desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

相棒season11 第14話「バレンタイン計画」 

・相棒シーズン11第14話「バレンタイン計画」の感想です。


・右京と享は中園参事官からある私立中学の警備を命令される。
あるサイトに、「2月14日8時30分、計画を遂行する…」という書き込みがあったからだった。
そして予告のあった時刻。スピーカーからジャズが流れると、屋上から垂れ幕が落とされ「復讐成功」と書かれた大量のビラがばらまかれた。

先生が屋上から逃走した生徒を追うが、階段から足を踏み外し転落。
直ぐに救急車で運ばれたが、意識不明の重体になってしまう。

生徒は3年生の相沢佑介。
周りの生徒の評価は大人しく目立たない所謂“オタク少年”だった様子。とても今回のような事件を起こすような少年では無かった。

佑介がいた屋上からは破壊された大量のジャズのレコードが発見された。
何故中学生の佑介がこれほどのレコードを所持し、それを破壊したのか?そして“復讐”とは何に対するものだったのか?



・バレンタインの日に発生した少年の悪戯の“謎”もさることながら、登場人物の心情も丁寧に描かれたシナリオ。多少、殺人事件の方の動機に多少強引さも感じましたが全体的にみると結構いい回だったようにも思います。


兄の不慮の死をきっかけにバラバラになってしまった家族。

父親は溺愛していた息子の死でふさぎ込んでもう一人の息子から目をそらし、弟の佑介は口に出されずとも死んだ兄と比較されていると劣等感の塊になり、自分の殻に閉じこもって、やがて家族とは別の場所に逃げ場所を求めた。
そして母親ばかりがバラバラの家族を何とか繋ぎとめようともがき続け、自分の得られない幸福を得ていると感じた人間を憎らしく思い、悲劇を招いてしまう…。

母親の負った殺意は一見唐突で、極端ではありましたが、それだけ彼女が追い詰められていたという事。
気持ちは解らないではありません。

でも、佑介はレコード店の店主さんの助力もあり、かつて兄が実行しようとしていた自分がかぶせられた殻を破る「バレンタイン計画」を実行した後は、変わっていけるはずでした。
彼自身も決して家族を無碍にしてたわけでもなく、むしろ家族だからこそ頼れなかった部分がありました(孤立してた事とか、カツアゲに遭ってた事とかは確かに家族には相談しにくい)。
SNSで出来た友達の事もそうでしたが、レコード店の店主夫婦の家に入り浸ったのも相手が“赤の他人”だったからこそ頼ることもできたのでしょう。

結局母親も、自分の想いを押し付けるばかりで家族の持つ「本当の気持ち」に関しては思いいたれなかったのかな…と。
息子を失ってただでさえ傷つき、追い詰められてる人にそれを察しろというのは酷なのかもしれませんが、そういう一面があったんではないかと思わずにいられません。

ただ、妻が犯人だとわかってからは全てに無関心だった父親が、息子と逃げずに向き合おうとしている事がわかったのがせめてもの救い。

カイト君もこれからも佑介を気にかけるみたいですし(彼は父親との関係を自分と重ねてる所もあったみたいですね。事件後の家族を気遣うのも如何にも彼らしい)、この家族は何とか元に戻れるのではないかと思えようなラストだったのが良かったです。


・それにしても何で中園参事官が中学校の警護を特命に任せたのかと思ったら娘さんの通ってる学校だったんですね。ちょっと職権乱用ですが気持ちはわからないでもない。
あと、ちゃんとお礼に娘さんの手作りチョコをくれたのも何気に中園さんいい人…。

中園さんの娘さんもちゃんとお父さんにチョコを渡してるぐらいですからきっといい娘さんに違いない♪
案外中園さんも家ではいい父親なのかもしれませんね。

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[ 2013/02/06 23:56 ] 相棒 season11 | TB(0) | CM(0)
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