desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

相棒season10 第3話「晩夏」 

・右京が病院で偶然知り合った歌人・高城織絵から相談を受ける。
尊と共に織絵に話を聞きに来た右京が見せられたのは文箱の二重底に隠されていた毒物の入った青い小瓶。
文箱はもともと織絵は40年以上前、結婚を約束していた桐野という男のもので、彼は織絵が大阪に出かけている間に服毒死していた。現場には桐野の指紋しかなく、不審な点もなかったので当時は体の弱かった桐野が将来を悲観して自殺を図ったものと思われた。
しかし、彼が小瓶の毒を使って自殺したとしたのだとしたら、わざわざ隠す意味がない。
彼は自殺だったのか、それとも他殺だったのか。

織絵は青い小瓶の謎を解いて欲しいと右京に依頼する。


・右京が織絵に事の真相を告げた後からドラマが始まったので、これは織絵が犯人の倒叙もののミステリーのような話になるのかと思ってました。

三田佳子さん演じる織絵はたおやかながら自分の命の期限を知らされても気丈に振る舞うことのできる芯の強そうな女性。
醸し出す雰囲気が何ともミステリアスで、その穏やかな雰囲気の中に何かを隠しているのではないかと思わせる。
そして、確かに彼女はある事を隠していました。

それは、婚約者の命を奪ったという事ではなく秘めた「恋心」。


・師は、才能豊かな弟子を歌人としてだけではなく一人の女性として愛し、彼女の愛した男の命を奪った。
しかし、事の真相を知られた時軽蔑される事を恐れ、その気持ちを告白できなかった。

そして弟子は小瓶の毒を見つけ、婚約者の死が自殺ではなく他殺かもしれないと思った時、彼女が密かに想っていた師が自分を奪う為に彼を殺したのではないかと想像した。それが本当に恐ろしい想像だったとしても彼女の心は躍った…。

そして右京によって事の真相が知らされた時、弟子は師を呼び出し小瓶を使った大きな賭けに出る。
もし、本当に彼が犯人なら青い小瓶の中身の入ったコーヒーなど飲めるはずがない。それを見る事が出来れば自分と同じように師が自分を愛してくれていた事を確信できる。

しかし、彼女は復讐される事を覚悟していた師のせいで賭けに敗れてしまう。
確信を得られなかった彼女は絶望し、自ら命を絶ってしまった…。


・ミステリ的な脚本としても面白く、また登場人物たちの「愛」を想うと本当に切なくなってくる。
映像自体も泣けてくるような青空や、落ちる蝉などいちいち切なさを呼び起こす。

そして何よりも自分の想像を恐ろしいと感じながら、それでも確かめずにはいられなかった、織絵の人物造形がなんとも言えず良い。演じる三田佳子さんが醸し出す佇まいが素晴らしすぎる…。

哀しい話ではあったんですが、1時間じっくりと堪能してしまいました。


・ストーリーが哀しい話だっただけに、右京さんと尊の会話はちょっとひと心地つける場面。

右京さんはとりあえず親知らずは抜いてください(^^;
でもドラマの中で言ってた抜き方だったらかなり痛そうだなー。場合によっては発熱する事もあるらしいし。
よかったー。私が抜いた親知らずはねじ曲がった生え方してなくて(笑)←麻酔してちょっとなんかやってスポンと抜いた。

尊は意外と根気がある事が判明。しかし、右京さんのあれは褒めてた…んだろうか?何故か素直に受け取れない。
更に、革靴のまんま山道登って退職した捜査官に会いに行き枝豆貰って帰ってくるというのが、「スマート」、「かっこいい」だけでは何故か終われない尊らしいエピソードだと思いました。

男前なのに普段はなんであー決まんないんですかね(^^;神戸君は。


・来週は「ライフライン」。
公式サイトによるとシーズン9の「ボーダーライン」の系譜に連なるストーリーだとか。

今季はなんでこう、質は違えど胸になんかずしんと残る話が連続してるしてるんだろう…。謎。

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