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KURO

Author:KURO
漫画家・内藤泰弘さんファンのKUROがお送りする趣味に関することを色々書いているブログです。不定期更新。

主に「ジャンプSQ.」「ジャンプSQ.クラウン」掲載の『血界戦線』の感想で構成されています。

『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

※現在更新停滞ぎみです…。アニメ『血界戦線』第2期までには調子を戻したい…

コメント、ブログ拍手ありがとうございます。
返信はかなり遅いので、ご了承ください。

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twitterやってます。
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相棒season10 第19話「罪と罰」

随分とご無沙汰してしまいました(^^;
相棒シーズン10第19話「罪と罰」の感想です。

年度末、という事もあるのですが春は何となく憂鬱な季節。
段々と温かくなって過ごしやすくなるから好きなんですが、モチベーションを保つのは中々難しいです。
眠くなるのも早い…。

でも、ここまできて「最終回だけ記事無し」というのもさすがにアレなので、やっぱり軽くでも書いておこうと思います。
一応このブログの重点更新事項の一つだし…(笑)



・神戸君がとうとう特命係を“卒業”してしまいました…。

神戸君が特命に在籍していたのはたった3年。
しかし、亀山君と負けずとも劣らない濃い3年間だったようにも思います。

警察庁と警視庁の間に横たわる長年の軋轢。
神戸君自身も巻き込んだ全く新しい捜査組織の計画とその崩壊。
様々な立場からの「正義」同士の対立。
現職の副総監による殺人事件とその隠蔽。
そして、右京とは複雑な関係にあった官房長の突然の「死」…。

たった3年。されど3年。
本当に色んな事がありました。

・「相棒」が亀山君から神戸君に変わった当初は、右京さんと似たような頭が良いタイプの相棒の起用にどうなってしまうんだろう、と一抹の不安もありましたが、その不安にはあっという間に無くなって、亀山君とはまた違ったバランスで成り立っている“相棒”の活躍をいつしか楽しみにするようになっていました。

この二人はこれからどんな事件に遭遇し、どんな風に変化していくのか?
そう思っていた矢先での神戸君卒業のニュース…。

今シーズンの第1話を観た時、内容が内容だっただけに(神戸君が過去に犯した「罪」というかなり重い事実)予感めいたものは有りましたが、それがまさか今シーズンの間に起こってしまうとは。しかも、かなり意外な結末を迎えてしまうとは思いもよりませんでした…。


・生まれるはずのないクローン人間がもし存在したら?という、一見SFチックでありながらそれでいて現実にも起こりそうな出来事。

右京が実際追うのは、語弊があるとは思いますが「ありふれた家族間での殺人事件」だったのですが、世界を揺るがしかねないこの事実が特命係に思わぬ結末をもたらしてしまいました…。

・右京としては事件の真相を明らかにするためには、妹が兄を殺害する動機となったクローン人間の存在を抜きにする事は出来ない。
しかし、この事実を公表することは、(クローンとはいえ)これから生まれてこようとしている命に大きな重荷を背負わせてしまう事になる。

片山議員と、現在警察庁で閑職にいる長谷川元副総監は、政府の立場から杉下右京を止めて欲しいと尊に依頼。
尊は断るものの、結局は自分自身の心情から右京を止めるために「事実の公表をやめなければ茜を殺す」という尊らしからぬ要求を右京に突きつけます。

過去に無実の人間を罪に陥れたという過去のあった尊。彼はその罪に苦しみ、それゆえに人として正しくあろうとしてきた。そんな彼が「本気で殺す」という。
右京は尊が本気であると知り、彼の要求をのむ事にする。

・この対決から、特命係からの異動を希望する神戸君と自らの「罪」に対して語る右京さんとの対話までのシーンを見て強く感じたのは、右京が尊自身が思っている以上に、「神戸尊」という人間を理解していたという事。

