desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

相棒 season9 第13話「通報者」 

本日放送の「相棒」第13話「通報者」の感想です。


・生け花教室の講師が殺害された。
通報者は名前を名乗らなかったが、右京と尊は現場の痕跡から通報してきたのが病気の母親と幼い妹の3人で生活保護を受けながら暮らしている中学生・佑太であることを突き止める。
佑太は名乗り出なかったわけを面倒事に巻き込まれたくなかったとはいったが、右京はその言葉に疑問を抱く。

やがて殺害された講師・俊子が、講師として良家に出入りしては、その家の秘密を探って恐喝を行っていた事が判明。捜査1課は恐喝されていた人間が犯人ではないかと捜査を開始する。

一方、佑太の周辺を探った右京と尊は佑太がかつて俊子と面識があった事を知る。
しかし、佑太は俊子を知らないと話していた。その点を問い詰めると、かつて俊子に万引きを目撃され脅されていたと告白。しかし、それも嘘だと分かる。

佑太が嘘をつき続ける理由は?


・今回の「相棒」の見どころは何と言っても事件の目撃者で“嘘つき”な中学生の佑太と、かつて嘘のうまい子供だったという神戸君のやり取り。


・父を失い、母まで無くしたかわいそうな妹の「家族との生活」を守るため、大きな「嘘」をつかなければいけなかった佑太。
偶然に殺人事件を目撃してしまったために、その大きな「嘘」を隠すための嘘を次々とつき続けなければならなくなっててしまう…。

自分と妹を捨てて出て行った母親を母親自身の幸せを思って恨まず、自分の母親のせいで窮地に立たされた女性を救うためにまた「嘘」を重ねる。
そして何より妹のために、自分の将来の選択肢を狭めようとさえしていた。

その悲しいまでの優しさがなんともせつない気分にさせられます。


・一方、出会ってからずっと佑太を気にかけ、「らしくない」行動をとり、事件解決後、痩せ我慢を続ける佑太を強く叱った神戸君は本当にいい奴だと思いました。

一見クールでドライ。でも、ちゃんとウェットな部分があり、熱い部分がある。今回の話でますます神戸君が好きになりましたよ。


・今回は太田愛さんの脚本。
番組を見終わった後、何とも言えないせつなさや優しさ、温かさが残る作風は私の肌に一番合ってるような気がします。
太田さんの書く神戸君は本当にいいですね。


・それにしても神戸君の子供時代はどんな子供だったんでしょう…。

自分でも「らしくない」と感じるほど佑太に肩入れしたり、右京さんに言った僕も嘘のうまい子供でしたから…という言葉から考えると、本当に佑太みたいな子供だったのかもしれません。


もし、佑太みたいな子供だったとしたら彼の守っていたものは何だったのでしょうか?……と、まだまだ謎の多い男・神戸尊に想いを馳せてしまう回でした。
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最近買った本(2011年1月23日) 

なんだかずいぶん久々の最近買った本の紹介です。


ブロッケンブラッド (ヤングキングコミックス)ブロッケンブラッド (ヤングキングコミックス)
(2006/03/27)
塩野 干支郎次

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「ドリフターズ」目当てで久々に買ったヤングキングアワーズに掲載されててハマった“女装”魔女っ子漫画。

「女装」というところで引くことなかれ。完全にギャグです。

祖先の生み出した人工魔女の血筋「ブロッケンの血族」の少年が、血族の力で悪さする同族を退治する…話なんですが、途中から主人公・健一を魔女っ子にした従姉妹・四方田礼奈が美少女アイドルに変装した健一を使って金儲けに走りだしたため何だか分からない展開に。おもしろいけど。


狂骨の夢 1 (怪COMIC)狂骨の夢 1 (怪COMIC)
(2011/01/24)
志水 アキ

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『魍魎の匣』に続く、志水アキ先生による京極堂シリーズのコミック化。

志水先生の描く京極堂シリーズの世界は、恐らくほとんどの京極作品ファンも納得のできかと。
1巻は序盤も序盤なので、おなじみのレギュラーメンバーはほとんんど出てきていませんが先を読むのが楽しみです。

2月24日にはあの『百器徒然袋』の発売も決定しており目が離せません。


.デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(3) (コミッククリア編集部).デビルサマナー葛葉ライドウ対コドクノマレビト(3) (コミッククリア編集部)
(2010/12/15)
綾村 切人

商品詳細を見る



こちらも他メディアのコミック化作品(ただし展開はオリジナル)。クオリティーもかなり高い。

秘密結社コドクノマレビトの意外な正体が明らかに!!







