desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

『血界戦線-マクロの決死圏』 

もろもろ事情はあったとはいえ、ついに雑誌発売一カ月後更新になってしまいました…。
『血界戦線-マクロの決死圏-』の感想です。

・毎度毎度、事件・イザコザ・トラブル満載のヘルサレムズ・ロットですが、今回街にもたらされた災厄は「ウィルステロ」。
とはいえ、この場合通常での意味の『病原菌を使った恐怖活動』ではありません。

このたび登場したのは“ウィルス”の“テロリスト”。
常人では目にする事ができない世界の住人の破壊活動に、たまたまレオとその友人・リールが巻き込まれてしまいます。


・リールはレオの異界人の友人。
人にはほとんど懐かない音速猿も懐くほど心優しい人物。しかし戦闘力が極端に低く物凄い虚弱体質で、レオと共に街に出かけてはしょっちゅうカツアゲに遭ったりしている…。

今回も、街のチンピラ・ヌルズバに絡まれ、殴られそうになった所を思わずレオを置いて逃げ出してしまった。

以前ヌルズバに殴られた際に一発で全身骨折させられた事があるので、逃げるのも無理ない事。しかし、リールは恐怖から友達を置いて逃げてしまった事を後悔しまくる。

“もっと自分の身体が大きくてもっと力が強かったらこんな目に遭わずに済んだのかもしれないのに”

そのように思うリールの前に、強者が弱者を踏みにじる際に見る『征服者の風景』を見せてやると、甘言を弄する人物が現れた。リールは思わずその言葉に乗ってしまう…。


・一方、ヌルズバに殴られてお金をとられたレオは後頭部に何かが直撃するという更なる災難に遭っていた。
レオの前に現れたのは機装医師リ・ガド。様々な兵器をもって病理に対抗するハイパードクター(ただし、レオの眼にはミジンコにしか見えない)。
レオにぶつかったのはリ・ガドが作った“超兵器”だった…。

リ・ガドは超巨大決戦兵器(ただしレオから見ると精巧なプラモデルサイズ)で、『超危険「菌」物』テロリストのゲムネモを拘束しようとしていた。しかし、レオの後頭部にぶつかって兵器はあっさりと破壊…。
なんとか修理したものの、今使える部品で出来るだけの修理。本部に応援は頼んでいるものの時間が足りず、ゲムネモを拘束するには心もとない。
しかし、世界に危機が迫る以上二人でやるしかないとレオを巻き込む発言をするリ・ガドにレオのテンションは低い。


・レオの後頭部にたんこぶ作るぐらいの威力しかない最終決戦兵器で世界の命運云々と言われても…と全くやる気が出ないレオ。
それも当然の事。小さいものが大きなものに挑むのは難しい。特に今回のレオは話の冒頭ででっかいヌルズバにいいようにされてるから余計心が折れている。

しかし、そんなレオにリ・ガドは発破をかける。この言葉が妙にジンと来たので、今回はちょっと引用

『全く… これだからデッカイ奴はダメなんだ。物の味方が雑すぎる』
『腕力で勝てねえのは仕方ねえがその尺度一個で世界を判断するんじゃねえ』

(「ジャンプSQ.19 vol.5」P777~778)

リ・ガドの言葉を受けたレオは結局ライブラの本部でスティーブンに相談。ゲムネモ拘束を手伝う事にします。


・今回の展開はリ・ガドの姿(ミジンコ型スーツ着用。本体はもっと小さい)も相まってちょっとコミカルであまり恐怖が実感しにくいですが、彼が追うゲムネモの生み出した「細胞組織の超強化加速分裂菌術式」は確かに、世界の命運を左右しかねない恐ろしい技術。

仕掛けそのものは自分の手下の菌に術式をかけて植え付け増殖させて、生物の巨大化・強化をはかるというもの。
しかも、単に大きく力が強くなるだけでは無く、骨格・体構造を進化させその生物を全く違う姿に変貌させてしまう。

それが特殊な器具を使わなければ視認できない「菌」の世界からテロ行為として仕掛けられる訳ですから、もしゲムネモがその気なら世界はあっという間に様相を一変してしまう!

現に術式を施されたリールの貧弱な体は徐々に筋肉が付き、巨大化。
返す気の無い金を借りようとしてきたザップ(……)を一撃で吹き飛ばし、因縁をつけてきた人物をボコボコにし、自分を全身骨折させたヌルズバに容赦ない一撃を加え、リールの行為を止めようとした1トンのポリススーツを拳一発で空中に吹き飛ばした。

『征服者の風景』に酔うリールにはかつて持っていた優しさや、他者に対するいたわりの気持ちは無い。
自分に向かってくるものをただ叩き潰す『化物』へ、心まで変貌させてしまう。


・そんな彼を止めようとするのは偶然事件現場に通りかかったクラウス。
そして、セザンヌの展覧会を観る為に特別に仮釈放を許されていたブローディ&ハマー!!

クラウスはスティーブンに緊急入電し、事態に備えさせ、自分はハマー達と共にリールを止める為出撃する…という所で、以下次号。
えーっ!!ここで終わりー!!!と、打ちひしがれる私(笑)


・ま、うちひしがれたは大げさですが(笑)、今回タイトルには入っていませんでしたが、内容は前後篇。
最新コミックでは表紙を飾っておきながら、本編では全く姿を見せなかったハマーが活躍してくれそうです。


…それにしてもハマーはやっぱり可愛いですね~。(←唐突)
今回、彼が実はキュビズム好きなことが判明。セザンヌの絵を観る為にクラウスとアリス獄長付添いの元態々美術館へ赴いている。
デルドロ曰く絵も結構上手いらしい。

アリス獄長は模範囚とはいえ、他の囚人への示しにならないと、ハマーの度々の仮出獄をあまりよく思ってはいないものの、人懐っこい笑顔を向けられると押し黙ってしまう。
どんなこわもてでも毒気を抜いてしまう物腰と笑顔。この作品の登場人物の中では珍しく、クラウスの事を珍しく「お兄ちゃん」呼ばわりしたりするハマーは何となく可愛い。
K・Kが彼を可愛がる気持ちがよくわかります。


・徐々に進化していく相手にクラウスとハマーは果たしてどんな戦いをするのか?
そしてリールの身も心も助ける事ができるのか?

リ・ガドとレオはゲムネモを拘束する事ができるのか?

次号も本当に楽しみです♪
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漫画家・内藤泰弘さんファンのKUROがお送りする趣味に関することを色々書いているブログです。不定期更新。

主に「ジャンプSQ.」「ジャンプSQ.クラウン」掲載の『血界戦線』の感想で構成されています。

『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

※現在更新停滞ぎみです…。アニメ『血界戦線』第2期までには調子を戻したい…

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