FC2ブログ

desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

相棒season12 第14話「顔」

・『相棒12』第14話の感想です。


・上野という男の遺体が自室で発見された。
遺体の痕跡から他殺が疑われ、偶然享が第一発見者となった事から、右京も捜査に乗り出す。

上野はパブのホステスに片思いし、しつこく付きまとった事からホステスの元彼から金を脅し取られていた。
また、仕事上でも友人は少なく、一人で過ごしている事の方が多かったという…。

接点のある人間が少ない上野だったが、司法解剖の結果、上野が実は美容整形の手術を受けていた事が判明した。
しかし、上野の過去の写真を見比べてもどこを整形しているのかわからない。
右京と享は上野が勤めていた会社のクライアントでもあった美容整形外科クリニックの院長・聡美に意見を求める。


・どう見ても整形したように見えないのに整形していた「被害者」。
そして、被害者にそっくりに整形した「謎の人物」の存在。この事実の示す真相は…というミステリ的なシナリオ。

がっちりした計画の元行われた犯行では無く、偶然も寄与するところがあったのでちょっと強引なお話のような気もしますが、全体的には面白かったです。

それにしても有沢比呂子さん演じる美容整形クリニックの院長さんのキャラクター付けが特徴的すぎて何となく笑える…。


・犯人が偶然「開かずの間」を作ってしまった事から始まった事件。
もし、聡美が自らの能力を過信し、犯人の言葉に乗らなかったらあんな悲惨の事件にはならなかったし、保身に走らなければ事件ももっと早くに明らかになっていた。

右京さんが、往生際悪く自己弁護に走る彼女に激昂するのも当然のこと。

更に言えば替え玉に使われた彼がもう少し母親と落ちついて話ができていればこんなしょうもない事件に巻き込まれなかったかもしれない。
自分の顔が母や自分を虐げてきた父親に似てくる事は、私が想像する以上に辛い事だったのかもしれないけど…。

でも、最後の母親と幼馴染が棺の中の顔を見るシーンを見ると大切だったのは「顔」では無く、「彼そのもの」だったはずじゃないのかと思わずにはいられません。


・それにしても犯人は隠蔽工作をしたとして、本物の上野をどうするつもりだったんでしょうか…。
真相を知る聡美があの保管庫を開けようとはしなかったとしても、システムのメンテナンスなどもあるでしょうから永遠に隠す事はできないはず。
いずれにしろ悲惨な未来が待っていたんでしょうが、それをする犯人の心境を想像すると結構恐ろしい。


・カイト君はすっかり芹沢君あしらいが上手くなってきましたね~。
最初は先輩面してた芹沢君もたじたじ。


・ところで右京が真相にたどり着くきっかけとなった幼馴染の元に送られてきた誕生日プレゼントのぬいぐるみ。
あれ、よみうりランドにちゃんと実在するキャラクターだったんですね。あまりにすっ頓狂なキャラクターだったのでこの場限りのオリジナルキャラだと思ってました。

しかもきちんと調べてみると1999年頃からいる結構歴史あるキャラクター。
「よみうりランド」の名前は知ってても行った事がない関西の人間なので全く知りませんでした。

相棒season12 第13話「右京さんの友達」

・『相棒12』第13話「右京さんの友達」の感想です。
何故、タイトルが「右京“さん”」?と、思ったらちゃんと意味がありました。それは後ほど。


・右京が馴染みの紅茶店で出会った男。
紅茶と犬しか信用できないと嘯く彼、毒島は独身で無職。ネット上で毒舌交じりの推理小説評論を書き、右京そっくりにポットを高く上げて紅茶を注ぐ「変わり者」だった。

そんな毒島からお茶会に招待された右京と、右京に同伴した享は、毒島から住んでいるアパートの隣室で起こったある事件の話を聞く。
隣室に住んでいた女性、静香がナイフで殺害された事件だが、既に恋人でミステリー作家の烏森という男が逮捕されていた。しかし、毒島はしきりに冤罪の可能性をにおわせる。
右京は毒島に事件を調べる事を約束するが…


・初っ端から思いっきりネタバレになるけどまたしても右京さんの同好の士が犯人という結果に…。
気が合う人物がことごとく事件を起こしているってのはドラマの内容上仕方ないけど流石に気の毒。それとも右京さんにそういう人物をひきつける何かがあるのか?


