desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

聖闘士星矢Ω 第45話「荒ぶる軍神!マルスとルードヴィグ!」 

・「聖闘士星矢Ω」第45話の感想です。


・双魚宮を抜け、ついにマルスの元にたどり着いた光牙。
戦いを挑むが、セブンセンシズに目覚めた光牙でさえマルスに退けられてしまう。

そこへ父の野望を止めようとするエデンが駆けつける。
父の非情な行いに対して異を唱えるエデンに対し、マルスは自分の過去を語りだす。

それはまだマルスが人間「ルードヴィグ」であった頃の話。
娘のソニア、そして妻のミーシャと共に人として平穏な生活をおくっていたルードヴィグ。
しかし妻を爆破テロで失った事をきっかけに次第にルードヴィグはある考えにとり憑かれていく。


・ついにこの瞬間がやってきました。
マルスの元にたどり着いた光牙VSマルス戦です。

しかし今回はマルスの過去の話が中心となるストーリー。
マルスが何故現在の世界を壊し、強者が弱者を導く新しい世界を作ろうとしたのかが明らかになりました。


・マルスがかつてルードヴィグと呼ばれていた頃。

大きな邸宅に住み、たくさんの使用人も抱えている事からある程度の資産を所有し、また、議員としても活動していた様子。
家に帰れば可愛い娘のソニア。そして、ソニアに面差が似た美しい妻ミーシャが温かく出迎えてくれる。

彼はある程度の権力は持つものの、「極々普通の人間」にすぎませんでした。
しかし、妻が自分の目の前で爆弾テロの犠牲者になってしまったその日から、ルードヴィグは変わってしまいます。

テロ犯を司直の手にゆだねず、自らの手で裁いていくルードヴィグ。それは、単純な復讐ではなく、か弱き妻の命を理不尽にも奪った“恐怖と暴力”に対する戦いでもありました。
しかし、妻の命を奪った者たちもまた弱い人間にすぎない事に気付き、再び苦悩し始めます。
そんな彼の眼前に広がる火星の姿。それを目にした時、ルードヴィグは火星の神、軍神マルスへと変貌を遂げる。

間違いに満ちた世界を正し、地球人類を革新させる事が自分の役目と見定めたマルスは四天王を始めとした火星士たちを率い、現在の人類と世界を守るアテナとその聖闘士達に戦いを挑んだのでした…。


・愛する家族を不意に奪われた怒りや悲しみ。
それを世界全体や全人類に対する絶望へと転換し、やがて世界と人類に革新をもたらす為に今ある世界や人々を守ろうとする「神」に戦いを挑んだルードヴィグ。
彼を襲った出来事に対しては大いに同情しますが、その思想は余りにも極端すぎて光牙やエデンならずとも到底受け入れられるようなものではありません。

しかし、ルードヴィグ=マルスにとっては古き世界を滅ぼし、強き者が弱き者を統べる事こそが揺るぎない「正義」。
その「正義」が果たせるのならば、どんな犠牲も惜しまず自らの命も惜しくないとマルスは考えている。
言わば自分の子であるエデン(そして恐らくソニアの為でもあったと思う)に“平和な世界”を残す為にマルスは戦っていたともいえる。
今思えば、かつて双子座のパラドクスが龍峰にマルスが戦いに勝った後の世界を見せた事がありましたが、もしかしたらアレは幻想でも何でもなく、嘘いつわりの無いマルスの目指す世界だったのかもしれません。


・マルスは現在の世界を無価値と断じている。
しかし、そうではない事を光牙やエデンは知っています。

二人は一人の少女が愛した世界を守る為、そして自らを育んでくれた者を救う為、多くの傷を負いながらも先に進んできました。
ユナは光牙の導きによって仲間たちは前に進んできたといいましたが、光牙もまた彼らの導きにより今マルスの前に立っています。
また、エデンも父の作りだそうとする世界を拒否し、その行いを正そうとここまで来たのです。

マルスが自らの「正義」を振りかざすように、光牙達もまた聖闘士としての「正義」を為そうとしている。

確かに、マルスの正義はその意思を反映するように強固。また、今のマルスは人であったルードヴィグではなく言わば「神」そのもの。
それに打ち勝つには光牙達も自分たちの揺るがない「正義」を、心の強さを見せつける必要があるでしょう。

私見で恐縮ですが、『聖闘士星矢』という物語において、いつも勝つのは単純な力の強さではなく、人間の強い「意志」の力だと思います。それは他者が描いたスピンオフ作品である『LC』や『エピソードG』でも変わらない、『星矢』という作品を支える骨子です。

できることならば『Ω』においてもそれが体現される事を望んでいるのですが…果たしてどうなってしまうんでしょうね。
話数が少ないうえに、まだまだ残されるているも多いですから(今回もユナVSアモール戦の決着もつかなかった事ですし)結末がどのようになってしまうかは正直期待半分、不安半分といったところです(いや、不安の方が7割ぐらい?)

とはいえ、ここまで来たら一蓮托生。きちんと最後まで見届けたいです。
ここで書いてる感想もきちんと最後まで書きたいと思います。


・ところで「それはちょっとやりすぎじゃない?」ってぐらい盛大に盛られているルードヴィグの物語ですが、ちょっと注意しておかなきゃいけないなーと思うのは今回語られたのがあくまで「ルードヴィグの視点」で語られたものであるという事。

その陰には言うまでも無くメディアが控えています。

ルードヴィグからすると妻の死があったからこそ今の自分になったという事になるかもしれませんが、実は妻が死ぬ前から彼は火星にとり憑かれているのです。(劇場に向かう際に車窓から不気味に輝く赤い星?を見ている)
そこに何らかの意思が働いているのは明らか。それには恐らくメディアが関わっている事でしょう。

また、第一次マルス戦を引き分けに導き、光牙とアリアが誕生したきっかけとなった隕石を呼んだのもメディアという事が明らかになりました。どうやらこの時の戦いはアテナ側の勝利が近かったにも関わらず、この隕石のせいで戦況が一変してしまったようです。

光牙とアリアは戦いが行われた遺跡にいた赤子(隕石から発生したわけでは無かったらしい)。彼らは闇の隕石の地上衝突とアテナの力がぶつかった余波を受け、それぞれ闇と光の力を身に纏う事になったようです。
その後闇に染まった光牙は沙織が光でその進行をとどめ、アテナの光を受けたアリアはその力を利用する為マルスが連れ去りました。

何故赤ん坊が戦いのさなかにいたのか、というのは今一つ謎ですが(一般人が戦いを避ける際に置き去りにされた赤ん坊かな~とも思ったんですが、あの戦場って遺跡でしたよね?あれ?違ったっけ?)、この13年間の全ての出来事にメディアの影が差している。

ここまでする彼女の目的は一体何なんでしょう。
単純に「破壊」だけならばここまで廻りくどく立ち回るとは思えないんですが…。

恐らくラスボスは彼女なので、彼女が何を語るのかも気になるところです。


・最後になりましたが、一応言っておこう。

一輝兄さんの出番はあれで最後なんですか?

「鳳翼天翔」が見れたのは嬉しかったけど、あれが最期じゃ寂しすぎる~。
OPで現在の一輝もデザインされているようですし是非活躍してるところを見たいんですが。
でも、今の展開だとどこで出てきても唐突過ぎるような気がする…。


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[ 2013/02/18 23:57 ] 「聖闘士星矢Ω」 | TB(0) | CM(0)
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