彼という人間を理解し、彼の言葉が本気で、しかも罪に手を染めたとしても後悔する事が無いと感じたからこそ右京は、尊の一見卑怯ともいえる要求に応える事にした。

「何があっても真実を追求する」という杉下右京の信念。
それを曲げさせたのは“相棒”の真剣な思いだったというのが涙を誘います。


・右京さんの犯人に対する追及って、厳しいし、時に嫌らしい事もあるんだけど(今回も茜のお腹に耳をあてるシーンなんて止めてあげて!!って思った)、右京さんの中にはまず第1に命を落とした人間の事があるんですよね…。
この事件の事実が明らかにはならない以上、茜の兄は「宗教に狂って妹を虐げた兄」と、実像が歪んだままで終わってしまう。
好奇心で事件に首を突っ込む事も多い右京さんですが、人間の事を思っているからこそ『真実を追求する』という信念を曲げないんだろうな…。

でも、今回の事件に関しては自分はちょっと尊の心情に近かった。
生まれてくるのが人である以上、生まれた瞬間から茨の道を歩ませるというのはいくらなんでも厳しすぎる。

それではいけないというのも分かるんですけどね。


・連れ去った茜さんを幸子さんに預けた尊。刑務所の先輩(笑)として、茜に色々アドバイスしてたのが何となく可笑しかった。
女性に対して配慮を忘れない所は流石神戸君だな~と、思った。


・そういえば嘉神さんを警察署から無断で連れ出した時、怒り狂う伊丹との会話を聞いた嘉神さんからあなたたちの関係は?と聞かれた右京さんの「愉快な仲間達」発言は大いに笑わせていただきました。

・米沢さんはそろそろぐれないでしょうか?非常に心配です。

・それにしても、終了30分前ぐらいまで神戸君の卒業フラグが立たなかったからどうなる事かと思いました。
でも、研究者としての名誉欲と母親の気持ちの間に立つ嘉神博士のや、家族を突然失った茜の悲しみと狂気の事を丁寧に描いていこうと思ったらあの1時間30分ほどは仕方ないのか…。

ストーリーが倒叙式だというのもちょっと冗長に感じる原因かも。


・今回のような事があったとしても尊を追い出すつもりはないと言った右京。
これで一安心と思いきや、運命は皮肉な結末を用意していました。

『神戸尊の警察庁長官官房付』への異動。

長谷川元副総監は、右京を止めた尊の手腕を認め、自分の元に引き寄せたのです。
長谷川からすれば、古巣である警察庁へ戻す「恩賞」。しかし、尊は決して片山議員や長谷川の命令に従って、右ようを止めたわけではないので、今度の辞令も拒否しようとします。

しかし、一度辞令を蹴っている尊にもう拒否権はない。これが嫌なら警察を辞めるしかない。

尊は結局、警察に残る道を選びました…。


・とりあえずは「警察を辞める」という卒業では無かったので安心しました(それが殉職するの次に嫌だったので)。
それにしても、自らの意志を通しただけの尊にこの結末はあまりにも皮肉すぎる…。
こういう展開もあり得るドラマ『相棒』故なのか…。

・官房長亡き後、右京と対立関係になるのはあるいは片山雛子なのかと思っていましたが、ここにきて長谷川元副総監が一気に台頭してきました。

劇場版での事件を経て、警察庁長官官房付という閑職に回された長谷川。
しかし、陰で着々と実力を持ち始めている様子。今回も雛子の命を受けて色々と立ちまわっている。
何といっても、人事とは関係ない場所にいる長谷川が尊の異動に関与している事も、彼の庁内での影響力を表しているような気もするし、雛子も、「長谷川はほとぼりが冷めれば出世するときいている」と語っている…。

何故、警察の恥部ともなる事件に関与し、官僚としては死に体であるはずの長谷川にそれだけの力があるのか?
恐らくあるであろうシーズン11では、この辺りの事情が鮮明になってくるのでしょうか…。


・道をたがえる事にはなったとはいえ、右京と尊の間には“相棒”としての絆は確かに存在する。
今回の話はそれを改めて証明する話でもあったような気がします。
(病院でのシーン、右京が警視庁まで送ると言った尊に対して断り、一人でいる事にようやく慣れてきたというシーンは、自分の心情をはっきり表さない右京にしては最大の寂しさの表れだったと思う)

