desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

2016年3月の読書メーター 

・2016年3月の読書メーターまとめです。

・今月は何かと忙しかったにもかかわらず、先月を上回る11冊の感想を書く事が出来ました。
例年、この時期はゴールデンウィーク辺りまで割とへろへろしてるんですが、漫画が冊数を稼いでいるとはいえ、11冊は久々の快挙のような気がします。

…と、思ってたんですが過去の記録を見直すと3月はわりと自分が思ってたより多い冊数の本を読んでました。
もしかしたら、ストレスがかえって読書欲に拍車をかけるのかもしれない…

・久々に読んだ安能版『封神演義』は、記憶していた以上に無造作に魂魄が封神台に飛び、権力を得た者に対する皮肉が込められていて、何だか昔読んだ時とは別の意味で興味深くて面白かった。
読み終わって、藤崎版『封神演義』はこの“小説版”を下敷きにしていると強く感じました。

・藤崎版『封神演義』は今月発売の2冊で完結。これで1月から始めた『封神演義』マラソンも終了する予定です。

・昨年発売日すぐに買って置きながら今まで置いてしまった『アルモニカ・ディアボリカ』も読了。
こちらも前作同様の面白さでした。できればもう1冊続編を期待したいところ。

・今月からアニメが始まる『ジョーカー・ゲーム』のシリーズ第2作の文庫を購入したのは2012年…。実に4年越しでようやく読む事が出来ました。
我ながら勿体ない事してるなーとは思うんですが気が乗らないと中々手をつけられないので仕方ない。
今月買った『マルドゥック・アノマニス』も楽しみにしてたくせにいつ手をつけるのやら…(ただ、これに関してはシリーズ完結編なので名残り惜しいというのもあるんですが)

2016年3月の読書メーター
読んだ本の数:11冊
読んだページ数:3575ページ
ナイス数:149ナイス

はに丸ジャーナル 本当の幸せってなんなのかなぁ?はに丸ジャーナル 本当の幸せってなんなのかなぁ?感想
NHKの番組「はに丸ジャーナル」の書籍。内容ははに丸の「名言」と振り返る番組紹介。新たな取材記事。さかなクンとはに丸の再対談、番組を生み出す重要な人々(人形操演のカッパ座の座長さん、はに丸の声の田中真弓さん、NHKのプロデューサーの河瀬さんとディレクターの城さん)へのインタビュー。どストライク世代としてはただただ懐かしいの一言。そしてはに丸の毒舌っぽいけど結構物事の芯を捉えた言葉の数々が印象深い。また番組を作る側が「はに丸は優しい子供である」というスタンスは崩さないよう気をつけている事にも感心しました。
読了日:3月2日 著者:NHK「はに丸ジャーナル」制作班


封神演義 8 (集英社文庫 ふ 26-14)封神演義 8 (集英社文庫 ふ 26-14)感想
仙界大戦も大詰めの第8巻。圧倒的とも言える宝貝を持つ普賢真人の戦いに、哪吒・楊戩・韋護の共闘など少年漫画らしい見どころの多いバトルがたくさん収録された本巻ですが一番印象深いのはやはり通天教主と楊戩の戦い。王天君が仕組んだ“父親殺し”の企みに屈せず、教主の攻撃を受け続ける楊戩。太公望と出会った事で自分の持つ「弱さ」を認め、向き合えるようになった楊戩は、50年前とは逆に父親に自分が「妖怪である」事を認める…。目をそむけてきた自分の出自を認めた楊戩はこれからも強くなりそうです。
読了日:3月5日 著者:藤崎竜


封神演義(下) (講談社文庫)封神演義(下) (講談社文庫)感想
武王を盟主に諸侯が会盟し朝歌へ攻めのぼる下巻。仙人たちの宝貝合戦もここに極まり、面白いぐらい(というと語弊がありますが)次々と魂が封神台に飛んでいく。封神も無事行われ、物語はここで完結しますが、残るのは何とも言えない物悲しさ。革命が成功した後の姜子牙の「(人知れず歴史を動かす)道化こそ忠実な天数の執行者」という思いが非常に印象に残ります。偉い仙人も天子も「天数」は逆らい難いもの。だからこそ歴史の流れにあえて逆らった崇応鸞や、天子になる事を拒んだ申公豹は賢者だと言えるかもしれません。
読了日:3月9日 著者:安能務
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バッカーノ!1710―Crack Flag (電撃文庫)バッカーノ!1710―Crack Flag (電撃文庫)感想
ヒューイが殺害したと言われていたモニカの死の真相も描かれる『1710』。秘密の共有者であり、何となく居心地が良かった三人の関係はやがてヒューイの“恋心の自覚”で変化を迎える。しかしその結末はあまりにも哀しいものでした。あっという間に新たな「仮面職人」を組織してしまったヒューイの行動力はそのままモニカへの愛だったように思う。ただその組織も『2002』を読めばこの本の中の事件を操った「黒幕」の手によって都合のいいように使われてしまったようですが。その事実がより悲しいです。黒幕は一体何を求めているんでしょうか…
読了日:3月12日 著者:成田良悟


デュラララ!!×10 (電撃文庫)デュラララ!!×10 (電撃文庫)感想
「初集会時のダラーズ」という幻想を取り戻すため暴走し続ける帝人。友人を引き戻すため黄巾賊を再結集する正臣。大人たちの謀略渦巻く中、ダラーズに関わる人々も次々と姿を消していく第10巻。ダラーズの精神の要とも言える門田がひき逃げに遭って意識不明になり池袋はますます争いの巷へ…。姿を消した者たちはある場所に集結し、帝人に引導を渡した(ともいえる)千景も現れて物語は段々終局に向かい始めている様子。このまま臨也の思惑通りに進むのかと思いきや、臨也は臨也でトラブルに遭うし本当にこれからどうなってしまうのか…。
読了日:3月16日 著者:成田良悟


