desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

血界戦線 第10話「ラン!ランチ!!ラン!!!/to the end」 

・アニメ『血界戦線』第10話「ラン!ランチ!!ラン!!!/to the end」の感想です。

・ライブラでの休憩時間、レオはザップと新入りのツェッドをランチに誘う。
しかし、何となくツェッドとそりが合わないザップは渋い顔。その態度に腹を立てたレオはツェッドと二人だけで出かけようとするが、ザップは態度を一変し3人でランチへ向かう事になる。

しかし、ザップが連れてきたのは「回転寿司屋」。明らかに半魚人のツェッドに対する嫌がらせだったが、当のツェッドは全く動じず、むしろあからさまな新人いじめをするザップに冷たい態度をとる。
嫌がらせが不発に終わったザップは意地になり、二人をヘルサレムズ・ロットでも特別怪しげでゲテモノを出す店ばかりに案内する。反目しあう二人の間に挟まれ、レオはお腹もすいて次第に疲弊していく…。
一方、クラウスとスティーブンはダニエル・ロウ警部補からの呼び出しを受けていた。
警部補はレギオカ千兄弟と呼ばれる新興のファミリーヤクザが千体ものパワードスーツを密かにヘルサレムズ・ロットに持ち込んだという情報を教え、ライブラにもその検挙に協力するよう要請してくる。
あまり関係が良くない警察の要請を渋るスティーブンだが、ロウ警部補が街の混乱に乗じて他の厄介者が動き出す可能性を指摘すると、クラウスが俄然やる気に。結局その要請を受けることとなる。
その一方で、今度は珍しく「術士協会」から呼び出しが。ヘルサレムズ・ロットに結界を張った術士たちの「長老」が抱く気がかりとは?

・アニメ『血界戦線』のストーリーもいよいよ佳境。原作ストックがまだまだある中、どの話が選ばれるのか…と思ったら何と「ラン!ランチ!!ラン!!!」という原作でも屈指のお笑い回。
話の内容を非常に端的に言うと「レオ・ザップ・ツェッドが休憩時間にお昼ご飯を食べに行く“だけ”の話」。

よりにもよって何故この話を?と思わないでもないですが、ここから先はどうしたって嵐を呼ぶ展開になるでしょうから、ただただ無条件に笑って終われるこの話は案外ちょうどいいのかもしれなせん。
(レストランの話もライブラのメンバーがたくさん出てくる笑える話という意味では同じ傾向の話だけど、あれはフェムトが出てくるし、話のラストでライブラのほとんどのメンバーが働けない状態になって終わるので、今後の展開上不都合が生じるから無理だったのかな~なんて思ってしまう)

・ところで今回、いきなり原作のヤマの部分から始まったのでびっくりしました!
しかもちゃんとアニメ用のオチが別に用意されていた。

原作のオチは面白いし、あれをそのまま見たかった気もするけど、別のオチへの変更はオリジナルの「レオとツェッドが病院へ行く」展開へ自然に移行する為には必要だったようにも思う。(あと、原作だと夜明けに事件が解決するので恐らく絶望王が堂々と表に現れる時間=夕刻にあわせられないから変更になったのかな~と思うんですけどどうだろう)

・これまでアニメでは数々のおいしそうな食べ物の画像が登場しましたが、今回登場したのはまさに混沌の街を象徴するバラエティーに富んだ「食」ばかり。ただし、かなりディープな方向に(笑)

まさか原作で登場したゲテモノ料理店全てが登場するとは思いませんでしたよ…。
特に○○丼!!なんで予告ではモザイクかけてたのに本編では外しちゃったの!!
虹色になってたのでアレ感は心なしか薄れてたけど口から出てる時点で全然意味無いよ…。