薫にしろ、尊にしろ、「相棒」の世界ではしっかり生きている以上、彼らが右京さんと再び出会う日もあるかもしれない。そう思わせるエンディングでした。



・何かグダグダ書いてしまって済みません。
何だかちっとも纏まっていない…。

もっと語るべき事があるような気がしますが、今回のような尊の卒業はある意味納得です(皮肉が利いてるあたりは特に)。
贅沢言うならば、尊自身の事ととか(なんであんなにお金持ちなんだ…)、尊と大河内さんとのホントの関係とか(えー!?)もっと知りたい事もありましたが、この辺は右京さんの私生活と同様、謎のままの方がいいのかもしれませんね。

でも、今までの刑事ものドラマではちょっと見なかった尊のような存在が見れなくなるのはかなりさびしいです。
本当に本当に、薫ちゃん同様、再登場を望みます。

そして、最終回に来て、来シーズンへと繋がる伏線が様々張られた上でシーズン10は終了しました。

これからの『相棒』はどこに行ってしまうのか?
不安も多々ありますが(80%ぐらい…)、今回のような終わり方をしてしまった以上、来シーズンも見るのをやめられそうにありません。

新しいシーズンが始まれば、新しい“相棒”が登場します。
いや、このドラマだから第1話しょっぱなから右京さんが一人で捜査する「杉下右京の事件簿」が始まってしまうかもしれない(で、その事件で登場した刑事がポカをやって特命に飛ばされる)。
尊の登場の仕方を考えるとそれぐらいの事はやりかねない…(^^;


兎も角、次の秋、恐らくあるであろうシーズン11を楽しみに待ちたいと思います。
感想もできるなら書いていきたいな~。




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相棒season10 第18話「守るべきもの」

・今シーズンの放送も今回入れてあと2回になってしまいました。
レギュラーキャラクターの卒業という、一大事を控えた、相棒シーズン10第18話「守るべきもの」の感想です。


・「二酸化炭素から酸素を生み出す」研究をしていた学者・泊が狙撃され、彼を警護していた民間警備会社の社員・土方が銃弾を受け死亡した。

放たれた弾丸は2発。一発目の狙撃の後、逃げ出すように走り出した土方に二発目の弾丸が命中。
一緒にいた泊も土方は逃げたようだと証言する。

土方は尊の警察学校同期であり、閣僚の警護経験もある元SP。しかし、「SPという仕事に恐怖を感じるようになり警察を辞めた」といわれていた。そんな土方が民間の警備会社に就職し、再び体を張るような警護の仕事に就いた事に尊は疑問を感じる。

捜査が進む中、右京と尊は土方が警察を辞めた『本当の理由』にたどり着く…。


・警護対象者と信頼関係を築き、警護するという土方の「警護」という仕事に対する哲学。
それが結果的に裏切られてしまった哀しい事件でした。

捜査が進む中で判明した“真実”。

土方が警察を辞めてしまったのは、警護対象だった大臣との間に信頼関係を築けなかったため。
決して臆病風に吹かれたわけでも、SPを撒いて愛人に会いに行った大臣に腹を立てた為でもありませんでした。

彼がSPを降りた本当の理由を話さなかったのも、警護中知り得た情報は、例え警察内部でも話さない彼のポリシー故。
そのために、退職後彼を貶めるような噂が流れてしまったのはあまりにも気の毒です…。


・事件の真相が判明したのち、泊は右京と尊に、土方は自分が何かを隠していると気づいていたかもしれないと証言します。

彼は泊が自分に何かを隠していると気付きながら、泊が真に助けを求めていると感じたからこそ、泊を護ろうとしたのだと。

隠し事をしていた泊にもそのことが感じられるほど、二人の間には「信頼関係」が築けていたはずなのに…。
後ろめたさがあったとはいえ、どうして泊は土方に相談できなかったのでしょうか?