・珍しく右京の独白から始まる構成(これは右京が毒島に事件を解き明かす為に用意した小説の文章でもある)。
毒島の何とも特異なキャラクターや、彼が住んでいる部屋や装飾など、結構趣味に走っていて近頃の『相棒』を考えると結構突飛な道具立てがされていて、それが面白い。

「愛していた人物に頼まれたから止めを刺した」という殺人の理由については、そんな馬鹿なと思いながらも、毒島がどういう人物なのかという事が作中に丁寧に描かれているお陰でそれ程無理なく受け入れる事ができた。

孤独に生まれつき、孤独に慣れた男の心に灯ったほのかな恋心。
慣れない感情の為に言葉を上手く操れない彼を笑った静香に怒りを感じながらも、それでも愛しているからこそ彼女の最後の願いを叶えてやりたかった毒島の心は、理解できなくもない。

毒島は間違いなく変わり物で、歯に衣着せぬ言動は時に人を怒らせる。
しかし、彼は取り繕ったり言葉を選ばないだけで悪い人間では無い。むしろミステリーの評論の中に見られるように、ある意味真摯で誠実な人物でもある(だからこそ彼の評論はミステリーファンの間では信頼されている)。
完全犯罪とも言える状態であったにもかかわらず真相を右京に推理させたのも、自分を理解してくれる人間に真実を知らせたかったから。
彼は恋敵を無実の罪に陥れる気さえも無かったのだ。


・静香との無理心中の企て方から劇場型な人間だと思われた烏森も実は小説を書く事に対しては真剣な人間だった。
もし静香が烏森に間違った愛情を示さなければ、案外二人は自然に結ばれていたようにも思う。
そうなれば毒島は完全に失恋する事になっても殺人に手を染める事は無かったでしょう。それを思うと何とも切ないな…。


・今回は「和製シャーロックホームズ」の事や、右京さんが中学生時代小説を書いていた過去が登場したりと、長年『相棒』を観ている人間にはちょっと嬉しいキーワードが登場しました。
また、右京さんについた10人の部下の中に陣川君が入っていた事がポイント高い(笑)

また、右京さんが7人目の部下(亀山君)の事を言う時に「相棒」と言い直させた点も嬉しかったり。
それまでは「人材の墓場」の常としてあっという間に辞めていった部下とは違い、右京さんにも多大な影響を与えた亀山君の存在はやっぱり特別ということでしょう。

現在のカイト君はコンビでは動いてはいても、まだまだ『相棒』と呼ぶには少し物足りない気もします。
今回のタイトル「右京さんの友達」はドラマの最後のカイト君の言葉です。
亀山君のように「右京さん」と呼ぶだけで“相棒”の距離が縮まるとは思いませんが、それでも今後上司と部下という関係を超えた真の“相棒”同士になっていってほしいと願っています。

「孤高の天才」ホームズを支えるワトソンがいるからこそ、ホームズは輝けるのだから。

相棒season12 第12話「崖っぷちの女」

・『相棒12』第12話「崖っぷちの女」の感想です。


・所轄署へ自殺の遺留品であるスマートフォンの返却を頼まれた享は、その写真データの中に不審な写真を見つけた。
享は届けに行った署で事件の資料を見せて欲しいと頼むが、けんもほろろに断られてしまう…。

その帰りに署の屋上から飛び降りようとしている女性を発見。
彼女は音楽学校の講師・雪絵で、同僚の講師・前田が殺害された事件の最重要容疑者として取り調べを受けていたが、隙を見て屋上に逃げてきていたのだった。
享はしきりに自分の無実を訴える雪絵を落ちつかせながら右京に連絡を取る。

連絡を受けた右京は捜査を開始。伊丹らと前田殺害事件の真犯人を探し出そうと行動を開始するのだが、実は享が返した遺留品のスマートフォンの持ち主が、雪絵と同じ学校の講師であった事が判明…。
この事は殺人事件に関係があるのか?そして、享が見つけた写真データの意味は?


・とりあえず言っておこう。
イタミンご苦労様でした(笑)

久々の女心わからないブラザーズでの捜査となりました。
今回は女心を斟酌しながら行動する必要はなかったので、とりあえず二人が女性の心を傷つけて歩くと言う事はありませんでしたが、その代わりと言っては何ですが伊丹刑事がいつも以上に苦労していました。
音を拾えるよう地面にスマホをセットする為、地を這う羽目になるイタミン…(笑)

頭を使うのはもっぱら右京さんの仕事となるので、相棒は必然的に労働することになるのはいつもの事。とはいえ、本物の“相棒”は、ほぼ説得に回っていたので伊丹刑事にその役が回ってきます。

最近の伊丹刑事はメンツも大事ながら犯人確保が第一にあるので結構右京さんに協力的だけど…それでも腹立つのは変わりないよな~。その怒りは犯人にばっちり向けられていたと思えたのは気のせいでしょうか(^^;


・最後に余計な言葉を言った事で雪絵に飛び降りられてしまい、落ち込む事になってしまったカイト君。
しかし、この“享の言葉を聞いた上での飛び降り”さえも彼女の真の目的を果たすための手段だったというのが恐れ入る。