あと、アーティさんの店での痴話げんかは兎も角、ラーメン屋さんの○○で出汁をとったラーメンをテレビでやってしまうとは…。
実はあれがゲテモノ料理以上にやばいなーと思ってたのでちゃんとやってたから本当にびっくりしました。
しかも、このシーンも鍋と部屋の各所にモザイクがかかってるんだけど薄すぎて何かわかっちゃうという…。これはDVDに収録される際外されるんでしょうか?(嬉しくない!!)
何かいろいろ伏せ気味ですみません…。ちょっと…あまり具体的には書きたく無い…。

・料理はゲテモノばかりですが、レオ・ザップ・ツェッド達の表情は変化に富み、観ていて非常に楽しかった!!
出てくる映像がアレでアレな感じの連続だったので彼らのやり取りは非常に癒しでした(笑)
割とリアルな等身のアニメなのにあそこまでディフォルメ効かせた顔が続くのが凄い。

畳みかけるように続く不幸とあまりの空腹についに追い詰められてしまったレオの「フードパニッシュメーン」のところは阪口大助さんの演技も相まって深夜だと言うのに声出して笑ってしまった。

あと、ツェッドはディフォルメが効くとちょっと可愛いですね。
嬉しそうな顔とか特に可愛い!!

・ハチャメチャなランチ組に対してクラウス・スティーブンの方はきちんと仕事モード。

いきなりですが今回スティーブンはえらくかっこ良かった。
…いや、この人いつもかっこいいけど、腹に一物抱えてる人物とのやり取りは彼は本当に映える。アンニュイな表情もいい。

けどそんな仮面も実直なクラウスが相手だと吹き飛んじゃうんですよね…。
クラウスはやっぱり強いなー。そして、スティーブンもクラウスと一緒に行動してる段階で、嫌だけど仕事は結局受ける羽目になるのは判ってたんだろうな~なんて思ってしまう。だからこそのあの表情だったような気もする。

・しかもクラウスたちは更に術師たちの作る協会にまで呼び出しをくらってしまう(最終的には千兄弟の抗争が始まったので話自体はエイブラムスだけが聞く事になりましたが)
で、ここで登場したのがレオの担当医の先生とケンタッジーにお勤めのアンジェリカちゃん!!
なんと彼らは街に結界を張った術師達の一員だったのです。

これは全く予想してなかったので素直に驚かされました。
確かにライブラのメンバー達も今メインで活動している彼ら以外にも街で普通に生活をしながら活動を続けている人たちがいるんですから、術師達も一般人にまぎれて普通に生活してても全然おかしくないんですよね。(まあ、あの街に住んでいる段階で「一般人」の括りがよくわからなくなるのですが…)
ところで作中流れた人物情報によると「アンジェリカ」というのはコードネームで本名では無いらしい。
どうも術師達はその職務上、本名を明らかにする事ができないっぽいですね(だからこそホワイトとブラックも自分たちでつけた名前を名乗っていた)。
ブラッドブリードも名を呼ばれておぼろげな存在を確定される事を嫌っていたりするので、もしかしたら術師達も本名を知られるのは危ない事なのかもしれません。

・長老の話からビルに地下にあった結界が事故で吹き飛んだ事(ライブラが上で戦っていた事はその事には関係なかったらしい)、そして街に貼った結界の一つが所在不明で、それを張った術師夫婦はその際に死亡し、子供たちだけが戻ってきたという情報が判明する。
戻ってきたのはホワイトとブラックで亡くなったのは彼らの両親だとはおもいますが、気になるのは誰かという事は明言されていませんが、二人の子供の内一人が協会に所属しているという事実。
素直に考えれば入院しているホワイトではなく、健康なブラックの方だと思いますが、ブラックはレオに術師たちとの関わりを控えているというような事も言っている。
そうなると、実は協会に籍を置いているのはホワイト?(だから長老がいる病院に入院している?)