泊が自分が狂言で狙撃される話をしていれば、土方は死ぬ事はありませんでした。

むしろ、自らの哲学をもとに仕事をしていた土方なら、泊の苦境を共に乗り切るため、行動してくれたかもしれなかったのに…(警護計画を曲げて、泊と娘さんが会えるように計らった行動を見ると余計にそう感じてしまう)。本当にやりきれません。

結局、彼はあの大臣と同じで最後の最後で土方を信じ切れなかったということなのでしょうか…。


・やりきれない気分になった後の「花の里」は癒されますね。
ただ、3人の和やかな雰囲気を見てると、次回が最終回(しかも、神戸君が卒業してしまう)とはとても思えない…。


・今回登場した怪しいNPO法人の代表さんは、幸子さんの回の新興宗教の教祖(?)並みに怪しかった。
泊さんは何でこんな人から資金援助を受けてたんだろう…(やっぱり騙されてたのか?)


・全然本編に関係ない話ですが、母も『相棒』好きなので、水曜日の9時にはいつもテレビを観ているのですが、母は「9時以降テレビを見ているとすぐ眠くなる人」なので今シーズンは1時間起きて観きった事がありません(なので、再放送か録画したものを観ています)。
だから、幸子さんが花の里を継いだ事を今の今まで知りませんでした(笑)
母は花の里が営業している事に驚いてたけど、私は別の意味でびっくりしたよ。


・14日の放送はまたしてもお休み。最終回は、21日の放送となります。

遂に運命の日がやってきます。次回予告には「クローン人間」なんて言葉が飛び出し何とも怪しげ…。
果たして、神戸君はどんな「卒業」を遂げるのでしょうか?

楽しみですが、やっぱり怖いな…

相棒season10 第17話「陣川、父親になる」

久々の放送当日(もう日付変わってるけど)投稿!!
相棒シーズン10第17話「陣川、父親になる」の感想です。


・陣川君が今シーズン初登場!と、いうことで、今度は一体どんな事をやらかすのか(笑)とワクワクしながら観てたのですが、ちょっと肩すかし?

さぞかしひっかきまわしてくれるのかと思いきや、意外に本編には絡まずじまいでした。
まあ、外野でいらん事をしそうになった瞬間捜査1課に(結果的に)止められたというか…(^^;


・今回の陣川君の恋のお相手は、写真屋さんにお勤めの由香利さん。
たった一人で子どもを産もうとしているシングルマザー。

陣川君は毎度お馴染みの指名手配写真を作ってもらってる行きつけの写真屋さん(って、あの写真自分のお手製じゃなくて写真屋さんで加工してもらってたのか!!)で彼女と出会って一目ぼれ。

数分で恋に落ちるどころか数日でお腹の子の父親になる決心をしていた陣川君は、彼女に自分の出産までのドキュメンタリー番組を撮影していたディレクター・麻紀の自殺の件で相談され、右京さん(と尊)に事件を調べて欲しいと依頼します。

由香利にこのドキュメンタリーは「最高傑作になる」と話していた麻紀。
そんな彼女が自殺するというのはあまりにも不自然。

右京さんが調べてみると確かに不審な点があり、本格的に捜査が始まります。



・相変わらず陣川君は、結果的に邪魔してばかりでしたが(捜査に本格的な迷惑かけなかっただけまし?でも、麻紀の勤めていた会社にはビデオを見るために100時間居座って大いに迷惑をかけてましたが)、右京さんが鮮やかに解決。

ただし、個人的にはこの事件の結末はちょっと…。
自分の理想を裏切ったから殺したというのは動機としては苦しい気もします。
犯人の麻紀への心酔ぶりは捜査の過程でわかることだったし、麻紀が何故犯人に手紙の真相を話さなかったのかというのも何となく推測できるんですが…。


・でも、考えてみると「相棒」にはこれまでにもこの手の身勝手な動機の犯人はいなかったわけじゃないんですよね…。

それでも、この結末が気になるのは最終的に陣川君が話に絡んで来てなかったからかも…。
陣川君その場にいないうちに解決しちゃたからなー。


・ちなみに陣川君が事件そっちのけで何を気にかけていたのかというと由香利さんの子どもの父親…。

って、由香利さんの恋人は彼別に彼女を捨てたわけでは無かったし、彼女の過去を知った上で、むしろ彼女の事を思うばかりに声かけられなかっただけじゃん!!

由香利さんは由香利さんで自分が幸せになる事を怖がって逃げてただけだし。
これは陣川君にちっとも勝ち目はない!!

