desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

『トライガンマキシマム』(2003年2月発売「ヤングキングOURS」4月号) 

過去記事の投稿第2回目

2003年2月発売「ヤングキングOURS」4月号に掲載された『トライガンマキシマム』の感想

なお、文中に出てくる「黒猫」とは私が昔使ってたハンドルネーム…。
結局、あまりにも適当すぎるとおもって名前っぽい今のハンドルに変えたんだよね…(今のも大概だけど)

あと、今考えると恐らくもなにもそのままだろと突っ込みたくなるような事を書いています。


先月、ようやくリヴィオとのつらい戦いの決着がつき、私の心臓を何度も危なくさせながら長いようで短い1ヶ月が過ぎた。

2月は28日までしかないのでアワーズの発売日もいつもより早い。
どうしても先月の事が頭を離れず、今回も特に立ち読みせず雑誌を手に取りレジに直行。ようやく落ち着いて雑誌を開いたのは深夜になっての事だった…。まあ、そんなことどうでもいいことですが。

戦いの山場と思われた師匠(あえて「トリップ・オブ・デス」とは言わず。この理由は後ほど)との戦いはあっさりと決着らしきものがついてしまいました。それもほぼ自爆と言っていい感じ。
 いくらウルフウッドに殺人のイロハをたたき込んだ師匠とはいえ、現在は車椅子の身。五体満足(怪我だらけだけど)なウルフウッドの敵ではありません。
 しかもかつてウルフウッドが師匠に与えたダメージはすさまじかったらしく(何たってウルフウッドは彼を殺したと思ってたんですから)、回復するためにかなり無理をした模様。治癒能力を高める薬品の強力さに体が耐えられないぐらいです。
血を吐き苦しむ彼に、ウルフウッドは容赦なくパニッシャーの銃口を向けます。

 『おんどれが生きてる限り「この家」の子供らに安寧はない』
↑はウルフウッドのセリフですが、このセリフからどうやら「孤児院」がミカエルの眼の持ち物であるような匂いが漂ってきます。
 もしかしたらミカエルの眼は各地から孤児をかき集めて孤児院で育て、「素質」がある子供を選び出して特殊な教育を施し、ナイブズの剣としてきたのかもしれません。もちろん、そこで働いてるおばちゃん達はそんなこと知らないごく普通の人達なんでしょうけど。

…話がずれていってしまいましたが、師匠はウルフウッドが組織の歴史上、最強の人物になる可能性を持っていると感じていたようです。
 ウルフウッドの象徴ともいえる武器「パニッシャー」はミカエルの眼が組織されてから(133年の歴史があるそうな)10挺しかつくられていない武器らしく、そんな武器を持つ事を許したということは師匠がどれほどウルフウッドを買っていたかがわかるというもの。
 ところがウルフウッドはずっと持ち続けていた甘さ(人間らしさとも言う)から組織をほぼ壊滅に追い込んで師匠に鉛玉を喰らわし、さっさと脱走してしまいました…。しかもただ脱走するだけじゃなく色々と企みを持って名を偽り、「チャペル」としてナイブズ(とその弟)に近づいたんだからナイブズを護る立場の師匠の心中はいかばかりでしょう…。
 それさておき、師匠の命は彼が育て、彼が最強の武器を与えた男によって風前の灯火と化していた。


 でも、やっぱりこれで終わるわけないよね…。わかってたけど。


 師匠の背後で控えていた謎の3人の男(?)達。
 見た目は人の形をしているものの意志や思考は感じられず、背にはめちゃめちゃ見たことのある見たことあるアレを背負ってる…。
 おいおい、最高の栄誉じゃ無かったのか!!と思ったのもつかの間、彼らがかしずいていたのは師匠ではなかった!!
 ウルフウッドの頭上を飛び越え、3人が降り立った先には一人の男が立っていた。
 非常に見覚えのある男。今までウルフウッドが戦い、生かすために打ち倒した相手。リヴィオ。
 しかしウルフウッドは見抜く。静かに立っているその男があの「リヴィオ」ではないことを。仮面を通して見える目はウルフウッドがよく知る人間の目ではない。
 リヴィオは彼のために用意された武器「ダブルファング」をウルフウッドに投げつけてしまう。間髪入れずにウルフウッドは攻撃!!真正面。胸を狙って。その狙いは正確なはず…だった。
 
 …反則だよね、もう一本手が出てくるなんてさ(笑)

