desert season

KUROの(全く方向性の定まっていない)趣味のあれこれ。

相棒season8 最終回「神の憂鬱」 

・ついに今シーズンの相棒も最終回を迎えてしまいました。

言いたい事がたくさんあって思考がぐるぐるとして何だか全然まとまらないんですが、あんまり放っておくと最終回だけ感想無し!!という不本意な事態になりそうなので考えたことをとりとめなく書き留めておこうと思います。


・今一番言いたい事は、この半年間欠かさず視聴してきてよかったという事。

実はseason8の放送が正式に予告された当初、正直に言うと新シーズンは期待4割、不安6割といった具合で、楽しみよりも不安な気持ちのほうが勝っていました(もちろん楽しみでなかったわけではありませんが)

自分の中で右京か薫、どちらかがいなくなった時『相棒』は終わるという思いがあって、今回の新しい刑事が登場して『相棒』が続いていくというのは、ちょっと無理やりだなぁという感じを持っていたのです。

それでも『相棒』という番組が好きな事には変わりありませんし、何より水谷さんが好きなので、何だかんだいっても番組は毎週見るだろう。でも今までみたいにブログに毎回感想を書くことは途中でやめてしまうんじゃないかな~、と番組放送前は漠然と思っていました。

しかし結果はご覧の通り。

結局は毎週欠かさず感想を書き続けていました。
最初でこそ理由のない義務感に駆られて見てたような部分もありましたが、いつの間にか以前からの『相棒』を観ているのと同じように毎週の放送が楽しみになっていました。

やっぱ、『相棒』面白い!!


・今シーズンの『相棒』を一言で言うなら「仕切り直し」…なーんて言うと悪く取られちゃいそうですが、言い直すと、正反対の存在だった右京と薫が時間を経て“相棒”と呼ぶにふさわしい関係になっていったその過程を、神戸尊にもう一度辿らせるシーズンだったような気がします。

各話の端々に反発している二人がお互いを理解できるようなエピソードがさりげなく混じってたのが印象的。

ただ、今シーズンで二人が一足飛びに“相棒”になったかというと、それはまだちょっと言えない…。
むしろ、先日放送された最終回のエピソードを経てようやくスタートラインに立ったという雰囲気です。


・最終回「神の憂鬱」は、仕切り直しの集大成としていかにも『相棒』らしいストーリー。

ある商社で起こった転落死事件と謎のオービスの誤作動、そして転落した商社社員が最後に接触したと思われる警備会社社員の殺人事件が発端となり、神戸が特命係配属前に担当していたある画期的な犯罪捜査システムの存在がすべての事件のかかわっていることが発覚。

警察上層部は保身からシステムが表ざたになる事を恐れ、事件そのものの早期終結を図りますが、二人の命が失われていることを重んじた右京は、尊と共に命令に逆らって事件を解決。真犯人も逮捕してしまう。

しかし、ここでめでたしめでたしと終わらないのがこのドラマ。

知力・行動力恵まれ、強い信念を持つ右京が権力の厚い壁に阻まれてしまう姿が描かれ、都合の悪い事実を隠蔽してしまったが為にかえって事態が悪化してしまうという皮肉が描かれる。

『相棒』ではもう何度も繰り返されているモチーフですが、これがあるからこそ『相棒』だと思う。


・今回尊が特命に配属された本当の理由が明らかになったんですがこれがすごい。

一つは危険な要素も含んでいる捜査システムの早期運用に慎重だった尊をプロジェクト自体から遠ざけるため。

もう一つは組織に逆らう傾向があるものの、あらゆる難事件を解決してきた杉下右京とノンキャリアながら優秀な尊が、システム完成後に構想されている新捜査組織の運用・実務担当者の任に耐えうるかどうかをテストするため。

…うーん。2時間サスペンス発祥のドラマとは思えない展開(^^;
あと、警察上層部があれだけ邪魔にしてた右京を使うつもりになったというのが何だか信じられない(笑)

でも、結局システムは盗まれてしまい、どこかの国でその技術が表に出てきたとしても作ってた事自体隠蔽したから権利も主張できないし、今の日本で莫大なお金がかかるシステムを導入するかはかなり微妙…。

結局夢の新組織は夢と消えてしまったっぽい。


・そんなわけでノンキャリアながら出世し、長いものに巻かれることも仕方ないことと考えていた節がある尊は、右京と出会い、現場で信念を持って仕事をする警察官たちに触れ、更に今回の事件を経て考え方を変えたようです。

もう一度警察庁に残る道もあったのに、自分も“警察官らしい事をしたくなった”とその辞令を蹴る決意を固めました。もとの仕事に未練が無いわけじゃないので大河内さんと共にお酒を飲みまくってましたが(笑)

翌朝二日酔いで登庁した時、右京は改めて尊に「ようこそ特命係へ」と、迎えます。
なんという記念すべき瞬間(ただし、課長のオチつき)。

これでようやく尊は本当の意味で「特命係」の一員に。しかし、いわばこれからが本番。
来シーズンでは本当の意味で「相棒」になれるのでしょうか…。


・尊の決意の裏には右京の存在の他に、周囲にいる一課や米沢さんや、角田課長たち組織犯罪対策5課の警官たちの影響も感じられるというのがいい!!