しかも、由香利さんは陣川君が父親になる事全然認めて無かったし…。
まあ、暴走あっての陣川君ではありますが…。


・今回ほど『花の里』復活を喜んだ事はありません(笑)

あの右京さんにまたクダを巻くシーンを見られるとは…。嬉しすぎる。
それにしても陣川君は子供に名前まで付けてたんですね。しかも自分の名前から一字を取ってるところから本気度合いがうかがえます。
幸子さんの「子持ちシシャモ攻撃」もなかなか素敵でした。


・そういえば陣川君は神戸君の名前を本気で「そん」だと思ってませんか?


・今回は陣川君がちょっと大人しめだった…と、思ってたんですが、実はちゃんとお約束はほとんど消化してるんですよね。

ちなみに私の考えているお約束は以下の通り。


その1、指名手配書を事細かにチェック(そして、関係ない人に職質)
その2、特命係を名乗りたがる
その3、右京さんは尊敬してるので比較的柔順だけど薫には自分の方が階級が上とやたら主張
その4、兎に角暴走ぎみ
その5、女性に惚れる→振られる
その6、花の里で右京さん及び尊にクダを巻く…


実はその1以外はやってます(手配書そのものは出てくるけど。しかも手作りだったという新事実付き)。


それでも物足りなさを感じてしまうのは、特命係との絡みが少し少なかったからだと思います。
途中でいなくなっちゃったのは痛かったな…。



・来週は、神戸君の同期が絡む事件。
その同期を演じるのは合田雅吏さん。そう、陣川演じる原田龍二さんと共に水戸黄門に出演されていたあの俳優さんです。

まさか別の回とはいえ、助さん格さんが2週にわたって登場するとは…。この並びは絶対わざとだと思う(笑)

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相棒season10 第16話「宣誓」

神戸尊、『相棒』卒業へのカウントダウン!
少し遅くなってしまいましたが相棒シーズン10第16話「宣誓」の感想です。


・右京と尊は大河内監察官から有る事件について調べて欲しいと依頼される。
その事件とは、元警察官である国原が起こした傷害致死事件。

国原は立ち飲み屋で相席となったフリーライターの島内と口論の末もみ合いの喧嘩になり、遂には階段から突き飛ばして転落させ、死亡させてしまった。

国原の元勤め先である所轄署管内で起こった事件であり、元の同僚が国原を取り調べた場合、捜査に手心を加えられる可能性があった為、大河内は特命係に内々に調査を頼んだのだった。

早速、右京たちが調べると、島内が5年前に起こった同じ所轄署の「女性警察官殺害事件」について調べていた事が判明。その事件は国原が左遷され、その後退職するきっかけとなった事件だった。

国原は何故警察をやめたのか?そして、島内が事件を調べていた理由が判明した時、ある事実が浮上してくる。


・国原が取調室の中で呟き、右京が花の里で幸子に言っていた警察官の「宣誓」。

この宣誓書は、法律のなかで定められたものであり、多くの警察学校の入校式の際、読み上げられるそうです。
以下、その本文。


私は日本国憲法、法令、条例その他の諸法規を忠実に擁護し、
命令を遵守し、警察職務に優先してそれに従うべきことを要求する団体
又は組織に加入せず、何ものにもとらわれず、何ものをも恐れず、
何ものをも憎まず、良心のみに従って
公正に警察職務の遂行にあたることを厳粛に誓います。


以上、引用終わり。

警察官となるものは、あらゆる法律を順守するだけでなく、『何ものにもとらわれず、何ものをも恐れず、何ものをも憎まず、良心のみに従って公正に警察職務』を遂行する事を求められる。