[ 2011/01/23 13:09 ] 本のこと | TB(0) | CM(0)

相棒 season9 第12話「招かれざる客」 

ドラマを見終わった後、是非とも今日観たものの感想は今日残しておこうと思いました(笑)

第12話「招かれざる客」の感想です。

・業務上横領で逮捕され、服役していた市田という男の遺体が川で発見された。
遺体の発見された状況から捜査1課は事故死と判断。しかし、市田が釈放直後であるにもかかわらず高級ホテルに宿泊していた事等から右京は事件性を疑い、市田が持っていた観光ガイドに印があったオーベルジュへ向かう。

右京の訪れたオーベルジュには税務コンサルタントの赤堀とその妻、そして桑原夫妻と桑原の弟の副島という先客がいた。予約客はもう一人いるが連絡の取れない状態だという。
オーベルジュに集った男女は何かしら様子がおかしくいかにも曰くありげだった。

一方、右京の後を追った尊は、市田が勤務していた会社で彼がリゾート開発王と呼ばれた武本という資産家の遠縁だった事を知る。更に、武本の孫娘から彼が祖父の亡くなる直前家を訪れていた事を聞いた。
その頃右京は武本がかつてこのオーベルジュの常連だった事を知る。

5人の男女と市田、そして武本との関係は?市田を殺したのは一体誰なのか?
右京と尊が合流した時、真実が明らかになる。


・今回は久々にオーソドックスなミステリー系のシナリオ。
年末年始と肩にぎゅっと力を入れて見てしまうような話が続いたりしてたので、久々にゆったりと楽しめる話だったように思います。

それにしても全編通して何となくコメディータッチに感じてしまったのは全部右京さんのせいだったような気がする…。


・私的笑えたポイントその1。オーベルジュで名乗った身分が変。

いや、別荘を扱う不動産関係者(?)ってのは変じゃないか。変なのは右京さんの格好。
あんな英国紳士然とした姿の不動産関係者がいまどきいるんだろうか…。
不自然さを隠すためにあの身分を名乗ったんでしょうが、雰囲気と職業があってなくて怪しすぎる。

正直言って、あのオーベルジュに集まった男女(従業員含む)のなかで一番怪しく見えたのは右京さんだと思う。

そういえばシーズン7の最終話で身分を偽った時に名乗った職業は聖書売り。

やっぱり右京さんの感覚はどこか世間とずれている…。


・私的笑えたポイントその2。右京さんと尊の妙なお芝居。

オーベルジュで尊と合流し、情報を総合して宿泊している男女が隠している内容を確信した右京さん。
脱税した金の隠し場所を探り出すため、怪しい5人の前で尊と共に一芝居打ちます。

右京さんが演じたのは“市田と刑務所で同室だった男”。
英国紳士の顔から一転。いきなりならず者風な口のきき方でしゃべりだし、隠している金の分け前を要求。

しかしそこに警察官・神戸尊が登場!悪漢・杉下右京の目の前にばっと逮捕令状を突きつけ即効確保。
手錠をかけ、パトカーで連行する


……という芝居なんですが、「右京さん」が「ならず者」を演じると言うのは無理がありすぎるでしょう(笑)
ふだん使い慣れない言葉遣いだったからか、興奮が高まった最後の方では紳士な部分が隠しきれいていない!!

更に、尊は高級車のGT-Rの覆面パトで右京さんを連行…。あまりにも不自然すぎる…。
犯人を助手乗せてたった一人で連行してたし(まあ、車種的にしかたないところもありますが)。

誰か突っ込めよ!と、思ったけどみんな心にやましい事を抱えてた上にいきなりの警察登場だったので、唖然と見送った…ということにしておこう!(笑)

それにしても、ここの水谷さん、及川さんの演技が素敵すぎる。
特に水谷さんは“ならず者を無理やり演じる杉下右京”というなんとも複雑な役を演じていらっしゃいます。
本当に素晴らしいです。


・私的笑えるポイントその3。最後のオチ。

真面目な右京さんの一言で終わるのかと思いきや尊に対する意外な言葉で終わる。
っていうか、尊がつきだした令状にあーんな事が書かれていたとは!!(笑)

