desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

血界戦線 第8話「Zの一番長い日・前編」 

・『血界戦線』第8話「Zの一番長い日・前編」の感想です。

・ブラックと共に博物館を訪れたレオ。
そこでレオはブラックに3年前にニューヨークで発生した「大崩落」、そして崩落を食い止めるために結界を張った「術師」たちの話を聞く。ブラックとホワイトの家もその「術師」の家系らしい。
術師達は今現在も崩落についての研究を続けているというが、ブラック自身はその事にあまり関わりたく無いらしい…。

そんな折血脈門が解放され突如ヘルサレムズ・ロットにブラッドブリードが出現した。
「牙狩り」本部はインドの国軍基地内を丸ごとグールだらけにし、半身を欠損して尚猛威を振るうその血界の眷族の滅殺を困難と判断。
クラウスによる封印を敢行する事が決定し、ライブラのメンバー達はブラッドブリードと謎の人物が交戦する現場へと向かう。

しかし、先に現場に到着したK・Kとスティーブンが目にしたのは奇妙な光景だった。
一人はトレンチコートの男。もう一人はローブ姿の異様な怪人。二人は一見どちらを攻撃するか迷うものの、鏡を使ってブラッドブリードを見分け、本物を攻撃!しかし、何故かもう一人の人物が遅れて現場に到着したザップに襲いかかる。

悲鳴を上げながら逃げるザップを捕まえたその人物は「裸獣汁外衛賤厳」。斗流血法の創始者であり、ザップの「師匠」だった…。


・今回は「BLOOD LINE FEVER」以来の本格的なブラッドブリード戦。

しかもあの時同様、滅殺が困難な高位のブラッドブリードが相手ということで、ライブラの総力戦になるのか…と思いきや、血脈門(ブラッドブリードたちが使用する移動用ゲート)から戦いながら飛び出してきたある人物によって事態は一変する。

ブラッドブリードをたった一人で真胎蛋と呼ばれる自閉形態まで追い込んだのは、伝説と呼ばれる「二重属性使い」。
「斗流血法」の創始者であり、ザップの師匠でもある“血闘神”裸獣汁外衛賤厳。

そして、彼の登場によってザップの酷い1日が始まってしまうのでした…。

・昔からずーっと思ってきた事ですがアニメを見て改めて思う。
ザップはやっぱりクズい!(笑)

これは別に私だけが思ってるんじゃない。仲間であるはずのあのスティーブン氏のお墨付きだ。うん、なんか…凄いよ。ザップ。

前話でクラウスに対して結構クズい事をしてみせたザップでしたが、今回の話の冒頭ではザップの駄目すぎる1日が描かれる。
愛人宅で目が覚める→ジャンクフード→お馬さん→逆カツアゲ→ギャンブル→おねーちゃんがいるお店で呑み→愛人宅で目が覚める…以上、エンドレス。
書き出してみるとほんと酷い!!(笑)

もう前回での行動見てるだけでもザップが駄目駄目人間であるのは自明の理だというのに、これでもかというぐらい畳みかけてくる。駄目さがとどまる事を知りません!!

でもこの妙な念いり具合が師匠の登場後の展開に、非常に、非常に効いてくる。
ここまで自堕落だと師匠が大激怒するのも、ザップが酷い目にあうのも仕方が無いよねーと…(笑)

・師匠は自己研鑽(と、いっていいのかどうか悩む高位レベルだけど)の塊で、弟子にも同じものを要求してくる難儀な御仁。
だからこそ、ヘルサレムズ・ロットにきて自堕落に過ごし、しかも意中の女の子に会う為にチキンを食べまくった結果、わがままボディ(笑)になってしまったザップを師匠が許すはずが無い!!