特に今回伊丹はすごく頑張ってます。亀山薫が乗り移ったかのような熱血ぶり。
伊達警視の取り調べを邪魔しようとした彼女の上司を無理やり追い出した伊丹に感動してしまいました。
惚れます!早くいいお嫁さんが見つかると良いですね(笑)

・あと今シーズン大河内監察官の存在がかなりクローズアップされてましたね。

近年はスペシャルのたんびに割りを食う事が多かった大河内さんですが、改めて信念を持って仕事をしている姿が察せられてとてもかっこよかったです。

更に、尊の元上司(?)という関係で、かつて尊が警察庁への出向組候補に入った時反対した過去もあったとか。
おまけに辞令を蹴ったことで警察内で生きにくくなってしまった尊の事を頼むとわざわざ右京に頭を下げに来ました。

二人の間に何があったのか??


・尊にはまだ謎が隠されています。
大河内さんとの会話の中ででてきた10年前の出来事。これに関しては今回は明らかになりませんでした。
この辺りは次のシーズンで明らかになっていくのでしょうか?

まだ8が終わったばかりですが、すでに必ずあるであろう「9」のスタートがこれから楽しみになっています。
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[ 2010/03/13 21:17 ] 相棒season8 | TB(0) | CM(0)

相棒season8 第18話「右京、風邪をひく」 

本日は第18話「右京、風邪をひく」


・筍掘りが行われている山中で男性の死体発見。早速捜査一課が捜査に乗り出した。
右京が風邪をひいていた為、捜査の邪魔をされずに済むと伊丹たちは嬉々として聞き込みに。結果、被害者が住んでいたマンションの同階に住むジュンを怪しいと睨む。
再びジュンの元を訪れた伊丹たちはベランダに佇むジュンを発見。ジュンはあっさりと自供し、共犯の倉戸も逮捕。事件はあっという間に解決した。
スピード解決に鼻高々だった伊丹だが、右京と尊は微笑みあう。二人の微笑みの意味は?
そして事件の裏にあった「縁」とは?


・あの右京さんが風邪??と、なんだか笑っちゃうタイトルですが、内容はかなり凝ったもの。笑いあり、感心あり、そして少しほろりとさせられるストーリーでした。


・一見、共犯の女が警察の捜査を恐れ自供。あっさり解決に結びついた事件かと思いきや、解決の3日前の右京がかつて世話になった管理人さんから舞い込んだ結婚詐欺(?)事件。そして、5日前、角田課長から私的に依頼されたペンダントの盗難事件が結びつく。

時間が巻きもどるごとに細かい伏線が次々と回収されていき、主軸である天涯孤独だった老人の殺害事件の謎も解決されていく。


・キーワードは「縁」。

まさに「縁」があったため解決された事件であり、たとえ死体隠蔽の罪に問われても、カッとなって乱暴を振るい、二股をかけるような男との「縁」を斬りたくなかった悲しい女の姿が描かれる。

そして、頑なだったジュンを改心させたのも右京の語ったどんな孤独な人間にも何気ないところで繋がっている「縁」の話でした。

テーマといい、展開といい文句無しの一話。
こういうストーリーがあるから『相棒』を観るのは止められません!!


・次回とうとう最終回。

尊が何故特命係に派遣されたのか、本当の理由が明らかに!!
尊はどうなってしまうのか?そして、右京と特命係は??

二人は真の意味で“相棒”になるのかどうか。

ついに今シーズンも最後ということで寂しくもありますが、非常に楽しみでもあります。




[ 2010/03/04 22:15 ] 相棒season8 | TB(0) | CM(0)

相棒season8 第17話「怪しい隣人」 

・9年前に起こった現金輸送車襲撃事件の際押収されたハンカチを返却するため、右京は当時現金輸送車の警備にあたっていた名和田の家を訪れる。
ハンカチを返却し、帰ろうとした右京は偶然隣家の窓ガラスが割れているのを目撃。
家の住人に注意を促すが、何とも怪しい様子。
右京は尊と連絡を取りながら隣家の様子をうかがう事にする。


・まさに“杉下右京の正義が暴走する”回!!(笑)
偶然なのか故意なのか、暴走云々の官房長のセリフがある小説版「相棒season6下巻」の視聴者
プレゼントがあるのが何ともタイムリー♪

ともかく、最初から最後まで久々のお笑い回になっています。


・たまたま割れた窓ガラスを目撃した事をきっかけに、右京さんの私的捜査スイッチがオン!!