封神演義 9 (集英社文庫 ふ 26-15)封神演義 9 (集英社文庫 ふ 26-15)感想
仙界大戦最後の戦いが描かれる第9巻。原作の聞仲は重要そうなキャラクターのようで肝心の戦いは目だたず最期はあっけなくやられる結構不遇な人物でしたがこの漫画では“主人公の前に立ちはだかる最大の敵”の面目躍如。十二仙の大半を一人で全滅させる活躍ぶりは見事。太公望との最期の一戦も胸に迫るものがありました。いくら聞仲が求めても失った時は戻ってこなない。それは太公望も同じで大切な者を失っても引き返す事はできない立場に彼は立っている。どんな悲しみに直面しても耐えていた太公望が一人涙を流すシーンにこちらも涙を誘われる。
読了日:3月19日 著者:藤崎竜


封神演義 10 (集英社文庫 ふ 26-16)封神演義 10 (集英社文庫 ふ 26-16)感想
殷と周の最終決戦が描かれ、作品の根底にある様々な謎の真相が明らかになる第10巻。まず”歴史の道標”の正体とこの作品世界のあまりに意外な成り立ちに驚かされる。「女媧」をああいう風に設定するとは…。本人の意思に関係なく歴史の道標の思惑を叶えるために妲妃に操られ、挙句愛すべき臣下や民からも見捨てられた紂王がひたすら哀れでなりません。この巻は妲妃や王天君の真の思惑(女媧にいいように使われて終わりという事はありますまい)や天化の最後の戦いの行方等、気になる事ばかり残して終わってるので早く続きを読んでしまいたい!!
読了日:3月23日 著者:藤崎竜


鬼灯の冷徹(21) (モーニング KC)鬼灯の冷徹(21) (モーニング KC)感想
表紙の妲妃といい地獄太夫といいなんとなく美女が印象に残る第21巻。唐瓜と茄子に後輩ができてたり(そういえば何巻かで採用面接してたな…)夜叉一の子が大きくなってたり、「この漫画時間経つのか!?」と妙なところで感心してしまいました。この巻は笑いの面はちょっと小振りでしたがトト神のヒントありまくりの変装とハトホル神の変わりっぷりが凄い「変装」と、肖像画のインパクトをそのまま再現したキャラデザが印象的な一休さんと、衆業地獄主任が登場する「地獄太夫」がお気に入り。「控訴」はオチで何だか背中がゾワゾワしてしまった。
読了日:3月24日 著者:江口夏実


聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話外伝 15 (少年チャンピオン・コミックス)聖闘士星矢THE LOST CANVAS冥王神話外伝 15 (少年チャンピオン・コミックス)感想
前聖戦の黄金聖闘士の姿を描いてきた外伝ですがまさか老双子の若き日の姿を見れるとは…。聖戦が迫る度に発生しているような気がする「味方側の裏切り」と双子の強い絆が描かれる。「裏切り」の解釈としては冥王側の策という設定となっていますが…策にかかる根本にある問題は聖闘士はやはり神ならぬ「人間だから」という事でしょうか。だからこそ悩み、苦しみ、そして困難を克服していくのでしょうね。冒頭のセージ対ハクレイの戦いは後々の双子の活躍を知っていてもドキドキするシーン。ハクレイが見せると言ったアルターの真の力も気になります。
読了日:3月27日 著者:手代木史織車田正美


アルモニカ・ディアボリカ (ハヤカワ文庫JA)アルモニカ・ディアボリカ (ハヤカワ文庫JA)感想
『開かせていただき…』の続編。廃坑の天使の発見を皮切りにジョン・フィールディング判事の名の元、ある人物の死の真相を探る。その死者が明らかになった時も衝撃を受けましたが、彼が記した手記の内容にも衝撃を受けました。そして再び判事やバートンズたちの前に姿を現したエドの行動とその行く末にも…。ストーリー展開の巧みさもさることながら、判事が苦しんだ「法と情」、そして「正義」を貫く事の難しさについても想いを馳せてしまう。一応、前作同様ハッピーエンドながら、苦いものの残る結末。是非もう一度続編を期待したいところ。
読了日:3月27日 著者:皆川博子


ダブル・ジョーカー (角川文庫)ダブル・ジョーカー (角川文庫)感想
今作は主に他者の視点を通した「D機関」そして結城中佐の“存在感”が描かれる。表題作の展開は痛快の一言。「蠅の王」は素人スパイと本物のスパイの格の違いをまざまざと見せつけられる。「仏印作戦」はスパイ事件に巻き込まれた一般人が主役で少しコミカルな印象。「柩」、「ブラックバード」は別々の話だが背景は繋がっている。「柩」は結城中佐と彼が育てたスパイの凄まじさを実感する話。そして「ブラックバード」は結末に苦みを感じながらも、常人離れしていても人間であるが故に犯した失敗に彼らもやはり人間だったか、と少し安堵も覚える。
読了日:3月31日 著者:柳広司



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漫画家・内藤泰弘さんファンのKUROがお送りする趣味に関することを色々書いているブログです。不定期更新。

主に「ジャンプSQ.」「ジャンプSQ.クラウン」掲載の『血界戦線』の感想で構成されています。

『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

※現在更新停滞ぎみです…。アニメ『血界戦線』第2期までには調子を戻したい…

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