ぷよぷよになったお腹を杖でつつきながら仲間の前で紡ぎだされる罵倒の言葉の数々…。
この辺りの台詞は聞いててむしろ気持ちいいぐらいなんですが、言わされるザップはたまったもんじゃない。泣きながら自分を罵倒する台詞を通訳し続けるザップに、珍しくレオに同情されたりしてる。(私も同情した)

更にこのシーンの「ザップ可哀想度」に拍車をかけるのが、スティーブンの「ザップは度し難い人間のクズですが…」という台詞!
原作ではまあまあと取りなす表情と共に書かれた台詞でしたが、アニメではさらりと、そして台詞の後にやたらめったらいい笑顔が登場する。
しかも今回念入りにザップのクズっぷりを描いているのでこの台詞の威力は5割増(笑)
流石に可哀想!!でも無茶苦茶笑ってしまいました。

・ザップの真胎蛋の攻撃性解除のシーンはアニメ化される際、最もどうなるか気になっていたところ。

原作では「一見かっこいい見開きなのによく見ると最悪」というなんとも名状しがたい場面だったんでした。
「あれは流石にあのままできないよねー、どうするのかなー?」と思ってたら、まったく予想もしていなかった表現で描かれてしまいました。
ま…まさか…サーモグラフィーで現してしまうなんて…。
チェインの台詞が結構ソフトになってたので(原作読んだ時は女の子がそんな事言っちゃいけません!!と思った)、大丈夫かなーなんて思ってたのに油断してました。
夜中にリアルタイムで観てて笑いがこらえられず、布団の中で思わず変な声が出てしまったわ!!(深夜なのでリアルタイムの時は携帯のワンセグで観ています)

でも、観終わって思ったんですよねー。
『テレビで流すなら流石にこれが限界。むしろソフトな感じになって観やすいシーンになってたと思うよ。よかったよかった。』って。

…と、思ってたら…なんと…公式twitterで「ディスク収録の際には原作通りの表現でいきます!」という謎の頑張りを予告されてしまいました。何故…何故その方向で頑張ろうとおもっちゃったんだ!!!
しかも「夢」とまで言っちゃってるよ!何考えてんの、もーーー。

…そんなわけで、ディスクにはあのかっこよくて最低なシーンが再現されるそうです。
非常に気になるけど、なんか複雑な気分(笑)

・そんなわけで原作の内容である本編の方は、比較的コミカルな要素の強い演出となっていました。
もう、色んな場面で笑わせてもらいましたよ。戦闘シーンとかちゃんとかっこいいし(師匠のカグツチとシナトベの技出すところとか惚れ惚れする)、荒れた街の背景も非常に綺麗だったんですけどね。印象に残るのはやっぱりお笑いシーン(笑)

それに対してオリジナル部分はシリアス度をますます上げています。

今回は、ブラックとホワイトの出自や本名が明らかになり、彼らの身に何が起こったかが推測できる場面や台詞が数々挿入されている。
そこで自分の頭の中を整理するために、今明らかになっている事、そして気になる事を書き出してみることにします。
あくまで主観なので、間違ってるところもあるかもしれませんが(^^;

①3年前。ニューヨークで謎の大崩落が発生。崩落を抑えるため、人界異界の術師と呼ばれる人たちが結界を張る→ヘルサレムズ・ロットの誕生。
しかし、結界を張る際に命を落とした者も多く、術師であるブラックとホワイト(本名:ウィリアムとメアリ)の両親もこの際死亡している。

②ウィリアムとメアリは3年前絶望王と会う。選択が行われ、ウィリアムの申し出により絶望王はウィリアムに取り憑く。
(その報酬としてホワイトは生き返る?)

③メアリ(ホワイト)は3年前から入院しているが、本人の感覚としては現在健康。レオと出会った病院裏の墓地が落ちつくらしいが、ブラックには行く事を止められている。

④ブラックは絶望王として行動している際の記憶を持っていない(だからレオと会った事を覚えていなかった)
ホワイトはブラックが記憶を失っている事がある事を隠そうとしている