そのために泥棒3人組は緊張を強いられた上にえらい目にあうわ、神戸君はあちこちに振り回されるは、
右京さんさえ来なければ現金を手に入れて逃げれていた強奪犯は捕まるは、捜一が現場に訪れた時には
もうすべて終わってるは(取り調べはあるけど)本当にえらいことに…。

右京さんが一人で動き出すとロクな事がありません。

ただ、右京さんが割れた窓ガラスを目撃した事で9年前の事件は解決、3人組も生き埋めを免れ、現金は奪ったものの
9年の間犯した罪の恐ろしさに慄いていた男はある意味救われたのですが…。

あのお間抜けな泥棒3人組には罪を償って是非とも頑張って穴掘りに勤しんでほしいものです。
絶対悪いこと向いてないって。


・今回はしょっぱなから一人取り残される尊。

置いてくことはないんじゃないかと文句を言うと、勝手に電話を切られ、かと思うと調べものを頼まれる。
右京が望んでいる以上のものと思われる情報を届けて自分の有能さに悦に入ってると、足りない部分を指摘され、
へこまされる。
おまけに褒めてもらえると思ってたのにこっそり言ったはずの悪口はきっちり上司の耳に届いているなんて…。

なんか今回の尊は活躍してた割にはさんざんな目にあってしまいました。


・右京さんのまねをする角田課長。何故コーヒーをその高さでそそぐ。何故右京さんの席に座ろうとする(笑)


・次週タイトルは「右京、風邪をひく」。

なーんかサザエさんみたいなタイトル…。しかし、杉下右京が風邪をひくとは…。なんかそれだけで笑えるんですが。
来週もユーモア回なのか。それともそう見せかけたまじめな内容なのか。

全然予想ができません!!





[ 2010/02/25 20:17 ] 相棒season8 | TB(0) | CM(0)

相棒season8 第16話「隠されていた顔」 

・所用で大学に出かけていた右京と尊の目の前で物置小屋が爆発。
中から心理学科准教授の曽田の遺体が見つかる。どうやらLPガスが充満した小屋内でタバコを吸おうとし、ライターの火が引火したらしい。
一見不幸な事故。しかし、心理学科の曽田が何故農学部の物置小屋にいたのか疑問に感じた右京は捜査に乗り出す。
聞き込みの結果、曽田は同僚の准教授・槙子と次期教授の座を争っていた事が判明。更に小屋内のガスボンベの栓が弛められていた疑いがあることがわかった。
曽田と教授の座を争う槙子の仕業と考えられたが、曽田の遺品であるカメラにはとんでもないものが映っていた…


・今回のタイトルは「隠されていた顔」。

隠されていたのはサブリミナル効果を狙って仕込まれた“顔”であり、犯人が誰にも知られたくなかったもう一つの“顔”でもあります。
心理学に精通した人間が実行犯を巧みに誘導し、犯行を遂げるのですが、犯人が陥った思わぬ心理的陥穽に気づいた右京さんによって犯行を見抜かれます。

久々に右京さんの激昂が炸裂!しかし、思ったほど不愉快になる犯人ではありませんでした。最後に自分のやったことの卑劣さに気づき、後悔したのが救いか…。実行犯があまりにも哀れですが。


・今回はトリオ・ザ・捜一が現場に向かうと、すでに右京さんと尊が「犯人」を捕まえているという珍しい展開。
特命係がいない特命部屋に捜一が現れ、角田課長と話をするという珍しいシーンもありました

あと、取調室に特命の二人が現れてどんなに静止しても必ず5分以上話をしていく(笑)というのはもうお約束ですね~。

前回のでイタミンが神戸にちょっと遠慮するようになるんじゃないかと思ったんですが、そんなこと全然なかったです。さすが伊丹(笑)


・今回は右京さんの神戸くんに対する理解がちょっとだけ深まっていると感じられるシーンが。

ひとつは、神戸が一夜漬けで勉強してきたと見抜くところ。
負けず嫌いの神戸君ならきっとそうだと思ってました(右京さん風)