 命中するはずだった弾を受け止めたのは背中から生えたもう一本の腕だった。
 その腕と2本の腕が、3人の男達が背負っていたパニッシャーをその手に取る。どうやら3人は武器を運ぶための従者達だったらしい。リヴィオの顔から反面を覆っていたドクロの仮面が落ちる。そこに現れた顔はリヴィオとは似ても似つかない顔。
 3本の腕を生やし、3挺のパニッシャーを持って立つ姿は悪鬼そのものだった。
 彼こそがラズロ。
 ラズロ・ザ TRIーP OF DEATH(トライ・パニッシャー オブ デス)。つまり彼こそが真の「トリップ・オブ・デス」だったのである。
 
 この突如として現れた「ラズロ」という人物。
 一瞬誰だかわからなくて昔のアワーズを紐解いて調べたら「リヴィオをミカエルの眼へと導いた人物」だったことがわかりました。
 えっ?その「ラズロ」がなんでリヴィオの中から(としか表現のしようがない…)でてくるの?
 ここで何がなにやらわからなくなってしまいました。結局ラズロって何なんだ?
 そこで何度も何度もラズロ初登場と今回を読み返してようやくおぼろげながら話の背景が掴めたような気がしました。
 
 ここからはあくまで黒猫個人がそう思っただけなのですが、「ラズロ」はリヴィオの「第2の人格」だったようです。
 その性は残忍、冷酷。リヴィオが眠っているか気を失っているときにだけ表層に現れて、残虐な行為を繰り返す。もちろんリヴィオはそのような人格が自分に宿っているとは知らない。
 これならリヴィオが孤児院時代に子犬を無惨に殺した(しかも自分がそれをやったことにリヴィオは気づいていなかった)理由が説明できます。
 孤児院が飛び出した後も、目を覚ますとポケットにメモが入っていたりしたのもリヴィオが意識を失ってるときに「ラズロ」が表にでてきてやったことなのでしょう。
 「ラズロ」は痛い目を見るリヴィオに何度も自分の存在を気づかせようとしましたが、リヴィオにとってはそんなことは気味が悪くともどうでもよく、この試みは最初成功しませんでした。
 しかし、リヴィオに生命の危機が迫ったとき、ラズロは思い切って表舞台に立ち、襲ってきた男達を惨殺しました。
 この時点でようやくリヴィオは「ラズロ」の存在に気がついたのです。
 二人が会話するシーンがありましたが、あれは心の中で行われた出来事であったのではないでしょうか。リヴィオは「ラズロ」を自分より「年下の子供」といっていましたが、心の中の「ラズロ」は子供の姿をしているということだと思います。
 
 やがてラズロは「リヴィオ」をミカエルの眼へ導き(もちろんラズロがこの組織に入れようと思って行動したのでは無いと思う。「殺し」が得意な自分を拾ってくれるところならどこでもよかったのではないでしょうか)、その「素質」を見抜いたミカエルの眼は「彼ら」を最強の殺し屋に育てたのでしょう。
 もし「孤児院」がミカエルの眼のものだったら、リヴィオの「素質」に気づいて孤児院を抜け出した後も後を追ってた可能性もあります。

 「ラズロ=リヴィオのもう一つの人格」ならラズロの唐突な出現の仕方もようやく理解できます。
 それに「ダブルファング」と「トリップ・オブ・デス」といういわば一人で二人分の能力を発揮できるリヴィオなら、心理的な効果とあわせてウルフウッドを必ず殺すことが出来ると師匠が考えたのも無理ありません。リヴィオが倒れたらラズロがでてくる二段構え作戦。
 ただこれだと何で背中にもう一本腕が生えてんだ~!!が説明しきれないけど。

 な~んか長々と書いてしまいましたが、いかがでしょうか?
 もしかして「お前今頃わかったのか、馬鹿め」な意見なのでしょうか?ま、どうでもいいですけど。(嘘です。だとしたらかなり恥ずかしいです)

 兎に角(ちょっと強引)、ウルフウッドに新たな敵が立ちふさがりました。リヴィオの中に生じた「トリップ・オブ・デス」ラズロ。
 しかもラズロはウルフウッドに対して躊躇することは無いでしょう。
 やはりウルフウッドはリヴィオを救うことは出来ないのでしょうか?
 さらなる悲劇の予感に打ち震えながら、次月に続く。

 このリヴィオ編(勝手に命名)が終わるまで私の心臓は休まる暇がありません…。

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