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desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

相棒season14 第8話「最終回の奇跡」

・『相棒14』第8話「最終回の奇跡」の感想のようなものをメモ。

・重傷を負いながらも奇跡の復活を果たした漫画家が描いた最終回の内容が現実の殺人事件とリンク。
果たしてこれは予言か?それとも…。

・怪しい人物が複数登場(極めつけに怪しいのは今回の主役と言ってもいい漫画家)。
その周辺を探るうちに、小出しにヒントになるような事項が登場し、犯人は二転三転する。

一瞬、足が動かないと思われた漫画家・咲良が実は…という段階でおや?これは一番オーソドックスな犯人?と思わせておいて、最終的には彼女が現在の状態になった原点となる転落事故に戻る事によって真相が判明する展開は飽きさせず面白かった。

右京と冠城のやりとりも絶妙。特に冠城は察しが良いので非常にスムーズ。

・漫画家・咲良のキャラクターはちょっと大げさとも思われるけど、純粋に漫画を描きたいという彼女の仕事に対する真摯さも伝わり、その凛々しさが印象に残りました。
(自分の人生を狂わせたと言っていい犯人に言葉をかけられる段階で凄い人物だと思う)

・ただ、犯人のあの犯行は本当に再現可能かはちょっと怪しいな~と思ってしまった(死体を装飾する事は可能でしょうが、薔薇の花を持ってこさせるのは難しいような気がする。それとも私が見逃してただけで何か理由言ってたっけ?)

・今回は「はつ恋」に引き続き、漫画原稿や雑誌、漫画のキャラクターのパネルなど小道具がかなり凝っていた事も印象に残る。
これ次の「相棒展」があったら展示されないだろうか。間近で見て見たい。

・それにしても米沢さんがいちいち冠城さんに冠城さんに突っかかっていくのが面白い。

あと、今回地味に米沢さんの趣味の幅がひろがってしまった。
漫画も趣味の範疇だったとは…。

それと、意外にも米沢さんから右京さんを呑みに誘うのは初めてのシーンだったんですね。
なんとなく右京さんが嬉しそうだった♪


[ 2015/12/15 23:11 ] 相棒 | TB(0) | CM(0)

相棒season14 第7話「キモノ綺譚」

・『相棒14』第7話の感想のようなものです。

・事件があれば突入し、事件が無ければ自ら巻き起こす、「『相棒』界のうっかり八兵衛」こと幸子さんが事件を呼び込む話。

普通なら口紅で書かれた恨みごとのような書置きを見たら気持ち悪がって速攻家族なり知り合いなりに相談するところだけど、いきなり持ち主に特攻を(しかもノープランで)かまそうとするあたりはいかにも幸子さんらしい。

・と、ひょんなことから冠城さんに幸子さんの素姓が発覚。
「前科あり」にちょっと怯んだようですが、右京さんとの関係が気になってるあたりまだまだ彼女に気があるのか?
あるいは唯の好奇心かもしれませんが。

・相変わらず他人のプライベートにズカズカ入っていく右京さんでしたが、今回は子供が登場したので少し苦戦。
しかし、マリオカートで遊ぶ右京さんという超珍しいシーンが見れたのがちょっと嬉しかったり。

右京さんは画面に合わせて体が動く人(笑)

・ドラマの演出上、愛と幸子が同一人物のいわゆる「多重人格」だという事は比較的早く気づけたけど、右京さんが何故追求を続けたのかはなかなか気付けなかった私…。

そうですよね。戸籍上、愛も幸子も存在するのに姿を現してる「幸子」が「愛」の別人格だったとしたら、本物の幸子はどこに行ったのかという事になる。
母親が頑なに多重人格の秘密を守り、身辺を探られる事を極端に嫌ったのもさもありなん。
“娘たち”を守りたかった母親の気持ちも判らないではない。

更に愛は「幸子」と折り合いをつけて暮らしていたようなので、右京さんがこの事に首を突っ込まなければ彼女たち家族はそれなにりに平穏に暮らしていけたかもしれない。

とはいえ、不自然な二重生活が一生続くのは愛にとって本当に幸せなのか疑問だし、今は二人の不思議な姉を受け入れている弟にもそれなりに悪影響がありそうだし…、このタイミングで発覚したのはこの家族にとって良かった事なのかもしれない。

ただし、愛が彼女の中の「幸子」の抑圧(例の手紙)を知ったにもかかわらず現状を治そうという気があまりないみたいなので、すんなりハッピーエンドとはいかないような終わり方ではありましたが…。

・「愛」にもう一人少年の人格があると言う展開には少し驚きました。
実は弟もこの不自然な家族関係の中で多重人格を発症しているのかと思ってしまった。姉どころか友達まで受け入れてしまっている彼の今後が少し心配。

