desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

『血界戦線-妖眼幻視行-』Chapter5  

今日はアニメ『血界戦線』の放送10日前です!!
アニメ化が発表された時はまだまだ先の話…なんて思ってたんですが何だかあっという間でした。
(もう2015年も3カ月目が終わろうとしていることも恐ろしいですが

月始めの頃は10日前になったら久々に10カウントダウンなどしながら作品について語ってみようかなーんて思ってたんですが、あれよあれよと時間が経過し、結局何の準備も出来ないままこの日を迎えてしまいました…。
ちょっと情けないですが(^^;

とはいえ、文章書くのが遅い私がこれから何か用意するのもなかなか難しいので、とりあえず(?)『血界戦線-妖眼幻視行-』Chapter5の感想でお茶を濁そうと思います。


連載始まって以降、最も長い物語と「妖眼幻視行」でしたがそれもこの回で遂に完結。
またしても雑誌発売から時間が経ってからの更新となってしまいました。本当ならこの感想ももっと早く書いておきたかったんですけどね…(^^;


※一回更新したんですがちょっととっちらかってたので書きなおしました。

・妹の大事な思い出を弄ばれたレオは激怒し、ガミモヅに突然攻撃を加えるレオ。
キレて無謀に仕掛けたようにしか見えないこの攻撃にガミモヅは呆れますが、レオ自身にはガミモヅと戦う事ができると判断できる材料がありました。

一つはガミモヅが見た目の大きさと比べて軽い事。もう一つはレオの義眼の能力の方がガミモヅの持つ能力より少しだけ上回っているという事。

レオは手に持つ鎖でガミモヅを振り回しつつ、襲い来る刃は義眼の力で見極めてかわす事で何とか致命傷を受けずにガミモヅと戦い始めます。

ただし、哀しいかなレオは普通の人間。眼は見る事ができても体がついて行かないので完全に無傷というわけにはいかないし、能力は酷使し続けると眼を焼き、その眼に直結している脳にまでダメージをもたらしかねない。しかも、攻撃を避ける事はできてもレオにはガミモヅを倒す事の出来る決定的な力は無い…。

それでも戦う事を止めず自分を振り回すレオにいら立つガミモヅはやがてクラウス達が自分たちがいるホテルに戻り始めている事に気づきました。
完全に連絡を断ったはずなのにレオの危機に気付いたらしいライブラをいぶかしみながらも、レオの狙いがこれではないかと感じたガミモヅは街の住人達の眼球を操ってこれを阻止しようとしますが、この行動がかえって「義眼保有者」がレオの近くにいる事を気付かせてしまいました。

そしてレオがこの戦いを挑んだ目的は仲間の助けを待つだけではありませんでした。それはミシェーラからガミモヅを一歩でも遠く引き離す事だったのです。
その事に気付いたガミモヅは意識を取り戻したミシェーラに刃を向けながら再び自分の言う事を聞くようにレオを脅します。妹を再び人質に取られ、立ちすくむレオ。しかしミシェーラは果敢にもガミモヅの隙をついて飛び付き、兄を逃がそうとしたのです。

「逃げて」。かつて自分が“助けられなかった妹”のその叫びを聞いた事がレオに最後の一手を打たせたのかもしれません。
レオは渾身の頭突きをガミモヅにたたき込み、彼の持つ義眼にひびを入れてしまいました。その事で彼がかけた視界操作は全て消え去ってしまいました。
「神々の義眼」を壊された事に激怒したガミモヅは、レオを生かしたまま研究する事を諦め、兄妹共に殺してその眼球だけ奪おうとしました。まさに万事休す!