これは右京さんならずとも、驚いてどんな顔をすればいいのか分からなくなるでしょう。
(それにしても尊にまた妙な設定が…。)

尊がナポリタンが好きという設定も久々に飛び出し、最後の最後で大爆笑させていただきました。



・同脚本家の「女王の宮殿」のような話になるのかと思いきや、ミステリー的な部分そっちのけで右京と尊がそのキャラクターで楽しませてくれる回でした。
いや、本筋的にも面白い回だったけど。

・次週は尊が中心の話?
今回の雰囲気とはまた全然違う話になりそうですが、これはこれで楽しみです。




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相棒 season9 第11話「死に過ぎた男」 

なんだか色々とお腹いっぱい!と、感じてしまったスペシャルから一転。
通常運転となった『相棒』season9第11話「死にすぎた男」の感想です。


・6年前、磯釣り中同僚と共に海に転落し死亡したはずだった男・信川の刺殺体が発見された。
信川の元妻・彩子は夫の失踪宣告後、多額の保険金を受け取りシェフである今の夫と再婚。自宅をレストランに改装していた。

しかし信川が生きているとなると保険金は返済せねばならない。彩子にも現在の夫にも信川を殺害する動機がある。

一方、信川が「佐藤」という偽名を使い真紀子という女性と同棲していた事がわかった。
真紀子に話を聞きに行った右京と尊はその部屋で信用金庫の封筒と、千葉県の地方紙を見つける。信川はわざわざ郵便で地方紙を取り寄せ、定期購読していた。
信川が読んでいた地方紙を調べた尊は小さな扱いの白骨死体発見のニュースに注目。
事件の事を知るため千葉に飛んだ右京たちは、ある事実を知り、信川の失踪に「殺人事件」が関係していた事を知る…。


・寂しい人生を送ってきた女性に不意に訪れた「幸せ」。
女は男にどんな過去があろうと愛し抜こうとしていた。

しかし、信じていた対象が何かを隠していたら…?
更に女との生活を捨て去り、元の家族のところに戻ろうとしていたら?

喜びが大きかっただけに、女はその“裏切り”を許せなかった。本当は、そんな“裏切り”など存在しなかったというのに…。


ほんの少しの言葉足らず、行き違いが、招いた悲劇。実はお互いがお互いの事を大切に思っていただけに、何ともやりきれない話でした。
まあ、元の元をただせば信川が同僚を海に突き落とした時、逃げないで正直に名乗り出ていればこんな事にはならなかったような気もしますが…(逃げなかったら上司もわざわざ殺人を犯すところまでいかなかっただろうし)。

でも信川は最初自分が殺人犯になってしまったと思い込んでたわけだし、だいたい信川が失踪しなければこの話自体成立しなくなるのでこんな事を言うのは意味無いですね。うん。(^^;


・今回ちょっと怪しかった信川の奥さんの最後の笑顔に何とも言えないものが。
ま、奥さんも何年も自分と子供をほったらかしにして逃げるような男は帰ってきたところで願い下げ。今の生活が幸せってのはわかるんですけど…。なんか怖かったよ。


・ところで、今回の脚本はブラジリティー・アン・山田さんという、一見してなんじゃこりゃ?と、声を上げずにいられない脚本家さんが担当されています。
どんな人なんだと思ったらもともとは、舞台脚本を書かれてる人だったんですね。

って、そのことは兎も角、この人の書く右京と尊は妙に仲が良さそうに見える…ような気がする(笑)
前回の「マジック」の時もそうだったし。


・と、妙に仲良しに見える右京と尊を見た後の次回予告がいきなり尊の「杉下右京、逮捕する!」だったので思わずふいてしまった。

公式のあらすじによるとミステリーよりの話っぽいので久々、戸田山さんのミステリー系の話が見れるのでしょうか??
ちょっと楽しみです。



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2010年12月の読書メーター 

本日1月4日は仕事始め。
通常この日は遅出・早終わりなので仕事終わったら職場の先輩と一緒にお茶しようと言ってたんですが、ある事情からなかなか仕事が終われず結局お流れに…。

遅くなるんだったらもっと早く連絡してくれ!!!!