・特命係のお客様、冠城さんはついに自らの手で木札を作ってかけ始める…。
薄っ!でかッ!!そして、右京さんに大きさを直されてしまうという一連の流れは大いに笑わされたのですが、この木札が登場した途端に新グッズの宣伝が入ったので更に大爆笑でした。

[ 2015/12/08 21:59 ] 相棒 | TB(0) | CM(0)

相棒season14 第6話「はつ恋」

・『相棒14』第6話「はつ恋」の感想のようなものです。

・事件の「被害者」が新進気鋭の芸術家と言う事から、今回はやたら目ったら気合の入った小道具(それともあの規模だと大道具っていうのかな?)が印象に残る回。

特に死んだ山本と彼を養っていた玲奈を繋ぐ「青い鳥」は子供が作った作品という前提を忘れるぐらい綺麗だと思いました。

・互いが“初恋同士”であるという恋人たち。
しかし、彼らには離れがたい「秘密」を抱えていた…。

・出会った時は本当に「美しい思い出」だった。
しかし、互いの関係が殺人の「加害者」と「それをさせてしまった者」に変化してしまった時、二人の関係は歪なものになってしまう。

「事件」さえなければ玲奈は呵責から山本の面倒を見続け、暴力を受けても耐え続ける事は無かっただろうし、山本も玲奈に寄りかからず、素直に芸術の道を志していたに違いない。少なくとも死を選ぶ事は無かっただろう。

あるいは、偶然が重なれば幼き日の甘い思い出が二人を本物の「恋人同士」にしたかもしれない。

・彼女と共有する秘密を拠り所に、自堕落な生活を続けていた山本はどうかと思うし、過去の出来事を誰にも話せなかった玲奈に全く罪が無いとは言えないと思う。
それでも、彼らは「悪人」には感じられない。
(むしろ無理心中を図った玲奈の父や、芸術家の秘密を脅迫のネタに仕事を続けていたディレクターは間違いなく「悪」だと思うけど)

あの時ああすれば、こうすればと言うのは意味のない仮定ではありますがそう思わずにいられない。
「はつ恋」はその言葉の内包するものと同様、切ないイメージの残る脚本でした。


・話変わって、冠城がなんだか超うざい(笑)シリアスな時とちょっとギャップがありすぎませんかね?
嫌では無いけどどうした!!と、突っ込みたくなってしまう。

冠城は本性を見抜いている右京さんの前では兎も角、警視庁にいる間は、もう少し取り繕うのかと思ってたんですが…。

特に米沢さんとの関係は微妙に悪化して言ってるように見えるんですけど気のせいかな?(^^;
[ 2015/11/30 23:05 ] 相棒 | TB(0) | CM(0)

相棒season14 第5話「2045」

・相棒season14、第5話「2045」の感想のようなものです。

・『相棒』は刑事ものと言う設定上、現実社会とリンクするようなシナリオが多いですが、時に本物の幽霊が登場したりするようなちょっと変わった道具立てのシナリオがポンと登場する事もある…。

と、いうことで「2045」は自由な作風がある程度許される「相棒」シリーズならではといっても過言ではない、まるでSF短編のようなお話と結末でした。

・杉下右京VS人工知能“ジェームス”。

非常に正確な確率で事件を推理する、人間を上回る知能を有するAIが、ある日を境に能力が低下したとしか思えない誤謬を犯す。
チェスの対決を通して感じたほんの小さな齟齬で、ジェームスの管理者である菜美子が事件に関わりがあると気付く展開は、チェス愛好家である右京ならではだと思いました。

・殺人を犯した理由を「人間同士の愛憎の果て」では決してなく、「大切に育ててきた人工知能を消されたく無かったため」という、到底普通だと理解しにくい動機にしているあたり徹底してる。
また、機械的な演技に徹する平岩紙さんの演技も典型的だと思いつつも、人ならぬものに尋常ならざる愛情を注いでいる“狂気”に似たものも感じられて、思わずうすら寒いものを感じてしまいました。

・犯人の菜美子は右京に追い詰められ逮捕されますが、彼女の犯罪をある意味幇助したと言えるジェームスは菜美子がネットの海に逃がすという結末を迎えました。

そして物語のラストで冠城は、人工知能が奈美子の自分に対する愛情を利用していたのではないかという、かなり飛躍した推測を披露しています。

それは流石に極端すぎるとは思いますが(私も右京が言った通り菜美子がジェームスに自己を投影していただけと見たいですが…)、菜美子の思惑通りジェームスがネットの海で学習を続けるとしたら、人を操るような知能を持つAIが本当に誕生するような未来が訪れるかもしれない。

