desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

今月のトライガン(2007年3月号) 

昨日はベッドの上に寝転がったら熟睡してた…

大変遅くなりましたが、先月発売の3月号の感想です。


雑誌ラストページの作者の一言で内藤先生から「あと二回」という告知がでました。
アワーズへの移籍から約10年。私が「TRIGUN」を知ったのもだいたい似たような時期ですからずいぶん長い年月が経っています。
それにも関わらず、この作品を読み続けられたことに深い感慨を感じています。

さて、3月号ではプラントと人類の転機が描かれました。



雑誌ラストページの作者の一言で内藤先生から「あと二回」という告知がでました。
アワーズへの移籍から約10年。私が「TRIGUN」を知ったのもだいたい似たような時期ですからずいぶん長い年月が経っています。
それにも関わらず、この作品を読み続けられたことに深い感慨を感じています。

さて、3月号ではプラントと人類の転機が描かれました。

それまでお互いを理解せず、それどころか人間からすればプラントは機械にしか過ぎない存在でした。
その外見から一部の人間からは崇められ、これを本尊とする宗教(あるいは狂信者じみた連中も)まで存在しますが、それはあくまでごく少数です。
「星」に生きる人々はプラントが無ければ生きてはいけず、軽い罪悪感を感じながらも耐用年数が過ぎればフル稼動させ、文字通り擂り潰れるまでプラントを使い続けてきました。

それが、自立するプラントであるナイブズと彼に率いられたプラント達の圧倒的な復讐を経て、人間は間違いを犯していた事に気づきます
しかし、気づいたからといってどうなるわけでもなく、復讐されることの恐怖、虚しさ、理不尽な目にあっているという怒りぐらいしか無かったのが、今までの展開でした。

しかし、地球から来た人間達やメリルたちヴァッシュを良く知る者達の努力が、プラント達に直接語りかける機会を作り、最後のヴァッシュの一押しで人々の思いは繋がりました。
その場にいる人間全員がプラントたちの記憶を見、人間達の思いも直接プラントに伝わります。
その結果は、誰にも(ヴァッシュさえも)予測できないことでしたが、結果、プラント達はナイブズの手を放れ、人間達の元に戻ってきます。人間の心ももう今まで通りではありません。

 『死なせはしない…。君達は…こんな私達に猶予をくれた…!!
  …共に生きるんだ。いや…生きさせてくれ…!!!』

 (ヤングキングアワーズ3月号 133P)

上記は、地上に落下し苦しむプラントを救おうとした技師の言葉ですが、これはその場にいた人類の心の代弁のように読みとれます。


今月号の展開を読んで思い出されたのはかつてヴァッシュが言った以下のセリフでした。「TRIGUN」でも1,2を争う好きなセリフなので、抜き出してみます(笑)


 『何度でも仕切り直せよ。死なせるな裏切るな。幸せを掴め夢を語れ!!
未来への切符はいつも白紙なんだ』

 (コミックス『TRIGUN』#1より)

個人的にこのセリフは「TRIGUN」のテーマそのものを現していると思ってます。

かつてレム・セイブレムが味わい、ヴァッシュ自身も体験した大いなる後悔。
しかし2人とも悔やむだけではなく、前進し続けました。レムの前進はヴァッシュという人間を形づくり、ヴァッシュの前進はこの物語で描かれる長い旅の原動力になりつづけました。

犯してしまった間違いに悔やむだけなら誰でも簡単にできます。
しかし、そこで終わってしまえば結局思考が停滞してしまって何も生み出せなくなってしまいます。
人はどうしても間違いを犯しながら生きていかざるをえませんが、もし間違いに気づいたなら、それを正面に見据えて更に行動を起こしてい事こそが大事なのだと思います。

そしてまさに人類は行動を起こしはじめました。
完全なる仕切り直し。これからがどうなっていくのかは行動した彼らもわからないことですが、「未来への切符」の行き先を決めるのはプラント達と共に生きていくと決めた人類なのです。
(そして人間がこの事に気づくきっかけがプラントを通して見た「ヴァッシュ・ザ・スタンピード」だったというのが何とも心憎い)


これで、プラントと人間のことには結論がでました。最後はナイブズとの決着があるのみです。
飛空艇から地上に広がるプラントと人間の姿を見たヴァッシュの口元には心なしか笑みがこぼれています。
そして、今までしたことのない「必ず戻る」という約束をメリルとミリィにして、地上に降り立ちました。そこには同胞を失いたった一人になったナイブズがいます。

ついに次回は最終回直前。ナイブズとの対決です。

こちらも近々アップしたいと思います。
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[ 2007/03/03 22:54 ] 内藤泰弘 | TB(0) | CM(0)
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