desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

『血界戦線‐ラン!ランチ!!ラン!!!』 

2012年6月発売「ジャンプSQ.19」掲載『血界戦線‐ラン!ランチ!!ラン!!!』の感想です。

ハードな戦いが描かれた前作とは打って変わって今回はライブラの“日常編”。

内容は、超簡単に説明すると「レオとザップとツェッドが休憩時間に外にランチに出かける話」なんですが、3人が繰り出すのは言うまでも無く、何でもありの街、ヘルサレムズ・ロット。

ランチタイムも一筋縄ではいきません…。

・ライブラ本部に詰めていたレオは、昼の休憩時間にザップを昼食に誘う。
レオはツェッドにも声をかけるのですが、ツェッドに思う所のあるザップは渋い顔。
ザップのちょっと大人げない態度に腹を立てたレオは二人だけで食事に出かけようとしますが、ザップの態度が一変。
結局3人で食事に出かけることになりました。

しかし、ザップが案内した店はなんと「回転寿司屋」!!
明らかに半魚人のツェッドに対する嫌がらせでしたが、ツェッドは全く動じず。平気で店に入ろうとし、新人いじめをするザップに冷たい態度をとります。

嫌がらせが不発に終わったザップは、店の変更を提案。
次々と“ヘルサレムズ・ロットらしい(←ここ重要)”店にツェッドを案内するのでした…。

一方、クラウスとスティーブンはH.L.P.Dの警部補ダニエル・ロウと面会していました。

警部補は新興のファミリーヤクザ(注:ヤクザファミリーにあらず)「レギオカ千兄弟」が千機ものパワードスーツを秘密裏にH・Lに持ち込んだという情報を二人に披露。近々、街でヤクザ同士の抗争が起こる事を示唆し、ライブラに検挙を手伝うよう要請します。

警察とは友好的な関係とは言い難いだけに、スティーブンは始め協力を渋りますが、ロウ警部補がHLの混乱に乗じて他の厄介者が動き出す可能性について指摘すると、クラウスは俄然やる気に。
結局、ライブラが捜査に協力する事になってしまいました…。

まさかそんな事態が動いているとはつゆ知らず、ザップとツェッドの意地の張り合いは続く。
二人の争いに巻き込まれたレオは空腹が極まって倒れ、薄れゆく意識の中で「食神様」に出会い怒られてしまう。

空腹でやつれたレオの様子を見たザップは結局一時休戦。
3人は改めて「普通」に食事ができる店に行こうとしました。しかし、食を弄んだ罪は重く(?)3人はいつまでたっても食事にありつけない破目に陥るのでした…。


・『血界戦線』では今までも何度か食事をするシーンが出てきましたが、そこに出された料理は我々が日常に食しているものとそれほど変わらないものばかりでした(とんでもないアルコール度数の酒や、“異界の何か動くもの”が挟まったバーガーなんてのはありましたが…)。

しかし今回は今までの食事の常識をことごとく覆す、非常に異界らしいディープなH・Lの飲食店が多数登場します。

果たしてどんな店なのか?

ここで事細かく説明してもいいんですが何と文章で書いていいものやら…(^^;
とにかく出てくる店出てくる店「命の危険と隣り合わせ」か「生理的に受け入れられない」か「そもそも人類は食べられるものがあるのか?」と考え込んでしまうような「無理!!絶対無理!!!!」ってな店ばかり。

自分もお腹がすいているのに貴重なお昼休みの時間を潰してでも嫌がらせに走るとは、さすがザップ。
仲間にさえクズと言われてしまうだけあります(笑)

まあ、嫌がらせされる方のツェッドも全然負けてはいませんでしたが。
(やっぱり彼はライブラ向きの人物でした!!)

ひたすら気の毒だったのは完全に意地の張り合いにも食神様の天罰(笑)にも巻き込まれた形になってしまったレオ。彼が一体何をしたというのでしょうか?可哀想過ぎる…。


・レオに対する仕打ちや、女性関係に対するクズっぷりを見るたび大概なキャラクターだな~と思うザップですが、それでも彼を憎めないのは、何だかんだ言ってても仲間思いで後輩に対して面倒見は良いから。

基本、ライブラでまともに新人の面倒を見てそうなのはザップだけでしょう。
(クラウスたちは割と他のメンバーに対しては放任主義的だし)

レオをトラブルに巻き込む事が多いザップですが、その分フォローも欠かさないし、ツェッドに憎まれ口を叩いていてもピンチになれば助ける。
今回もツェッドが不意打ちを食らってパワードスーツの下敷きになりかけた際、空斬糸でスーツを受け止めツェッドの命を救っています。(この時不意に礼を言われた時の表情がなかなか見ものなのだ♪)

そういえば前作でも、とんでもない化物と対峙させられ続けたツェッドの身を一番心配してたのは真っ先に彼を助けに行ったザップだったかもしれない…。


・今回ストーリーの中心は自業自得とはいえひたすら空腹と戦う羽目になった3人組ですが、珍しくクラウスとスティーブンが一緒に仕事してるのも私的には見どころでした。

多分、副官としては世界の危機に迷わず首を突っ込むリーダーをフォローしたいところ(今回は痛いところを突かれてイマイチ成功しませんでしたが)。スティーブンの苦労がしのばれます。


・前回姿だけ見せ、今回で名前が判明したダニエル・ロウ警部補もいい味出していましたね。
ちょっとくたびれたような外見の人物ですが、警部補という身分ながらライブラと直接連絡が取れるパイプを持ち、交渉もできるというのは署内では結構切れ者なのかも。

ああいう昼行燈っぽいけど如何にもやり手そうなキャラクターは好きです(^^;
K・Kの胸の大きさについて触れる命知らずだけど…。


・ライブラと警察が決して友好的な関係では無いってのもちょっと意外だったかも。

警察としてはHLの平和は自分たちが護っているという自覚があるだけに、余所から来て勝手に世界の均衡を保つと自認する「ライブラ」の存在はうっとおしい存在なのでしょうか?その活動で少なからず警察も被害を受けてますし。

私は「ライブラ」に関しては何となく超国家的な組織のイメージを持ってたんですが、元々がバンパイアハンターたちの集まりだけに、(軽く世界の危機は救ってはいても)もっと私的な組織なのかもしれません。


・今回は読みきり回ならではの、手放しで笑える「お笑い回」でした。
たたみかけるようなピンチに陥る3人組と千体のパワードスーツの使い方、そして最後のオチが素敵すぎる…。

また、「食べれるときには迷わず食べろ」という教訓も得る事が出来ます(笑)

レオ・ザップ・ツェッドはなかなかいいトリオ。これからも3人そろっての行動は増えそうな予感…。
今回登場のロウ警部補も今回限りのゲストキャラだけではもったいないので次の登場を期待したい所です。


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漫画家・内藤泰弘さんファンのKUROがお送りする趣味に関することを色々書いているブログです。不定期更新。

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『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

※現在更新停滞ぎみです…。アニメ『血界戦線』第2期までには調子を戻したい…

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