そんなことは兎も角、通常より4日遅れの読書メーターのまとめ。

この月もやはり漫画中心で読んでるんですが、何よりも印象深いのは『惑星のさみだれ』。
最終巻発売ということで、それまで買うのを止めていた8~最終巻を一気に読む。そして、思わず泣いてしまいました。

青年誌掲載だったのに下手な少年漫画より熱い漫画。
久々に、どなたにでもおススメできる作品でした。




●2010年12月の読書メーター

読んだ本の数:7冊
読んだページ数:1641ページ


■隠れ公安―S1S強行犯 (ハルキ文庫)

一応『公安捜査』の続編…なんですが、今回なんとホタルさんが名前だけで全然姿を表しません!
その代わり主役をはるのは、蛍橋と旧知の仲で元公安刑事という過去を持つ捜一の刑事・鹿取。彼が田中警視監と組み“隠れ公安”として官僚の殺人事件と公安事案を追います。続編もありそうなので期待。

それにしても児島の奥さんが…という展開に驚きました。三好や鹿取の気遣いや、お義父さんが娘より彼の味方という事が救いですがちょっと気の毒過ぎる…。

読了日:12月01日 著者:浜田 文人

http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8678449


■惑星のさみだれ 8 (ヤングキングコミックス)

表紙の全員集合が何とも感慨深い8巻。鎖にとらわれた子供だった夕日は本当に大人になりました。
半月のあの言葉がまさかこんなシーンでつながってくるとは…。

最終決戦直前ということでシリアスな展開であるなか、南雲さんが自分に施した未来予知回避の方法のシーンでお腹の皮痛くなるほど笑ってしまった。(五千円返せのとことか)

読了日:12月06日 著者:水上 悟志

http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9115353


■惑星のさみだれ 9 (ヤングキングコミックス)

ついにアニムスとの戦いに決着!!サイキックの兄妹から始まった長い戦いはついに終わりを告げました。
しかし、惑星を砕く物語は最終章へ!!さみだれが、夕日が、果たしてどのような結末をつけるのか?

読了日:12月08日 著者:水上 悟志

http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9115529


■惑星のさみだれ 10 (ヤングキングコミックス)

いいものを読んだなぁというのが素直な感想。物語はやっぱりハッピーエンドがいい。

ひねくれ者だった夕日は本当にいい男になりました。そして、太陽も(笑
)ところで、アニムスの転生先ってもしかして…

読了日:12月10日 著者:水上 悟志

http://book.akahoshitakuya.com/cmt/9115804


■公安捜査 (ハルキ文庫)

再読。警察組織に愛想を尽かしながらも、公安刑事の仕事を続ける蛍橋の物語の一冊目。

うまく表現できなくてこんな言葉で恐縮ですか、彼を付き動かすのは彼の愛する人々への“想い”である…ような気がする。

児島が○○の正体にいつ気づいたのか思い出したくて読み返したんですが、やはり今とは少し違ってました。

読了日:12月15日 著者:浜田 文人

http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8850207


■Waltz 3 (ゲッサン少年サンデーコミックス)

うわー!また続きが気になるところで終わってしまった!!“業界”の世界に心ならずも足を踏み入れてしまった苺原の運命はいかに?岩西と蝉は本能で弱肉強食を知るという点で似た者同士立ったんですね…。

相変わらず岩西は恐ろしい奴。冒頭の話にすっかり騙された私…

読了日:12月19日 著者:伊坂 幸太郎,大須賀 めぐみ

http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8903103


■相棒 ―劇場版2― (小学館文庫)

ドラマ『相棒』の劇場版2作目のノベライズ。ただし、前作もそうだったのですがこちらも映画とは違う結末になっている模様…。果たして映画はどんな内容になっているのか…。

読了日:12月21日 著者:大石 直紀

http://book.akahoshitakuya.com/cmt/8935840


▼読書メーター
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相棒 season9 第10話「聖戦」 

風邪からちょっと復活したので、本日は相棒元日スペシャル「聖戦」の感想です。



短っっ!!タイトル、短っっ!!!
去年までの元日スペシャルのタイトルの長さはどこ行ったんでしょうか?
(ちなみに昨年の元旦スペシャルのタイトルは「特命係、西へ!死体が握っていた数字と、消えた幻の茶器の謎…東京~京都・連続殺人と420年前の千利休の死の秘密が繋がる!?」)

しかも内容も例年の妙に凝ったもの(大移動とかロケとか船内での撮影とか)とは打って変わって普段の内容が2時間になったものといった印象。

ただし、今回の見どころは何と言っても犯人役を演じた南果歩さんの怪演でしょう。

息子を失った悲しみに打ちひしがれる姿から、特命係を相手にして全くひるまず戦い続ける姿まで見てて本当、怖かった。
実はストーリーの展開的にはドラマのテーマ自体はわかるけど、ちょっとなー、なんて思ってたんですが南さんの存在感がこのドラマを何となく捨て置けない印象にしていると思います。