彼女の目的は、鬼の上前はねる事。
悪事によって貯められたお金を奪う為、同僚の自殺(実は殺人事件)の真相に口をつぐみ、自分が違法薬物に関して同好の士だと見せかけて金の在り処を探り、警察が自分と前田が不倫関係だと誤解していると悟って、享を利用して自殺騒ぎを起こし屋上から飛び降りて見せる…。

崖っぷちに立った追い詰められた女性を演じ、自分の命さえ賭けて見せた恐ろしく、したたかな女…。


・彼女がそのような極端な行動をとった動機は「才能ある生徒にお金の不自由なく勉強させるため」でした。
その思いは確かに純粋なものだったかもしれない。

しかし、その思い入れも、かつてお金が無かった故に才能がありながら音楽家になれなかった自分とその生徒を重ねた上での、自己憐憫にすぎないと言うのは言いすぎでしょうか?

雪絵は結局誰を殺したわけでもないけど、もし本当にそのお金が使われたとして真実が明らかになった時、一人の才能ある女性を追い詰め、潰してしまいかねなかったという事全く気づいてもいなかった。
雪絵のやろうとしていた事は、人の為という事を大義名分にした自己満足。右京さんが激昂するのも無理もない…。


・次回はなんと右京さんと同じ紅茶の入れ方をする人物が登場!!
どうやら変人のようですが…??
タイトルは「右京さんの友達」。彼らは果たして友達なのか?


…等と書いてはいますが、先週ちょっと指を怪我をしてしまって感想を書くのが遅れているので、今はどのような結末かわかっています。
この回の感想についてはまた、明日以降に。



相棒season12 第11話「デイドリーム」

・遅ればせながら「相棒12」第11話の感想です。


・捜査一課の陣川が事件を未然に防ぐために力を貸してほしい、と特命係にやってきた。
自分が見た悪夢の意味を調べるためにネットの夢診断で知り合った大学の心理学部准教授・西牟田叶絵から相談を持ちかけられていた。
彼女は予知夢を見る能力があり、自分が死ぬ不吉な夢を見て心配になったという…。
一概に信じがたい内容に呆れる享だったが、右京は逆に興味を示し特命係も警護に乗り出す事になる。

早速、研修会に出席する叶絵と合流した3人は会場へ。
しかし本当に警護役がいなければ叶絵が死亡するような事態が発生してしまう。
叶絵の予知能力は本物なのか?


・今シーズン初の陣川警部補の活躍。
またもや美女がらみで事件に巻き込まれた(巻き込まれに行った?)ものの、初期の頃と比べると比較的落ち着いたような印象を受けました。

とりあえず、このブログでは陣川君回は「陣川君のお約束」を基準にし『相棒』を見てるんですけど、目を見張るような(笑)大暴走はしなくなり、終始叶絵を守る事に専心。
事件の内容が明らかになった後は、自分の感情を最優先にはせず、警察官である事を第一にしている事を明確にした点には成長さえ感じました。

まあ、思いっきりカイト君に怪我させたり、最後には「花の里」でクダもまいたりしてるんですけど(笑)


・「虎に襲われ殉職」という一見お笑い要素あふれる夢の内容が、陣川君自身の正義感の強さを表しているというのが、なんだかいい感じ。
陣川君は捜査を行う警察官としてはアレだけど、警察官としての資質は充分持ち合わせてるんですよね…。


・前回に引き続き、今回も大怪我するカイト君。
前シーズンもそうでしたが、やたらめったら大怪我するので非常に心配です。

今回も頭を打ってたので心配する悦子さんが、(捜査を)陣川君に任せなさいと言ったのは至極正論だけど、同時に知らないとはいえなんて恐ろしい事を言うんですか!!と、ちょっぴり思ってしまったり…(^^;


・それにしても叶絵の立てた復讐計画はある意味自暴自棄だったとはいえちょっとなんじゃそりゃーと思ってしまった。

自分の思惑の為に陣川君どころか自分のクライアントさえ利用し、母親に心配を賭けた叶絵に臨床心理士の資格はあるのか?
仕事に誇りを持っていた彼女に対し、皮肉を交えながら静かに怒りを見せる右京さんが非常にかっこ良かった。


・かっこよかったといえば、右京さんと一緒にヤクザの事務所に行った角田課長もかっこいい。
普段の昼行燈とは別の切れ者っぷりが感じられて何ともいいですね。


・今回も女性に利用されただけになってしまった陣川君。
いつものパターンで笑ってしまったんですけど流石に可哀想になってきました。
本当にいい人だとは思うのでそろそろ幸せになって欲しいものです。