あと、最後の不意に昼ごはんを食べに行きましょうというシーン。

一見隙が無いように見える神戸君ですが結構不意打ちには弱いらしく、今回も不意に聞かれてしまったので思わず食べたいものに「ナポリタン」と正直に答えてしまう…。
意外に子供っぽい食べ物がお好みらしい。可愛い奴(笑)

このあたりのやり取りなんかは見てると、右京さんは絶対に面白がって神戸君の不意を付いてるよな~。

最初、自分の神経を逆なでするような行為をしてくる(本人にそのつもりは無いが)神戸君にやたら刺々しかった右京さんですが、だんだん神戸君の人となりがわかってきてあたりが柔らかくなってきました。
面白がる余裕もあるっていうか。

まあ、それでもやっぱりこれからも神戸君を無視するような行動も取るんでしょうけど…。
いや、まだまだこれからもトゲトゲしてて欲しい!!


・あと、尊は絶対成人前にタバコを吸ってましたね!!さらっと嘘をつけるくせにやっぱり不意に本当がにじみ出る。
したたかなんだか、正直なんだか。


・思えば最終話まで(昨年と同じならば)あと3話。そろそろお互いの癖もわかって“相棒”っぽくなってもおかしくない頃ではあるんですよね。

シーズン始まった頃は、いい感じだけど見慣れないなぁなんて思ってましたが今はめっちゃ尊を気に入ってます。
なんか薫ちゃんとは違った可愛らしさがあるんですよね…。

次回「怪しい隣人」は、別々の場所にいる二人が連携して事件を捜査する話っぽい?
これはちょっと楽しみです。









[ 2010/02/18 22:43 ] 相棒season8 | TB(0) | CM(0)

相棒season8 第15話「狙われた刑事」 

ここにきてまさかの伊丹回!!
相棒シーズン8第15話「狙われた刑事」の感想です。

・捜査一課の伊丹刑事が昼食を取っていたラーメン店で、隣に座っていた客が突如もがき苦しみだした。
食中毒かと思われたが、ラーメン店のにんにくから亜ヒ酸が検出。
その後、伊丹の飲み物から同じ毒物が検出され、狙われていたのは伊丹であった事が判明する。
命を狙われている伊丹は捜査からはずされ、特命係が警護に。やがて伊丹は10年前担当した事件のことを思い出す。
その当時の強引な取調べで恨みをかった可能性があった。
右京と尊の警護を振り切り捜査に飛び出した伊丹が目の当たりにしたのは、ある悲しい真実だった。


・まさに伊丹のための回。
思わぬところから伊丹の苦い過去が蘇ってしまいます。

いつに無く落ち込み気味の伊丹。昔ならこういう場面でぶっきらぼうに励ますのは亀山君でしたが、今回はなんと、神戸君がその役割を担います!!

…ただし、その話に嘘が混じってるんですが(^^;なんかそういうところが神戸君ですね。
その過去の失敗話を信じ込んでるイタミンがちょっと可哀想ですよ(笑)

今回は右京さんもいつに無く優しかったような…。
伊丹の過去の取り調べ方法にはあまり突っ込まず、ただ真実を追究していくことを勧めていたのが印象的でした。
被疑者に対する取調室での言葉もいいですね。右京が伊丹をどういう刑事としてみているか、その片鱗が見えたような気がします。

・終始特命係と行動を共にする伊丹刑事はかなり新鮮!!
右京は伊丹のことを「伊丹さん」と呼びかけるとかちょっとした発見もありました。(…って言ってましたよね。違ってたらごめんなさい)

神戸の(偽)過去に共感したイタミンはこれから神戸君へのちょっと接し方が変わってくるのかなぁと、思いつつ来週はやっぱりいつものイタミンなんでしょうね~。
いや、彼にはこれからも特命係に嫌な顔をして欲しい!!(笑)


・今回辛い思いをしたのは伊丹と事件の加害者でしたが、とばっちりを受けたのは大木と小松。
このシーン絶対いらんやん!!と、ツッコミを入れつつ、でもあの二人が喋ってるのがなんとなく嬉しい私なのでした…。





[ 2010/02/10 22:39 ] 相棒season8 | TB(0) | CM(0)
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Author:KURO
漫画家・内藤泰弘さんファンのKUROがお送りする趣味に関することを色々書いているブログです。不定期更新。

主に「ジャンプSQ.」「ジャンプSQ.クラウン」掲載の『血界戦線』の感想で構成されています。

『血界戦線』は次回掲載までに更新が目標です。

※現在更新停滞ぎみです…。アニメ『血界戦線』第2期までには調子を戻したい…

コメント、ブログ拍手ありがとうございます。
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