・今回はお笑いシーンを中心に展開しましたが、ラストの病院のシーンからは空気感が一気に変わる。
時刻は夕刻。レオとの会話はいつも通りのように見えて、ホワイトの表情は晴れない。そしてツェッドのあからさまなほど視聴者に妙な緊張を強いる「また明日」と言う台詞…。
描かれる絵は綺麗なのに、それに反する張りつめたような不穏な空気。そしてついに、聖堂での絶望王の登場とホワイトの衝撃的な要求から、何の余韻も無いタイミングでのイントロ無しのエンディングで不安感は最高潮に達する…。

ここからレオとホワイト・ブラック兄妹たちの物語の最終章が始まるのだと嫌でもわかる。
レオはホワイト(というか絶望王)の要求にどう応えるのか?

・何だかひたすらに不安になるラストシーンではありましたが、実は今回の話を見て希望も見出していないわけではない。

今回の話はほぼ原作通りに話が展開しているのですが、空腹で変になったレオを落ちつかせる場所という事で訪れた、ビビアンのいるダイナーのシーンで、ビビアンとレオの原作にはなかった会話が加えられている。
(「ラン!ランチ!ラン!!!」がこの回に選ばれた理由は、このダイナーのシーンを描きたかったからなのかもしれない)

ぽつんとしていたレオを心配していたビビアンも嬉しそうだし、レオ自身も(ともに食事をする相手がいる事を)素直に良かったと返答する、観ていてホッとするシーン。(で、俺らがいて良かったな~とからかったザップがレオの素直な反応に妙に照れてるところが可愛かったりするんですよ~。しかも「俺ら」ってちゃんと言ってるところがポイント)

一人ぼっちで食事をしていたレオには今や食事を共にする仲間がいる。
前回のクラウスとのシーンもそうですが、レオに仲間がいる事を強調し、何かトラブルに巻き込まれても一人で解決する必要は無くなっている事を強調しているような気がします。

レオは最終的に絶望王と対峙しなければいけない日がきっと来るでしょう。
その際、レオは巨大な力を持つ13王の一人を前に「自分ではどうする事もできない」という神々の義眼を得た時と同じような“絶望”に打ちひしがれるかもしれない。でも、そんな時にライブラのメンバー達が彼を捨て置く事はきっとない。世界の危機を救い、苦しむレオにも手を差し伸べるんだと、そう信じています。

・不安感を煽るだけ煽っておきながら次回は何とこれまでのお話を振り返る10.5話。
いわゆる総集編です。
リアルタイム視聴していた時は、これは間にあわなかった為の窮余の策なのか予定通りなのか?そして総集編は10.5話なのか、11話なのか?と、ちょっと混乱しましたが、結局(関西)放送当日に次回が10・5話と言う事が判明し、公式からもすぐさま10.5話を含めた残り後3話で完結ということがアナウンスされました。
やったー!!実質後3回『血界戦線』が観れるーー!!!!

そんな訳で、次回は総集編ですが(予告のソニックが非常に可愛い「友情は五分と五分だろ☆」)、レオがラジオに電話をかけ、これまであった出来事を語りつつ人生相談するという内容らしいのですが…気になるのはその相手。
どうやらこれまでに登場した人物らしいのですが…グァバラさん?(笑)

・第1話の冒頭のミシェーラへ宛てた手紙の書きだしを思うと、恐らくハッピーエンドでこの物語は終わるのだとは思うのですが、これから結構辛い場面を目にするんじゃないかと勝手に想像して緊張してしまっています。(想像だけでそうなってりゃせわ無いですが…)
でも、『血界戦線』なので決して視聴者がスッキリとしないエンディングにはならないと信じています。
残すところあと3回。これからの展開もしっかり見届けたいと思います。
(そしてきちんと感想も残しておきたい)
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コメントありがとうございます!

確かに今回ツェッドが描かれないと出た!!→最終回ってことになりかねませんね(^^;
今回はツェッドの個性がですいように、気が使われていたような気がします。

レオを含めたザップとのやりとりに思いっきり笑っちゃいました。
[ 2015/06/11 21:10 ] [ 編集 ]


この話が選ばれたのはツェッドさんのキャラをわかりやすく描かれてるのも大きい気がしますね
前回初登場の割にアニオリの存在感に喰われた感有りましたし
[ 2015/06/11 00:17 ] [ 編集 ]
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『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

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