それでもレオはガミモヅの前に立ち続けました。かつてクラウスに言われた言葉を実行するかのように…。

そして「光」はもたらされました。ガミモヅの横っ面にたたき込まれるクラウスの力強い拳。そして、兄妹を守るようにガミモヅの前に立ちふさがる仲間たち。
ついにレオはこの戦いに“勝利”したのです…。


・かつて妹を守れなかったレオは、クラウスたちと出会って行動を共にするようになって自分を卑下するような考え方を捨てるようになった後も、心の奥底で自分を責め続けてきました。

そんなレオが再び妹の危機を目の前にして決して逃げず、守りきれた事は彼にとって本当に大きな意味のある事だったように思います。

とはいえ、レオにそれができる素質が全くなかったわけではありません。

事件が全て終わった後、ミシェーラはクラウスにいいます。
「亀はその体の構造上、後ろに下がる事はできない」この話を聞いた時、彼女は真っ先に兄を思い浮かべました。
足がすくんで動けなかったり、途方に暮れて立ちつくしたとしても兄は絶対に逃げない。うずくまってじっと耐えて、いつかまた歩き出す人だと。
ミシェーラはだからこそ兄を「亀の騎士」と呼ぶのです。

つまり、元々からレオは困難に直面したとしても決して逃げる事をしない人間だったのです。そして、そんな彼だったからこそ、恐怖に囚われて何もできなかった事をずっと後悔し続けてきた。

レオは今回の事件を経て、「何もできない」という呪縛からようやく解き放たれる事になったのだと思います。(だからこその仲間が現れた時の号泣があったんじゃないかと思う)


・そして、クラウスはレオの苦しみを理解した上でこのように語りかけます。この場面が本当にいいので長々と引用しちゃいます。

我々が初めてあった時 君は自分の事を卑怯者だと言った
(中略)
だがこう考える事はできないだろうか
絶望的な負い目が己を支える礎となり死ぬほどの悔恨が不退転の爪となるなら
今の君を作ったのはあの日の挫折だ
その強さが妹を我々を人類を救ったのだ
これは厳然たる事実であり卑怯さからは最も程遠い行いだ
誇りたまえレオナルド・ウォッチ 私も君を誇りに思う


レオと妹の身の上に起こった出来事は確かに不幸な出来事ではある。
しかし、その時味わった挫折を経たからこそレオは強くなった。そしてその強さこそが妹を守る力となった。
クラウスの言葉はどこまでも温かく、そして誇らしい。今回の話はどこもかしこもいい場面だらけなんですが(笑)、この場面は涙を誘われる本当に大好きな場面です。


・そして、もう一つ大好きな場面を上げるならば、やっぱりクラウスの巨大な怒りを表す大きな拳の見開きから、「技名を叫んでから殴る漫画」というコンセプトをかなぐり捨てるかのようにガミモヅをドガガガガと無言で殴りぬいて消滅させる場面(笑)

他のメンバーが自分の流派を唱えているのにブレングリード流血闘術の「ブ」の字も言わずに殴っちゃうクラウス…。
仲間を傷つけられたクラウスの怒りの大きさが言葉なしで理解できると共に、読んでる方がまさに漫画の中のスティーブン達と同じような表情になってしまう、そんな面白い場面でした。


・「妖眼幻視行」は全く芸も何もない言葉で恐縮ですが、本当に本当に感動するお話でした。
最後のレオのふっきれたような表情を見ると、まるで最終回を読んだような感慨に浸ってしまいます。(勿論、終わったら困るんですが)

この感動をどのようにお伝えすればいいのか…。言葉を費やしても足りないような気がするので、やはり実際読んでいただくしかないと言えるのかもしれませんが…。本当に良かったんですよ。今回のシリーズは『血界戦線』始まって以来の最長編となりましたが読んで良かったとつくづく実感しています。

そして、アニメも楽しみですが改めて原作の今後が楽しみにしています。
期待してますよ!!先生!!!
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漫画家・内藤泰弘さんファンのKUROがお送りする趣味に関することを色々書いているブログです。不定期更新。

主に「ジャンプSQ.」「ジャンプSQ.クラウン」掲載の『血界戦線』の感想で構成されています。

『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

※現在更新停滞ぎみです…。アニメ『血界戦線』第2期までには調子を戻したい…

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