⑤ブラックはホワイトに絶望王の存在を隠しているらしいが、ホワイトは絶望王の存在を知っている。

⑥絶望王はブラックに偽ってホワイトを使い、なにかしらの目的を果たそうとしている。その目的を果たす為にはレオ(正確には神々の義眼?)が必要である。

⑦結界が焼き切れようとしている描写

【気になる事】
・何故、兄妹は偽名をつかっているのか
・回想シーンで印象に残る銃と腕時計の意味
・絶望王の目的(多分、術師達の活躍で止まってしまった大崩落の続き?ただ、レオが必要な理由がわからない)
・ホワイトは生きているのか、死んでいるのか
・3年前、メアリが青いコート、ウィリアムが赤いコートを着ていたが、現在絶望王が纏うコートの色は青。これに意味があるのか?
・ホワイトとブラックは絶望王の差し金(?)によってお互いに隠し事をしている

おぼろげながら絶望王のやろうとしている事、兄妹の役割が見えてきましたがまだまだ謎は多いです。
ただ、この兄妹はレオ同様、とんでもない存在から選択を突きつけられ、逃れ難い運命に巻き込まれて絶望王の目的のために動かざるを得ない立場におかれているのは確かなようです。

この兄妹を「亀の騎士」レオが如何に“助けるか”がこの物語の最終的な着地点っぽいですね。
出来るならば二人が幸せになる結末だといいのですが…。

・色々ごちゃごちゃと書いてしまってますが、本当は何も考えずこれからの展開を待つ方が楽しいかもしれない。
でも、色々考えてしまうぐらいオリジナル展開の行方が気になっています。

アニメが始まる当初はそこまでオリジナルキャラに思い入れが出てくるとは思ってもみませんでしたよ…。

・次回は「Zの一番長い日」の後編。ついに弟弟子のツェッドが登場します!!
今回はお笑い要素が強かったですが、次は比較的アクションが主体となる内容になりそう。非常に楽しみです。



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ヒートさん>こんにちわー。

師匠がおちゃめさん、私もめちゃめちゃ同感です!!
エンディングの師匠も結構ノリノリで好きです。

ザップはアニメでこれでもかと駄目っぷりが強調されてて大爆笑でした。
以前から、内藤先生はザップのファンを試すかのように駄目シーンを描いてこられましたが、アニメもこの勝負に加わってくるとは思ってもみませんでした(笑)

駄目なんですよ。駄目なんですけど、絶妙なところでいい人っぷりが感じられて決して嫌いにはなれない。
本当にいいキャラだなと思います。

それにしても、本当に何でザップは師匠に弟子入りしたんでしょうね?
身内を化物にやられて仇討ちのため、といった悲壮感漂う背景は似合って無いから、単純に師匠の強さに惚れこんだから、なんでしょうか?
強者のクラウスに挑戦し続けてるところ見ると、強くなりたい!という気持ちは他人より強そうだし。
でも全然ストイックじゃないから、都会に出ると堕落する(笑)
[ 2015/05/30 13:48 ] [ 編集 ]


出だしの悲壮感とそれをぶち壊すザップのクズっぷり。
師匠にも散々言われていましたが、もうどうしようもないなこの男は。

クラウスさんが名前がわからない理由を「心臓がないから」と言い当て、師匠がそれにサムズアップで返すシーンで、「汁外衛さん意外とおちゃめだな」と思った私は異端でしょうか・・・

そういえばザップはどういう経緯で師匠に師事することになったんだろう? ツェッドについてはすでに描かれましたが、ザップについても今後原作で回想されたりする話がきてほしいですね。
[ 2015/05/30 00:09 ] [ 編集 ]


コメントありがとうございます!!

原作通りザップさんとツェッドさんの「Z」の他に絶望王の「Z」かもしれませんね>

なるほど!!
次回予告を見た感じだとそれもありかもしれませんね!
[ 2015/05/29 22:07 ] [ 編集 ]


来週絶望王が本格的に動き出すみたいですがもしかしてタイトルの意味は
原作通りザップさんとツェッドさんの「Z」の他に絶望王の「Z」かもしれませんね。
[ 2015/05/29 02:06 ] [ 編集 ]
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『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

※現在更新停滞ぎみです…。アニメ『血界戦線』第2期までには調子を戻したい…

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