しかし国原は自分の中にあった犯人に対する「憎しみ」を手放せず、ある「不正」を行ってしまい、その末にその人間を死に至らしめる結果となってしまいます。

しかも、ほどなくして死んだ男が実は無実であった事を知ってしまった。それに気づいてしまった国原は、「警察官」ではいられなくなってしまったのです。


・今回の話は、ある意味第1話に連なるストーリー。
国原もまた1話の神戸君と同じく「罪」を負った人間でした。

警察官は、大きな権限を与えられているだけにその「宣誓」は重い。

国原は5年前の事件の際に「不正」は行ったものの、自分の利益の為に不正に手を染めていた(しかも、国原に全ての責任を押し付けて保身に走った)安達課長のような不良警官などではなく、むしろ真面目であったために、自分のやった事に苦しみ続け、遂には自分の手で人の命を奪うという「罪」さえ犯してしまいました。
彼のやった事は、彼の証言一つで「傷害致死」にもなってしまう事件。
しかし、国原はあえて自分の中にあった島内に対する「殺意」を認めてしまいます。。
彼は、5年前の事件以降、もう誓いに背くような嘘をつきたくないと考えていたのです…。

警官になった時の「宣誓」を胸に、自らの「罪」に向き合った国原の姿は、同じく自分の偽証で無実の男を服役させ、ついには自殺させてしまった尊の胸に一つの「決意」をもたらしたようです。

果たしてそれは何なのでしょうか?


・この「決意」とは、もしかしたら責任を感じての辞職なのかもしれません。
確かに、尊の過去の「罪」は自分が警察官である、と自覚すればするほどに重く感じられるもののような気がします。

しかし、今まで尊が右京と共に辿ってきた道程を想うと、それで終わらせて欲しくない気がするのです。

ストレートに辞めてしまう事が。
あるいは罪を認めて何らかの罰を受ける事が、今現在の“特命係に来る前とは違う考え方が出来る”尊のけじめや贖罪になるとはどうしても思えない。

「警察官」であるという事の重みを知った今だからこそ、「警察」の中に残っていて欲しい。
そして、警察官として生きて「贖罪」を果たしてほしいのです。

もうすでに、最終話の撮影が終了し、このシーズンの結末はすでについているはずなのですが、それでも尊の「決意」が最終的に警察官としての道を歩んで欲しいと願わずには居られません。


・尊の決意について、右京さんは多分薫の時と同様、本人が何かしらの事を口にするまで何も言わないんだろうな…。

そのかわり大河内さんは大いに何か言いそうですが(笑)
今回も神戸君の事件に対する深入りを心配してたし、結局大河内さんにとって尊はどういった存在なんでしょうね…。改めて言うのもなんですが。

どうも大河内さんの性癖の事があるのでついそっちに気がいってしまいがちなんですが(おいおい)、そんなどストレートなもんじゃないような気もするし…。
弟のような存在?あるいは年下の友人?それとも組織内での唯一気の許せる味方?

この辺りも最終話あたりで説明して欲しいな~。


・今回は三池崇史監督が、ヤ○ザの幹部で登場するという「何で??」というサプライズもありましたが、ついつい神戸君の事ばかり考えさせられる回でした。

次週22日は、放送はお休み。

そして、29日はお待ちかね!!陣川君の登場です!!
あまりに出ないんで今シーズンは、あれだけ再登場が多かったのに出番なしかと思いましたよ…。

予告を見て「陣川君が父親??絶対あり得ない!!」(笑)と、失礼な突っ込みをいれつつ29日の放送を楽しみにしております…。

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相棒season10 第15話「アンテナ」

本日は『相棒シーズン10』第15話「アンテナ」の感想です。

……感想なんですが、、、、

やってしまった!!!!!!

「相棒」の録画予約が消えてた!!!(泣)


ついでに言うと先週も録れて無かった!!!!

もうほんとショックです。

去年レコーダーを買い換えて、以前持ってたものより使いやすいし高性能なので非常に便利に使っていたんですが、いかんせん使ってる私が適当な人間なのでたまにこういう事が起こります。

ある回では消してはいけないチャプターを消してしまったし… 

ほんと、嫌になります。とはいえ、やってしまった事をいつまでも嘆いていてもしょうがない。
むしろ、今日録画を確認した事で次週以降録り損なう事が無くなったという事で良しとしましょう!!