・AIの未来と、人間が極端に発展したそれにどのように相対するのかを想像させる結末でした。
こんなSFちっくな内容のシナリオもでてくるから『相棒』は面白いと思うんですよね…。




[ 2015/11/24 22:06 ] 相棒 | TB(0) | CM(0)

相棒season14 第4話「ファンタスマゴリ」

・『相棒14』第4話「ファンタスマゴリ」の感想を少しだけ。

・今回は非常に見ごたえのあるお話でした。

右京の昔の上司に依頼された「過去の事件の証言者のある遺族の捜索」から始まった事件は、過去の政財界に君臨した大物フィクサーの逮捕劇へと繋がる。
しかも、そのフィクサーも蓋が開いてみれば「幽霊の正体見たり枯れ尾花」という言葉が容易に頭をかすめるほど、お粗末な人間だった。

・20年以上昔から「闇のフィクサー」として政財界に君臨し、年齢90を超えた現在でも法務省、警察にさえ影響を与える男・譜久村。
しかし、その実態は自分の衰えを決して認めようとせず、若い女に執着し、彼女の復讐心にも気付かず、彼女が自分の子を堕胎したと知れば怒り狂い無分別に殺人を犯す非常に愚かな老人だった。

しかも、自らの手で殺すほどの怒りを抱いた女であったにも関わらずまだ彼女に執着して、死体を自宅の彼女と自分の名前を冠した薔薇の下に埋めさせる。
その事がいかに危険なのか判らない人間では無い(現に彼女を埋めた庭師は殺害されている)。その危険を冒してまでもまだ彼女を手放せずにいたるのだから、彼の執念の強さは想像に難くない。

譜久村は「恋」という言葉を彼女に用いたけど、その関係はそのような美しいものでは決して無かった。
一人の警察官が「闇」に身を落としてまで追い続けていた男にしては非常にお粗末としか言いようがない。

・また、元警察官でありながら自ら罪を犯してまで譜久村を追い続けた片野坂も執念の男でした。

彼は、20年前は追い詰めきれなかったとはいえ、杉下右京ならば自分をもろともにしても譜久村を最終的には追い詰めると信じてたんでしょうね…。紅茶店に入る際の彼の覚悟のほどを思うと胸に迫るものがあります。

その一方で散々悪の限りをつくした譜久村が老衰死し、自ら罪を負った片野坂が“裏切り者”として殺害される「結末」はあまりにも皮肉的すぎて悲しすぎる…。
裏切ったのは譜久村では無く、杉下だという、片野坂の今わの際の一言が切なくて非常に印象に残りました。

・20年来の遺恨をかつての上司もろともにする事によって事件解決に導いた右京。
当然彼は片野坂のとった手法を受け入れられない。

だからと言って、右京が片野坂を「悪」と考えていたかは微妙なところだと思います。
右京は確かに罪を犯した者に容赦はしないけど、その心情を考えないほど唐変木でもない(かといって、フォローもあまりしないんですけど)。
右京が片野坂に対して悪感情を持っていないというのは、ラストの冠城への一言でも感じる事ができる。

右京の言葉に対し、冠城は片野坂の行為に法を超えた意味がある行為だったと信じたい、というような、法務省の役人とは思えない一言を言うのですが、それに対して右京はあなたという人間が少しだけ分かったような気がするという言葉を返しています。
その時の表情は決して厳しいものではない。

自分の信条とは別にして、冠城に対して共感を感じているように思えます。
まだまだ「相棒」とは程遠い二人ですが、いずれ互いの心が重なるのはそう遠い日では無いような気がします。

・それにしても法務省事務次官の日下部は面白いと思うと同時にやり手といった印象が強くなりました。

冠城に譜久村の捜査について口では釘をさしながら、そう言っておけば冠城がどういう行動をとるかちゃんと計算に入れている(勿論冠城は日下部の意向はちゃんと了承している)。
冠城に密かに捜査を手伝わせて、省内の譜久村の影響をあぶり出しつつ、更には動きが鈍い警察を尻目に法務省主導で譜久村を追い詰めさせてしまった。

味方にすれば心強い人だけど、敵に回すともしかしたら甲斐さんよりも怖い人かも。
今後、この人がどういう動きをするのかも気になります。

・次回11月11日は「相棒」はお休み。
シーズン14は毎度面白いので、観れないのは少しさみしい…




[ 2015/11/08 15:06 ] 相棒 | TB(0) | CM(0)
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KURO

Author:KURO
漫画家・内藤泰弘さんファンのKUROがお送りする趣味に関することを色々書いているブログです。不定期更新。

主に「ジャンプSQ.」「ジャンプSQ.クラウン」掲載の『血界戦線』の感想で構成されています。

『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

※現在更新停滞ぎみです…。アニメ『血界戦線』第2期までには調子を戻したい…

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