことで、レイトは初めて恐怖する。

“自分が命を落とすこともある”のだと…。


これまでのウルトラマンに憑依された者たちは、おかれた立場や環境から、多かれ少なかれ「戦う者」であり、戦う為にウルトラマンをも受け入れてきた人物たちだったように思います。

しかし、レイトは違う。

レイトとゼロの関係は、ゼロがレイトの傷を癒し、レイトはゼロが地上で活動する為の寄り代になるという所謂「Win-Winの関係」というもの。
レイト自身は戦いとは無縁のサラリーマンに過ぎません。

ましてやレイトは自分一人の身の上ではない。
守るべき家族がいる。既に自分の命が自分だけのものでは無い。

「ウルトラマンとなって命をかけて戦ってほしい」といわれても、そうそう簡単に引き受けられる立場にはいないのです。

今回、リクとライハ、そしてレイトは対立する事になってしまいます。

すなわち、「持っているものは自分の身一つで、守りたいものがまだまだ曖昧だからこそ、自らの意思のみで戦いに身を投じる事ができる」リクと、「怪獣に変身する人間を斬るという決意を固めていて剣の腕を鍛えてきた」ライハ。

そして「守りたいものが明確だからこそ無責任に戦う事ができない」レイトです。

彼らの間に存在した「溝」は、3話で描かれた「サラリーマンゼロ」の家族の描写や、6話の「僕が僕であること」の出来事があったからこそ、より浮き彫りになっていたよう思います。
(これまで積み重ねられた物語が、きちんとここに効いてくるのが凄いな、と感じました)

勿論、どちらが正しくどちらが間違っているという話ではありません。
立場が違えば、出す答えは自ずと違うものです。

そのことはリクもライハも充分わかっている。

だからこそレイトの本音を聞いてからは、独りでも戦う決意を固めたし、カッとしてレイトに平手打ちしてしまったライハも、リクから「マユが父親を無くすかもしれない」事実を指摘されてからは手をあげた事を後悔するような表情を見せる。

レイトの行動は一概に非難されるものではないのです。

でも、実は基地を飛び出したレイトが、自分の弱さを悔しがっていることに変わり無いことがわかります。

伏井出ケイにいいように利用されて、ゼロをみすみす逝かせてしまったことへの後悔と、家族を守らなければいけないという責任の狭間で葛藤しているのです。

しかし、意外にも苦悩する彼の背中を押したのも家族でした。

彼女たちの中に芽生えている「ウルトラマンを信じる」気持ち。
レイトは家族の思いを知って、自分の本心に気づく事になるのです。


『守りたい 僕には2万年早すぎますか?それでもやってみたいんです。みんなを守るってことを』


ライハにウルトラマンの力で何がしたいか問われたときのレイトの言葉。
それを口にしたとき、レイトとゼロの関係はこれまでと大きく変化したんだと思います。

円満な利益関係から“相棒”へと…。


・ゼロは完全に消滅したのではなく、ゼロアイの中でエネルギーを最小限で温存してたんですね(その辺りがウルトラマンだな〜と。本当に消滅したらゼロアイも消えたのかな?)。

でも、おそらくレイトの思いがなければ彼独りでは復活できなかったような気がします。
そして、ゼロ自身もレイトの持っている強さを信じていたように思います。

葛藤があったとしても最後には必ず自分と共に戦ってくれる。
そう信じていたらしいゼロと、それに応えてみせたレイトの絆に感動してしまいました。


・ゼロ復活以降は怒濤の展開。
流石これまで何度も主役を張ったキャラだけあってジードの存在を喰いかねない活躍(笑)
でも、今回は話の展開上も、キャリアの違いを考えても仕方ないかも…(ジードはまだまだ未熟です)

唐突にパワーアップアイテムがくるのにもびっくりしましたが、そこもある意味ウルトラマンらしい展開だったような気がします。
来たのはゾフィーでもセブンでもなくヒカリだったけど。
今回アイテム開発したり宅急便屋さんになったり忙しいですね。ヒカリ。

ところでヒカリさんはアイテムを渡したあとすぐ帰ったんだろうか…。

・新しいアイテムはゼロ専用のライザー。
しかもカプセルはゼロがこれまで関わってきたニュージェネレーションズの力が込められたもの。
後輩たちがゼロに力を貸すのかとおもうと妙に感慨深いものがあります。。

ゼロの新しい姿「ゼロビヨンド」は、一見元のゼロのデザインからは想像しにくいかなり神々しい姿。
でも横顔はちゃんとゼロの若々しさを残してある(←ゼロの横顔好き)。
新技「バルキーコーラス」もかっこいい!

もともとゼロは大好きですが、思わず惚れ惚れしてしまいましたよ。


・二体のギャラクトロンも何のその、撃退したジードとゼロ。

ケイにとってこれほど早いゼロの復活は誤算だったはずです。しかし、彼にはまだまだ余裕を感じられます。
むしろこの“想定外”をゲームの余興として面白がっている節さえある。

ケイの底のしれなさをますます感じてしまいます…。


・次回はレイトの娘・マユに何とリトルスターが!!

予告では星雲荘にも連れて行ってるみたいだし、益々レイトさんの中にゼロがいる事が家族にばれるんじゃなかろうかと、心配になります(奥さんは既にもしかしたら…と思ってるかもしれないけど)。

マユに発症した能力はテレポーテーション。
あの不思議空間の表現からどうもゼロの能力が込められたカプセルが彼女に宿っているような気がしますが果たして?

そして、ついにケイとライハが直接対決!!
ライハの過去も明らかになる見たい…。

既に放送は明日なんですが、非常に朝になるのが待ち遠しいです!!!



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