相棒season12 第10話「ボマー」

・毎年恒例、お正月の2時間スペシャル!!
『相棒12』第10話「ボマー~狙撃容疑者特命係・甲斐享を射殺せよ!」の感想です。


・少し早目の正月休みを取った享は、その途上で交番の爆破事件に遭遇。
その現場で裸足で走っていた不審な少年を発見し、捕まえる。しかし少年の身体には爆弾が巻きつけられており、外せない。更に爆弾を付けたらしい「JB」と名乗る男が享に少年と行動するよう指示をしてくる。

指示に従わなければ爆弾を爆発させると脅され、享は言うとおりにするしかなかった…。

一方右京はは事件を聞きつけ捜査を開始。テロ組織の関与が疑われる中で、事件と無関係に見えるあるジャーナリストが容疑者となった殺人事件の存在を知る。

テロ組織とのかかわりを疑われる享への射殺命令が下る中で、右京は必死の推理を展開していく。


・お正月スペシャルらしい規模の大きな話。
今年は年末の色々から寝不足な上にちょっと風邪気味で今回はリアルタイムで見るのは無理かも…と思ってたんですが、結局最後まで通して見てしまいました。

相棒の片方が人質に取られ、バラバラで動かざるを得ない中連携して事件を解決していく…という展開は2年前のスペシャルの「ピエロ」を思い出されますがテーマそのもので見せるというよりは、緊張感の高い展開で見せていくような脚本になってたような気がしました(勿論最後には『相棒』らしい『世の不幸を繰り返さない為にも権力側を批判するジャーナリストと、自分達は護られるべきもの捉え、人を手にかけてまでも不適切な事実を隠蔽しようとする権力』といった社会派的なテーマはあるんだけど)。


・事の黒幕である公安部長の正木の怖い事怖い事。
あんなにいい人そうに見えたのに、本性を表した時の笑顔が最高に怖い。
中村橋之助さんといえば水谷さんとは「だましゑ歌麿」で共演されてたけど、その時に演じてた同心と真逆のキャラクターに結構びっくりでした。


・享は共に事件に巻き込まれた少年を保護する為に奔走。
右京ならば何とかしてくれると、様々な手掛かりを残しながら結構無茶してます。

…って、享は出会ってからそれほど経ってないのに右京に対する信頼度や親和度が妙に高くありません?(^^;
元々スパイだった神戸君は兎も角、薫ちゃんでも結構時間かかってたような…。
(ただ、もう一度薫の時のようにゆっくり関係が作られていったような描き方をするのは冗長だし、同じ事をするわけにもいかないんでしょうが)
これも若さの為せる業という事なんでしょうか…。


・今回享は少年と逃走しながらもJBとの会話の中で、何気に悦子へのプロポーズをほのめかしていました。
早くも今シーズン中に二人の関係に進展があるのでしょうか?(悦子さんはいい人だもんな~。嫌な予感で香港から飛んで帰ってくるし)
右京と幸子さんの間もなんだか最近近いような気もするし、今シーズンはレギュラーキャラ内の人間関係も変化があるという事なのかも。


・刑事部長撃たれる!!

まさか三浦刑事の再来?と、ひやひやしましたがそんな事は無く、犯人の都合だけで撃たれるという気の毒っぷり…。
ただし、エンディングでの快気祝いの会は如何にも部長らしい方の抜けっぷり(おごりと見せかけて会費制。しかもおつり無し)。これでこそ部長…。

今回はレギュラーメンバー総ぞろいで右京の作戦に協力。地味ながら活躍してたんですが、祝いの回でも妙な連帯感が発生していました(笑)そのメンバーに堅物の大河内さんが含まれてたのが何となく笑える…。

そうえいば今回は中園参事官がなかなか活躍。右京の作戦に乗り、真犯人をだます為の作戦にも協力していました。
いつもは刑事部長の腰ぎんちゃくですが、参事官を務める人ですから何気に優秀ですよね。


・『天と地の間には君の思いもよらぬことがまだまだたくさんあるのだ』
というシェークスピアの言葉から始まった今回の事件。エンディングでもう一度この言葉で締められ、映画の予告編という流れが面白い。

今回の映画でも、どんな思いもよらぬ事が起こるのでしょうか…。


・そして来週はお待ちかね!陣川君の登場です!!
少しはカイト君への態度は何かしてるのか?そしてまた美女に振り回され、花の里で酔っぱらってしまうのか!?

本当に来週が楽しみです♪

プロフィール

KURO

Author:KURO
漫画家・内藤泰弘さんファンのKUROがお送りする趣味に関することを色々書いているブログです。不定期更新。

主に「ジャンプSQ.」「ジャンプSQ.クラウン」掲載の『血界戦線』の感想で構成されています。

『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

※現在更新停滞ぎみです…。アニメ『血界戦線』第2期までには調子を戻したい…

コメント、ブログ拍手ありがとうございます。
返信はかなり遅いので、ご了承ください。

image2.jpg

twitterやってます。
http://twitter.com/kuro_no

月別アーカイブ