・消費者金融の営業担当だった折原が爆発された。犯人は妻の夏美と娘が旅行中を狙って犯行を行ったらしい。
容疑者として、折原がかつてバイク事故で死なせた息子の母親である寿子が浮上するが、ごく普通の主婦である寿子に爆弾を使った犯行は想像しにくく、容疑者リストからは早々に外されてしまう。

右京と尊は犯人がリモコンを操作したであろう公園でビスケットを発見。その後、事情を聴きに行った寿子の家で同じビスケットをお茶菓子として出される。家に散乱する工具をみて、右京は彼女が犯人であると確信するが、彼女を犯人と裏付ける証拠は一切出てこない…。

一方、捜査1課は折原を恨んでいる可能性のある元・違法薬物の買人だった江上に目をつける。家宅捜索をおこなった結果、爆弾作成時に生じる成分が検出されたが…


・12年前息子を不意に失った母親の復讐劇。

ただただ「警察に捕まることなく息子を殺した男を殺害したい」という一心で体を鍛え、様々な知識を身につけ、恐喝という犯罪を犯す。
その恐ろしいまでの執念は、地味で暗い女だった彼女を輝かせ、人の目を引き付ける女性に変化させました。

特命係は最終的に彼女を逮捕するに至りますが、勝ち負けで言えば完全に「負け」でしょう。
右京でさえ、ほぼ裏を書かれた状態で終わってしまいます。最後に殺害された男の妻である夏美が現れなければ、彼女を無傷で逮捕する事はできなかったかもしれない。


・寿子の行動は一見狂気じみているし、警察(特命係)に挑戦するような行動もとっているけれど、彼女は犯罪を楽しむサイコパスな犯罪者ではない。

もし彼女がただ復讐に狂うだけの人間ならば、夏美と娘の旅行中など狙わずベッドへの仕掛けが済んだ後に夏美や娘ごと吹き飛ばせばよかったし、いつ証言をするかわからない恐喝していた社長の口を封じたってよかったはず。

復讐にとらわれながらも、寿子は結局心を捨て切った人間にはなれなかった。


・脚本が描こうとしたのは恐らく「母親の強さ」。

息子を殺した男が幸せそうに暮らしているを知った瞬間、まるで魔にとり憑かれたかのように恐ろしい犯罪を犯してしまう寿子。

いくら罪を犯しても息子を憎むことなく警察に頭を下げ、娘の何気ないしぐさで娘が自分を気遣って嘘をついている事がわかってしまう江上の母親。

そして、自分と娘を愛してくれた夫の復讐に走るも、忘れ形見のためにナイフではなく、手錠で凶行を止めようとした夏美。

それぞれ、質や形は違っていてもどれも狂おしいまでの母の強さを現している。


・ストーリーは結構おもしろかったけど、特命係が余りにも負け負けだったのでカタルシスが無かった事と、江上の母親のエピソードがドラマを見ている間は何となく浮いた感じになってるのが気になってしまいました。

観終わった後よく考えてみたら上のような事だったのかな、とは思ったんですが。

今シーズンは、比較的シリアス展開が続いているので、せっかくお正月なんだしもうちょっとすっきりとした解決のあるがを見たかったような気もしました。




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あけましておめでとうございます 

あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願いします。


いきなりですが初っぱなから風邪ひきました。

先が思いやられる…


と、そんなこんなで新年早々携帯からの更新となりました(^_^;)

でも「相棒」の元日スペシャルはちゃんとみましたよ~。
感想はまた後日。



[ 2011/01/01 23:47 ] 日常 | TB(0) | CM(0)
プロフィール

KURO

Author:KURO
漫画家・内藤泰弘さんファンのKUROがお送りする趣味に関することを色々書いているブログです。不定期更新。

主に「ジャンプSQ.」「ジャンプSQ.クラウン」掲載の『血界戦線』の感想で構成されています。

『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

※現在更新停滞ぎみです…。アニメ『血界戦線』第2期までには調子を戻したい…

コメント、ブログ拍手ありがとうございます。
返信はかなり遅いので、ご了承ください。

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twitterやってます。
http://twitter.com/kuro_no

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