そんな訳で、相棒シーズン10第15話の感想です。


・シーズン10は何となく再登場シリーズが続いておりますが、今回のゲストは映画『鑑識米沢守の事件簿』から、米沢さんの“相棒”を務めた相原刑事の登場です。

現在も千束署の刑事である相原さん。しかし、映画で警察組織の不祥事を暴いてしまったが為に、署内では腫れ物に触るような扱いをうけているとか…。非常に気の毒な状態ではありますが、本人はあまり気に病んでなさそうなのが救い(そういう性格?)
そんな彼が、わざわざ米沢さんに会いに来るところから話が始まります。


・映画でも思いっきり米沢さんを振り回してくれた相原さんでしたが、今回も大暴走。
連続する通り魔事件の解決を焦るあまり、捜査本部を外された相原さんは米沢さんを頼り、偶然その場に居合わせた右京さんと共に捜査にまで乗り出す事になってしまったのです…。


・相原さんは、規則違反はするけど悪い人ではない。
早期の事件解決に焦ったのも決して手柄の為ではなく、あくまで被害の拡大を抑えたいため。

更に、右京さんが見つけ出した事件の目撃者である引きこもりの青年の事を本気で心配し、容疑者になった際には彼がそんな事出来るわけが無いと懸命に無実を主張する(根拠はびっくりするぐらい乏しかったけど)。
ある意味純粋な人。映画の時の元奥さんに対する行動や、今回の青年に対する行動を考えても深い「愛」を持つ人だと思う。

ただし、彼は他人を思いやるばかりに周囲に迷惑を掛けまくるという稀有な人物でもある。

びっくりするぐらい思い込みが激しく、猪突猛進であまり配慮という事もしないので、思いっきり人を怒らせたりする。しかも、自分は正しい事をしていると信じすぎているので、暴走を注意されても、逆に怒ったりするので実にやっかい。

米沢さんもとんでもない人物を右京さんに押しつけたもの。極めて良識的な神戸君は無茶苦茶な相原さんの言動に完敗。右京さんも珍しく少し怒ってたような…(勿論米沢さんは後々フォローを入れてましたが)。

その強引さは陣川警部補といい勝負。
もし二人が同時に登場したら多分収集はつかなくなる…。


・相原さんの被害はトリオ・ザ・捜一にも…!!
嫌な二択を突きつけられたり、大の大人が5人も車ですし詰めになったり…。ほんとご苦労様でした(特に伊丹)


・今回の右京さんは事件自体の解決もさることながら、「アンテナ」という言葉を出して頑なに心を閉ざす青年を諭した部分が印象に残りました。
あくまで冷静に、青年に語りかけ続けた右京さんの優しさ…。正にカウンセラーのようでした。


・心の中の「アンテナ」の感度が強すぎたばかりに周囲の人の言葉から必要以上のものを汲みとって傷ついていた引きこもりの青年。
また、逆に「アンテナ」の感度が悪かったために、夫婦の間にあったはずの思いやりを受け取れなくて、果てには
心が追い詰められ罪に手を染めてしまった妻。
非常に対照的な二人でした。


・今回の引きこもり青年とその家族と、すれ違う夫婦の造形は何だか妙にリアルに感じられました。
妻の行動は極端なようにも見えるけど、それだけ追い詰められてたということ(夫に殺意も抱いてたぐらいだし)。人間追い詰められたとき、現実でもそこで罪を犯すか犯さないかは紙一重な様な気がしました。


・今回は非常に面白かった!!
相原刑事にはちょっとイラッとさせられましたが(笑)、なんとなく青年の未来に希望を感じられるラストシーンが心に残りました。

また、相原というとんでもないキャラクターを前にしたレギュラーキャラクターの行動も中々見ものでした(笑)
こういう人物に会った時は良識的な神戸君は結構貧乏くじひいてしまいますね(^^;


・領収書名「警視庁刑事部臨時付特命係組織犯罪対策部組織犯罪対策第五課内都合」…。
もしこれ書いてくださいと言われたら、私の顔は確実にひきつる。

それにしても刑事部付なのに、組織犯罪対策課内に部屋があるってのが特命係の警視庁内の孤島っぽさを際立ててるなー。


・今シーズンで卒業が決まっている神戸尊。
予告を見ると次回は、その事に関係するストーリーになりそうです。

次回の一体何が神戸君に自らの去就を決めさせるのでしょうか…












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